「家族が重い」は贅沢ですか?


私の親はコントロールする毒親だった。カウンセラーさんに気付きをもらっても、認めたくなかった。でも、家を離れて行ったリゾートバイト先で、いつもより体が軽いことで確信した。「どうしてだろう。いつもよりしんどくなるはずなのに」それからは好きなことをしている。
これからも親だけのせいだけにせず、まずは、私が変わらなきゃ。

「家族が重い」は贅沢ですか?


幼い頃から家庭環境が悪かった。

お金だけはそこそこあったものの、自分のやりたいことがひとつもできた覚えがない。
暴力とかは私にはなかったけど、とにかく否定されてきた。自己肯定感が全く育たなくて、学校で短所を書くときに欄に収まらないぐらい書いて先生を困惑させた覚えがある。

母は矛盾したことをよく言っていた。昨日いいよと言ったことは大抵、明日になればダメになる。これを心理学ではダブルバインドだと大人になってから知った。よくあったのが友達と遊んで良いか聞いたら「行ってらっしゃい!」って笑顔で言うのに、帰ってくると「何してたの?もう二度と友達と遊ぶな」と怒られた。

そのくせに過干渉で私の意思は無視で習い事は週6行かされていた。習字、ジャズダンス、エレクトーン・塾は週2。行きたくないと言おうものなら母はヒステリーになるから、それを避けたくて通い続けた。そんなんじゃ何一つ身につくはずもないのに。今思えば母がやりたかったことをやらされていただけな気がする。

でも、今なら母に同情する。ほとんど一人で子育てをしていたから。父がブラック企業に勤めていて、家で残業を今でもしている状況だから、しょうがないの。私はしょうがないの。そりゃ誰でも専業主婦(夫)になって一人で子育てするとヒステリーになる。例外は居ない。だから、私がこうなっているのはしょうがないの。

日曜日は家族でお出かけと決まっていた。
これがまたしんどい。父は普段は私に対しては娘を溺愛するよい父親、なのだが癇癪持ちだった。特に食事を残すことにうるさくて例えば姉が「食べれない」と言うと、食べろおおお食べろおおおって狂ったように食べさせていた。それが脳裏に焼き付いて離れない。
それからわたしは父に必死に媚を売るようになった。おかげでそれから我が家は平穏。ひたすら頭をフル回転させて行動・発言するの。生きていくために必死だった。

もし今、これを見て「毒親かも?」と思った、あなたが未成年なら逃げろ。ネットが見れるならまずはこれを見ると良い。

毒親から逃げる方法


そのせいか「杉本さんってすごくタイミング良くて、気がきくね」って、どこへ行っても褒められる。
最近私抜きで久しぶりに家族で出かけていたが、案の定、父と姉が喧嘩をしたらしく母は疲弊して予定よりだいぶ早めに帰ってきた。でも、もうすぐ絶対に私、一人暮らしするから。何があってもこれは変えない。私はもう神経すり減らしたくない。もし私がいなくなったことで家族が崩れるなら、もうそれはそれでいい。そんなもの崩れてしまえばいい!

私が私の人生を楽しく生きようとして何が悪い。薄情だって言われても何でもいい。もう決めてるから。

今は自分の部屋だけが憩いの場所。

親がストレスと気付いた時の絶望、忘れない

リゾートバイトで2週間程家を離れたときだった。

肉体的には疲れているのに精神的に全く疲れていないことに気付いた。
でも、よくよく考えると家事は全て自分でしなければならないし、テレビも田舎だからか5チャンネルぐらいしかなくてつまんないし、当時は簿記の試験が近かったのでその勉強ばかりしていたり、その上、昼間は仕事をしていて疲れ切っていたり、といつもより環境が悪い"はず"だった。

