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「#方言note」企画をふりかえって(+おわびのオマケ)

「君も方言でnoteを書いてみないか?」

この軽い呼びかけで始まったお題企画「方言note」。結果的に、世界中から127本もの作品をお寄せいただきました。
みなさん、あらためまして、一緒に遊んでくれてめっちゃおおきにやで!

15回に分けてお送りした、参加記事の紹介まとめが、つい先日終わりました。今日は、方言noteの企画全体を振り返った感想文を書いてみます。

まず企画を思い立ったきっかけから。
Twitterで方言の話題が盛り上がったんですよね。世界的に有名なアーティスト藤井風さんが岡山出身で、彼の代表曲「何なんw」に出てくる歌詞が岡山弁だという話に花が咲きました。

「これって岡山弁なんだ」「その言葉は博多弁ではこう言う」「高知弁だとこんな感じ」「富山はね」といった感じのやりとりが続き、方言っておもしろい、聞き慣れない言葉がかわいいと思った。それにみんな方言の話が好きそうだ。だったらハッシュタグつけて一堂に集めたら、書いても読んでも楽しいんじゃない?そんなノリでスタートした企画でした。

まさかここまで盛り上がるなんて。まったく想像もしていませんでした。募集を締めきったときの私の気持ちはまさにこれ。

気がつけばそこに金字塔!

g_AY金字塔

私の予想をはるかに超え、あまりにもでっかく育っていた。その姿をただ呆然と見上げました。マジでみんな、方言好きすぎる!

その好きな気持ちがたくさんのnoteから伝わってきました。待ってましたとばかり、嬉々として故郷自慢をする人。方言の用例をこまかく説明してくれる人。ふだん書いている記事とは違う雰囲気を自らおもしろがっている人。方言の文字変換に苦労しつつも、楽しかったと言ってくれた人。
本文に引き続き、コメント欄でも方言話が尽きなくて。

愛を語る記事にあふれる一方で、自らのルーツと向き合う、真摯な内容のものもありました。
方言はその人が生まれ育った土地や暮らしと密接に関わっているんですよね。だから、親の都合で引っ越しが多かったとか、家庭内では標準語で話すのがルールだったとかいう理由で、決まった土地の方言を持たない人がいる。あるいは円滑なコミュニケーションをとるためなどの理由で、上京を機に方言を封印した人も少なからずいました。
方言と聞いて複雑な気持ちになる人が、それでも向き合い、文章に綴り、タグをつけて投稿してくださったことに感謝します。

企画にはコラムやエッセイだけでなく、小説、マンガ、音声など、さまざまなジャンルの記事でご参加いただきました。中にはエッセイとして書いたものの、発音がうまく伝わらないからと声を録音してくれた人もいたりして。その故郷愛の深さには感動しました。
あと私、声フェチなので、音声noteは俺得でした。イヤフォン新調した。

せっかくなので、参加してくださった方のお名前を、地域別に記載しました。記事の中に一瞬でも出てきた地名はすかさず拾ったつもりです。県名の特定がむずかしい場合は、「〇〇地方」や「日本のとある地域」欄で取り上げました。

集計奈良なし

敬称略、文字が小さくてすみません。ゆかりのある地方にいる方を探すなど、交流のきっかけにしていただけたら幸いです。(もしお名前に漏れがあったら、ぜひおしえてくださいね)

それにしても大阪、幅取りすぎやろ。4行。

いやあ、楽しかったなあ、方言note。長らくおつきあいいただき、本当にありがとうございました!名残はつきませんがそろそろここらへんでお開きに


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・・・・・。

うそやん。


・・・奈良・・・なかった・・・!!!


わー、わー、どないしょ!あかんやん!あんだけみんなでコンプ達成お祝いしたのに、奈良だけないってどういうこと!

方言白地図


方言白地図3


方言白地図4


コンプが消えていく・・・・・。


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個人的には悪魔くんの考えに100%乗っかりたいところだけど、え?天使くんの心当たりってなに?


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・・・いた!奈良の人!

ベニヤ板の工作でお忙しいところ、天使くんと二人で頼みこみ、なんとか仲さんを引っ張り出すことに成功しました!

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いや、バーン!じゃない。

みなさん、本当に申し訳ありません。平身低頭、謹んでおわびします。

AYごめんなさい


あらためて、ご参加いただいたみなさんです。

集計奈良あり

ふう。47都道府県、すべてそろいましたね。
奈良だけ、あと出しジャンケンです。ずっこい(ずるい)。こすい(卑怯)。


その分ね、がんばったから。仲さんと二人でがんばって作ったから!


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・・・ラジオの収録しました。Zoomで。

さっき聴き直したら、私のパートひどい。棒読み。しゃべりのベテラン仲さんも、私が相手だとリズムが取りにくかったみたいで、なぞの沈黙が何箇所かあります。それに加えて、音声自体が盛大に途切れる場面もあり、はっきり言って聴きづらい。私だったら冒頭10秒で停止、イヤフォンを外し、洗って干して清めます。

でも、仲さんの奈良弁は超おすすめだから!ラジオやろうって私から呼びかけたのも、仲さんのまったりゆるい奈良弁をみなさんに聴いてほしかったから。
仲さんには今度、感謝をこめて岡山名物きびだんごを送ります。

あとですね、5分で終わるつもりだったのに、10分しゃべってる。すいません。いろいろ見逃していただければ幸いです。

「方言note」に参加してくださったみなさん、一緒に盛り立ててくれたみなさん、本当にありがとうございました!心よりお礼申し上げます。
また一緒に遊びましょうね。

これで本当に終わります。
ごっつ好きやで、方言note。


最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。