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1.上司に言われたアドバイスをやってみた。

みなさん!こんにちわ!

久しぶりに、noteを更新しようと思います!

久しぶりなので、以下の3つにわけて書いていきます!

それではいってみよう〜!

1.自己紹介

 今年で社会人2年目のよっしーと言います。現在はIT系の会社で働いてます。ITの中でもエンタメよりなので、人を楽しませる系の仕事です笑

趣味はオンライン英会話と、こういったブログ的な文章を毎日書いてます。

新卒2年目でまだまだできないことが多くありますが、一流の企画者になれるようにインプットの量を多くして好きなnoteに学んだことをこれから書いてみます〜!

2.上司に言われたアドバイス

 自分が行っている仕事は、アウトプットの量を多く求められ、日頃からインプットがないと仕事ができません。例えば、「10営業日に5つの企画を提出してください。」なんてことはよくあります笑

#最初はおぎゃ〜〜〜って言ってましたがなんとか耐えています。

そこでエンタメのインプット方法について困っていて、上司に相談をしたらこう言われました。

世の中のエンタメに触れた時に「何が面白いのか?」を言語化して、抽象化して、自分の仕事に活かすことを意識したらいいよ。

と!

エンタメのインプットはできていましたが、まだまだ仕事に活かしきれてないので、上記のアドバイスはとても良心的でした。


そんなわけで早速、やってみました!

3.実践編

大人気映画「スパイダーマン・ノーウェイホーム」の何が面白いのか、を考えてみた。

#ネタバレ含まれますのでご注意を

以下は実際に自分が書いたメモになります。

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①「スパイダーマンノーウェイホーム」の簡単なあらすじ
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 スパイダーマンの正体が世間にバレ、過去の事件などがあり、悪者扱いをされる。
その結果、ピーターパーカー(以後、P.パーカー)を含む本人とその友達は、第一志望だったMIT(マサチューセッツ工科大学)に落ちる。
スパイダーマンの正体が知れ渡り、周りの人が苦しんでいる姿を見て、あることを思いつく。
ドクター・ストレンジに「全人類の記憶から、スパイダーマンの正体を忘れさせること」を頼みこむ。
その魔法をかけている途中に、P.パーカーが5回ほど、注文を変更し、時空が歪み、別の世界の敵が次々と舞い込んでくる。
過去のスパイダーマン作品に登場する全ての敵と戦おうとしたが、一人では到底叶わず、メイおばさんを亡くす。
そこで、過去シリーズのスパイダーマンが助けに来てくれて、無事に、時空を無くし、敵や彼らも含めて、元の世界に戻すことができた。
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②この映画は何がよかったのか?
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■良かった点❶:同じ映画に、スパイダーマンが3人同時に出演したこと

上記のあらすじの通り、本映画には過去シリーズに登場していた、別の世界線で生きるスパイダーマンが登場する。
常識的に同じテーマの映画で、主人公が1つの映画に同時に登場するのは、違和感を感じる。本来はタブーだと思っていた。
しかし、そこの視聴者の常識を壊し、過去のスパイダーマンが登場する。
抽象) 
同じ映画に過去のシリーズの主人公も登場させることで、
全視聴者の足並みを揃えることができる
→ スパイダーマン好きのファンでは、「このスパイダーマンが好き」などで、観る映画を変えてる人もいたかもしれないが、
 一つの作品に同時に出演させることで、視聴者の中での共通点が増えて、ファンコミュニティを成熟させるのかも
 (あのスパイダーマンとあのスパイダーマンが共演するなんて、などの夢のコラボ)
■良かった点❷:各スパイダーマンには失ったものが別だからこそ、本作品のスパイダーマンを助けようと考えたこと

過去のスパイダーマンが登場するのは、本映画でメイおばさんが殺され、スパイダーマンが落ち込んでいる時だった。
二代目のスパイダーマンは、彼が活躍する世界線のMJ(彼女)を救えずに亡くしている。
その後悔も持っているからこそ、本作品のスパイダーマンのMJが亡くなりそうになったときに全力で助け、涙を流していた。
抽象) 
過去シリーズのスパイダーマンは、本作品のスパイダーマンを応援していること
👉 「過去の映画では救えなかった命を本映画の世界線で救えたこと」に感動をする
心のどこかで、映画スパイダーマンを演じる俳優さんが変わっていくのをみて、
少しモヤモヤを抱えていたが、別のスパイダーマンも今のスパイダーマンを応援していることが、
何より、視聴者に「安心感」を与えていた。

■良かった点❸:過去のスパイダーマンを本映画に登場させることで、広告効果になっていること

それぞれのスパイダーマンのストーリーが本映画に関係しているため、過去のスパイダーマン映画も観ようと考える。
例えば、
それぞれのスパイダーマン作品に登場した敵は、それぞれ認識してるスパイダーマンの顔が違う。
だからこそ、彼ら同士でしか、通じ合えない話や想いもある。
「本映画でこのスパイダーマンはこの敵に対して、こういう発言をしていたけど、それは何故だろう?」
そう視聴者が思うと、思わず、過去の作品も見て、発言の裏の意味も考えてしまう。
👉ここら辺に、スパイダーマンファンを飽きさせないハック要素がありそうだ。。。!!
抽象化)
スパイダーマンの敵も鬼滅の刃の敵も、
悪役になりたくて、悪役になったわけではなくて、彼らには悪役にならざるおえない「理由」が確かにあった。
そこを深く描くことで、視聴者も悪役に共感をし、彼らは必ずしも悪ではないことを知る。
この世界に正解はないからこそ、悪役にもヒーローにもファンをつけさせる。
そうすることで、ファンの母数は一気に増えて、このコンテンツに対する、課金額も上がっていく。
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③ まとめ
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❶視聴者が感じていた言語化できていない「モヤモヤ」を映画に落とし込んでいたからこそ、観ていて爽快だった。
👉 視聴者の心の奥にある「モヤモヤ」を見つけて、アプローチをすることは大事
❷この映画を観ただけで全てがわかるような設計にはせずに、シリーズものの映画をみる、伏線をはることで、ファンを飽きさせない
👉
❸コンテンツは最初に観てくれるファンを増やさないといけないため、登場する全キャラクターの細かいストーリーや設定が必要で、
 必ずしも、触れるユーザーの80%が主人公のファンになるわけではないこと
👉悪役や脇役にも、存在する意味はあるし、彼らがいないとストリーは進まない。だからこそ、共感者を増やそう


実際に映画を見終わってから、カフェで書き出してみましたが、

これがなかなか難しい。

「あの映画ってなんかおもしろかったよね!」の「なんか」というものを言語化して分析しない限り、 一流のエンタメ企画者にはなれず、自分の仕事で生かすこともできません。

いつも映画を見てただただ「感じる」ことを友達と話していましたが、そもそもどうして良いと思ったのか?を「考える」ことが何より重要で、この要素を集めて実行することが大事だと学びました!


上記のメモはまだ仕事にどう活かすか?を考えることができていませんが、実際にやったことで見えてくるものがあったので、毎日のエンタメインプットの方法としてやってみます!

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