しかし、朝起きると体が軽くてびっくりした。毎日10時間寝ていても取れない疲れだったのに。おまけにいつもの耳鳴り・めまい・吐き気もない。それが気付いたきっかけである。
実はこの頃、カウンセラーさんにも「それって家がストレスなんじゃない?」と気づきをもらっていた。なのに「絶対そんなことはない!」否定し続けていたのだ。だって、育ててくれた親だし、今までそれで暮らしてるし、親が原因だったらもっと早くに分かってるって言い続けていた。


それからは自分を押し殺すのはもう辞めた。
不登校になったのも、そんなことに深層心理では気付いていたのかも知れない。

もちろん、そのときは怒りの感情が止まらなかった。だって、私の人生のゲームを母が勝手に進められていた気分になったから。当然、経験値はすべて母のもの。「通りでいつまで経ってもレベルアップできなかったのだ」「どうして人生を返してくれるの」と、本気で思った。

親に感謝していることはお金と食に困らず、ここまで育ててくれたことだけ。これからは私の好きに生きるから。やっと、母も諦めてくれたみたいだから。「やっと、自由に自分の人生を生きられるんだ。」罪は憎んで人は憎まず。その精神でやっていこう。いつまで経っても"わたしの人生が始まらないこと"の方がよっぽど怖かった。

私は幸せな家庭がわからない。
不幸ならいくらでも知ってるから分かる。けれど、「幸せってなんなの?」「何を持って幸せって言えるの?」他人の家でもなんでもいいからあったかい普通の家庭を知りたい。怒号が常にあることはない、いつでも私がどんな状況でも味方でいてくれるような、殴られる心配をせず、自分の好きなことをしていても母がヒステリーになることのない、そんな安心できる家を。


でも、親のせいばかりにもしてられない。成人を超えているから、それまでに対処できなかった私も悪いのだ。全てに当てはまることだけれど、物事にだれかひとりだけのせいというものはない。きゃりーぱみゅぱみゅの歌にもあるあれだ。

だれかを責めるときには「みんなとちがう」というけど 毎回「みんな」にあてはまる そんなやつなんているのかよ

だから、まずは私から変わる。好きなことをする。今までとはちがうことをはじめるんだ、私。死なない程度にがんばろう。

さいごに

これは私が半年前に書いたものです。

これだけは勘違いされたら困るので言っておきます。不幸自慢ではありません。むしろ小さい頃より、この選択をしたことによって「いま」の方が楽しくなってるので大丈夫です。夜中にハッと起きて泣く頻度も減っています。自分の中で消化できたので書くことにしました。ちょっとずつでも自分の人生を好きになれるように、無駄なことなんてひとつもなかったと思えるように、今を一生懸命生きること決めた。いま決めた。


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杉本 織穂乃

小説を読まず嫌いの友達に「この文章だけは読める!」と、言ってもらいたくてエッセイを書いています。いきものがかり好きの就活中21歳。微量の霊感がある私が面白く語る【明るい心霊談】はじめました。あなたに毎日読んでもらいたい。

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『死にたい人へ、伝えたいこと』や、日々の感情をストレートにエッセイにしています。これを見て「同じように悩んでいる人はいるんだな」って思ってもらえたら嬉しいです。 だから、お願い。もう、死ぬなんて言わないで。
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コメント10件

>>はる さん

ありがとうございます。
そうなんです、わたしの場合は距離感がもう少し遠い方がうまくいくのかもしれません。

家を出るという決断をされた、はるさんはすごいです!
>>あめり さん

いろんな家族がいますね。
なるほど、自分が親になることができたら、またその時に全て分かるのかもしれませんね。親子じゃなかったら切り離せるんですけどね、ほんと複雑です。
>>戸崎 佐耶佳 さん

共感ありがとうございます。

カウンセリングや色々な人に助けてもらって、ようやく消化することができました。ありがとうございます!😻
>>ひなこさん

こんにちは

重い内容でだれかを不快にさせてしまうしまうのではないか、と心配でなかなか出せませんでした。そう言っていただけて嬉しいです!
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