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劇団四季アラジンの感想

おはようございます。

今日は、
昨夜観劇した「劇団四季のアラジン」の感想を書いていきます。
それではいこう!
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▼①観客をミュージカルに連れて行く方法
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 観客はいつの間にか、目の前のミュージカルに夢中になっていて、その世界に入り込んでしまっています。それは、何故なのかわかったので、書いていきます。
アラジンは最初、ジーニー役の人の声により、開演のアナウンスがあります。そして、ジーニーが愉快に登場する。(この時には、このキャストがジーニーということは明かされていない。)
ジーニーは観客に向かって、テーマパークの前説のように声をかけて、たまにボケて、ランプを出すつもりが、浅草の提灯を出してしまいます。
この時に「●観客の世界のものを出すことで共通話題をだす」
そこで、観客の緊張感が溶けてきた時に、ジーニーがアラジンの世界を紹介してくれる。市場やどんな世界なのかなのです。
この時に、
「●信頼している人が世界観を紹介してくれるからすんなり理解できる」
そして、ジーニーがいなくなって、主人公が登場します。
(ここで二人のコミュニケーションは無し。)
このやり方こそが、一般人の観客をミュージカルの世界に連れて行く方法だと思いました。
観客との共通話題を出して、共感をうまして、アラジンの世界に連れていく
ここ、めちゃくちゃ重要ですね。
「共感」ってエンタメで必須条件なんだね!!
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▼②観客に舞台の見方を伝える演出
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 そして、アラジンが見やすいと気づいたのもありました。
それは、舞台の使い方で観客に舞台の見方を教えているからです。
舞台は、幕が落ちた時に使える「前方の舞台」と幕が上がった時の「奥行きのある広い舞台」が存在します。
「奥行きがある舞台」の時は、主人公のアラジンのスポットライトが当たったシーンが続きます。
一方で、「前方の舞台」の時は、悪役の国務大臣のストーリーが進むときに使われていました。
最終的に、この二つのストーリーは重なり合うわけですが、
使う舞台をシーンによって使い分けるごとで、
観客に「今は誰にスポットライトが当たっているのか?」
それを明確に指示できているので、すんなりと理解できました。
スンゲェ
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▼③ピンチは誰かにとっては大好物
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 これは、アラジン・魔法のランプから出てくる「ジーニー」のことです。想像できないくらいに陽気なジーニーでした🤣
主人公が洞窟で閉じ込められたどん底のシーンの時に、
登場して、一気に劇場の雰囲気をガラッと変えました。
「何をしてるんだ!はっはは!!!やっふぅ〜〜〜!!!!」
みたいな温度感です🤣
ここで、わかったのは、主人公のアラジンが貧乏で、プリンセスがアラジンの家に来た時に、「快適じゃない」と少し思ったように、
アラジンが洞窟で閉じ込められた時に「どん底だ。」と思って、ジーニーがハイテンションのように、
「大ピンチ」や「不快」なことは、
誰かにとっては「大好物」や「快適」
ってことがこの世界では起きているんです。
要は、
「考え方次第で人生どうにでもなる!」
ってことをジーニーから教えてもらいました。
あんなハッピー野郎は、ラテンの友達を思い出しました🤣
南米に会いに行くしかない!!!!!!!!!!!!!!!

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