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Mz² vol.11 『堕天 / Creepy Nuts』

ども、今日に満足できないほう担当のねこむらだよ。
vol.11ということだそうで。今夜紹介するのはこの楽曲です。

『堕天 / Creepy Nuts』

「よふかしのうた」アニメ化おめでとー!というわけで同作のオープニングテーマをピックアップ。MCバトルで何度も日本一位に輝いたラッパーと、世界最大のDJバトル大会優勝経験者が組んだ最強のヒップホップユニット、Creepy Nuts。その二人が親交のあったオードリーのラジオイベントにテーマソングとして書き下ろした『よふかしのうた』という楽曲をインスパイア元に、というかタイトルだけお借りする形で週刊少年サンデーにて2019年より連載を開始したのが、「だがしかし」で知られるコトヤマ先生の「よふかしのうた」なんですね。原曲では“鬼の居ぬ間に”と繰り返し歌われておりますが、これめちゃくちゃ吸血鬼出てくるのは大丈夫なんでしょうか。

で、それがアニメ化するってもんだからまさか使用許可出してくれたりな~とか言ってたら普通に新規で書き下ろされました。そしてエンディングには『よふかしのうた』が使われるという至れり尽くせりな展開に。でもこれ、あくまで原作者が大ファンってだけであって、そもそもが作品の雰囲気に合っているのか?と言われたら、おれとしては……まあ……どうだろ……最近はかなりそれっぽくもなってきたかな?アニメ化されてるあたりの範囲だとちょっと違うかも?あんまり明るすぎないほうがらしいかな……って感じ。前にChilldspotの話をしているときに少し触れた、ヨルシカの『逃亡』という楽曲が原作漫画とのコラボMVに使われたこともあって、こっちはちょうど連載時の静かな夜の雰囲気にドンピシャでよかったですね。なぜか今は限定公開になっちゃってるんですけど。探したら観れるとは思うのでぜひ。

あと音楽関連でもう一つ言うと、作者のTwitterにてヒロインのナズナちゃんが泰葉の『フライディ・チャイナタウン』を歌っている落書きが公開されていて、のちに発表された担当声優である雨宮天さんも少し前に出したカバーアルバムで同曲を歌っていたことから、実はこれ匂わせだったんじゃないかってこの世界で俺だけが睨んでいるらしいです。偶然に決まってんだろ。

この楽曲自体はCreepy Nuts個人の作品としても、そして「よふかしのうた」のイメージソングとしても非常に完成度が高く、歌詞がはちゃめちゃにすきですね。これちゃんと最近の、つまりアニメにはぜんぜん掠ってない範囲での本編としっかりリンクしているんですよね……“いつの間に傷が埋まってく”ことに気付くのは10巻超えてからの話なんよ……既刊14冊なんでみなさんも読んでくださいね!おら!読め!アニメも観ろ!

ってな感じで、またこんど!

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