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【島日記:9】島のいま。

テレビやネットはコロナウイルスのニュースばかり。
島はいつもどおりの顔をしてるように見えますが...

島唯一のカフェの営業も、テラスのみとなり。
イベントは軒並み中止に。

桜の季節には公園で花見するから、
そこでいろいろとご挨拶できるかなぁ
なんて思っていたのだけど、
それもできぬまま、4月。

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庭の桃がぽこぽこと咲いておりました。
春はしっかりきているのだなあ。

島は普段でも、そうそう人が密集する場所がないので
仕事しに事務所にいる分には問題なく...
(船をおりたら誰にも会わずに事務所へ・・・が日課)
むしろ島に来ると花粉症が軽減するので(わたしは)
ほっとするのです。

が。

頭の中は、ぐるぐると。

去年の今頃は、6月に開催する
ごごしま音楽プールの準備でバタバタしていたのだけど
今年は4月末まで見通し立たず。
数日で状況がガラッと変わるから
すすめようとしていたこともストップ。
なんとも、どうしたものか。
毎日のようにスタッフと話し合いが続いております。

このところ、ごごしま行きのフェリーでは
県外ナンバーの車を見る事もあり。
ご親族なのか、観光なのか。
遠いところから来る人がいると、
ちょっとドキッとしてしまうのも正直なところです。

未知のウイルスは、身体だけじゃなくて
人の心も暗くしてしまうのだと実感中。

(わたしの自宅は興居島のお向かい、
フェリー乗り場から数分の場所にあるので
どっちかというとまだ近いのですが
島の人にとってみたら、おんなじなんだろなぁ。)

大事な人のお別れも、簡略化され
悲しみに浸ることもいつものようにできない。
つい数ヶ月前には考えられなかったことですね。
はやく平和になりますように。

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雨が降っていると、
なんとなく洗い流してくれそうな気がして
ちょっとホッとするな。

と思ったら事務所の鍵を忘れてきてることに気づき
途方に暮れるなど...

次の船まで、1時間・・・


がーん。





いただいたサポートで、ちょっと変な経験しにいってきます。