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Mz² vol.9 『とりま Get on the floor / Fling Posse』

ども、ドーナツを見るほう担当のねこむらだよ。
vol.9ということだそうで。今夜紹介するのはこの楽曲です。

『とりま Get on the floor / Fling Posse』

ここらで一発ヒプノシスマイクから一曲失礼します……まあ去年(note未掲載)と同じくポッセの曲なんですけどこれがマジで良すぎる!!!!!!

作詞は毎度お世話になっております、会社員ヒップホップバンドAFRO PARKERのMC弥之助。そして作編曲がねこむらだいすきtofubeats。もうこの時点で最強すぎ。サウンド面だけでも百億点。そして前年はあんまり深掘りするのもなあと思って自重してたんですけど、今回はもう誰にも伝わらないとしても書き綴るぜ!!より広い範囲に向けて書いてるのに!?

まず前提として、彼らは武力の代わりにマイクを握るヒプマイ世界でシブヤの街の代表としてラップバトルに興じている妙な輩の三人組なんですけど、実はそれぞれが過去に重大な秘密を抱えている連中なんですね。そんな三人が秘密を隠しながらも“刹那の友”を名乗り、各々の目的のために手を取り合ったチームこそが、Fling Posse。ライバルとなるディビジョン(チーム)の“血を分けた兄弟”や“血が繋がらずとも家族”なんかに比べると、少しドライな関係性だったのが窺えますね。そんな彼らも数々の苦悩を潜り抜け、時には友として背中を押し、腕を引かれ、過去に向き合い、絆を深めながらもやっとの思いで手にしたチケットを携えて、遂には第二回チャンピオンの座を手に。そんな三人が、作品全体を通して重要な一つの節目となるアルバムの中でリリースしたのがこの楽曲です。もうね、清々しさがすごい。去年(note未掲載)ピックアップした『Black Journey』は対戦相手であるヨコハマの強敵ライバル風に言うならば“デカいシノギ”を前に、各々の黒い過去も抱きしめ、ただ俺たちの知っている今の三人で、今の道をまっすぐに進んでいこうっていうアツい決意表明の歌なんですけど、そこから一歩進んで見えてきた景色がこれって……もう……良すぎ……シブヤの女になります……(もうなってる!)

“叶わなくても、光差すYellow”とかいう歌詞、マジで良い。まだ三人の本懐は果たされてはいないけれども、希望の光は差し込んでるんだよな……あっ、補足しておくと黄色は彼らのチームカラーです。そして二番の入りがもうね、最高すぎる。これは三人がそれぞれほかのメンバーの初期ソロ曲のワンフレーズを勝手にサンプリングしてるんですね。で、それにされた側が反応してるっていう。こんなんズルいですやん……流石に良すぎる……チーム仲も良すぎる……何が刹那の友だよ……それに続く“糸を千切るマリオネット”“倒れぬよう抱き止める”というリリックも、ここはもう逆に深くは触れないんですけど、まあ、そのまんまの意味ですよね。自由を得た彼にはもう心の通じ合う、頼れる仲間たちがすぐ傍にいるし、この三人ならまだまだ未来へと歩んでいけるんだ……未知、未踏、もっと先へ……

そんな最高の楽曲だったわけなんですけど、なんとこの企画中に公式MVがアップされるという予想外の展開が。急いで事前に組んでたプレイリストを差し替えました。ちゃんとフルだこれ!!マジでうれしいねぇ!!

ポッセの曲はほんとにどれも最高に大好きなので、みんなも曲だけでも……ヒプノシスマイクというコンテンツに触れてみてくんねえかな……といった気持ち。コンポーザー目当てで入るというのも全然アリですから。大丈夫、こわくないよ。いやまあファン層がちょっとこわいときもあるけれど、おれみたいに浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでる分にはたぶん平気だから。彼らが頂点獲った時の記念楽曲は、あの日本語ラップの王者KREVAが書き下ろしてて、そっちもありえん良いぞ!!聴け!!なんならアニメ観ろ!!なんか往年のホビーアニメみたいな質感でおもろいぞ!!遊戯王5D'sみたいだぞ!!

ってな感じで、またこんど!


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