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芋茶粥

わたしの地元、和歌山ではお粥言うたら茶粥なんです。焙じ茶で炊いたお粥。ここに分厚く切ったさつま芋を入れてちょろっと胡麻塩ふっていただくの。

よく日曜日の朝昼兼用ごはんで母親が炊いてくれました。たっぷり食べても胃にもたれず、休日のスタートにぴったりやった。

前に東京から旅行に来た友達に食べてもらったん。えらい気に入ってくれて、何ヶ月かあとで彼氏を伴ってまた食べに来はって。おばんざいをこちゃこちゃと並べてビールを抜いてしまったのを憶えています。あれは楽しかった。ここだけの話やけど、朝ごはんが一番お酒に合うとわたしは常々思ってるん。

茶粥には欠かせないもんが二つあって、ひとつは梅干し。カツオ梅にしてもエエのよね。それからもう一つ。これも和歌山の名産なん。けどこの話は次にしよかな。

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