元だんなとの関係はモラ?

元だんなは少し年上。
基本フリーランスで稼いでおり、絶好調なときは3桁万円の収入がある人でした。義実家は質素に暮らしていたから、その反動でお金の使い方は決してきれいではなかった。でも、そんなお金をたくさん持っていて、友人たちに気前よく振舞う元だんなは若い私にはキラキラ見えた。

いつもお金は出してくれるし、私の友人に会うときも全部おごってくれるから何となくいい気分。
説教くさいところはあるけど、そのときは恋心があったから気にならなかったし、一緒にいて気分よかったから全然気づかなかった。

今考えれば、モラの傾向はあった。
決して暴力を振るったりはしなかったけど、絶対に勝てない土俵に無理に私を連れて上がるタイプの人だった。
共通の知り合いから「あいつと一緒になるなら、絶対に同じ土俵にはあがるな。勝てるわけがない。お前はお前の土俵で戦え」といわれてた。
言葉がうまい、論理的に詰める。
それがうまい人はマインドコントロールがうまい。
それを実感したのは、結婚してからだった。

自分が認められないことは、理詰めで「私が間違っていた」と認めさせられていた。
私は兄弟間で仲がよく、兄などにもよく背中をマッサージしてもらったり、逆に兄の背中にまたがってマッサージしてあげたりしていたが、例え兄弟間であっても異性なのに気持ち悪い、と咎められた。

自分は女の兄弟に簡単に触れたりしない、それが普通だと。自分が普通だと。

お前は間違っている、お前の家族はおかしいよ、そうだろ?と。
私がそうだね、と認めるまで、一晩でも二晩でも話が続く。
終わらないと仕事に行く前に「帰ってきたら続きやるから」と捨て台詞を吐いて出て行く。
今でこそ、モラハラ、モラ夫なんて言葉が世の中蔓延しているけれど、当時はそんなことなかったから、私はそれは普通なんだと思っていた。
おかしいよね。多分、元だんなは支配できる人をみつけて無意識に楽しかったんだろうな、と思う。

支離滅裂な記事だけど。思い出しベースで行っちゃう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?