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推すには理由がある〜沼入り編〜



さて、今回はただただ上白石萌音愛について綴りたいと思います。


私が萌音沼を発見し、近づき、片足から徐々に腰あたりまで、その後は頭から飛び込み、今では沼の奥深くに暮らすことになった過程を、なるべく詳細に書き記したいと思います。
徒然なるままですので、オチはもちろんございません。(断言)
でも、萌音ちゃんの魅力はしっかり伝えたいと思います。


まずは、"上白石萌音"という名前を目にしたところから始めようと思います。


それは、遡ること7年前。
その名を目にしたのは、周防正行監督の萌音ちゃん初主演映画【舞妓はレディ】でした。


とにかく長い苗字の女の子がオーディションで選ばれて初主演を飾る……らしい。
それも【Shall we dance?】の監督の映画……らしい。
といった程度の認識でした。
お名前も、その時は覚えられず。
作品も劇場どころか、その後もしばらく観る機会はありませんでした。
まさかこの作品が、後に私の頭を引っ掴んで沼に引き摺り込むことになろうとは、、
(後ほど詳しく)


その後、再びその長くて聞き慣れない名前を耳にしたのは、映画【君の名は。】でした。
恥ずかしながら、あれほどの話題作、これまた当時の私は劇場に足を運ぶこともなく、地上波放送まで気長に待つスタイルでした。
劇場の音響で、三葉の声が聞きたかった、、と今思えば、大変悔やまれますが、公開からかなりのタイムラグを経て映画を観た我が家でも、映画のストーリー、映像、音楽、声優、全てに感動し、かなり遅れて大ブームが巻き起こりました。



この時になって、ようやく私の頭の中に"上白石萌音"という名前が完全にインプットされ、その後、ドラマ【陸王】では、すぐに「あ!上白石萌音ちゃん!」と認識するまでになりましたが、まだこの時は沼から遠く離れた丘(?)で眺めていた程度でした。


そして、いよいよ2020年冬。
丘から見下ろした先に、沼を見つけたのです。
ドラマ【恋はつづくよどこまでも】が、私が沼を見つけるきっかけ、私に沼の場所を教える目印となった作品です。

1話を観た段階では、正直そこまで引き込まれることはありませんでした。
ところが、回を重ねるごとにドラマとキャストの方々の魅力にどんどんのめり込み、いつの間にやら毎週火曜日が楽しみで楽しみで、とても待ち遠しく感じました。
そして、ドラマが最終回を迎えた日、気付けば、DVDを購入していました。

余談ですが、ドラマのDVDを購入したのは【恋ノチカラ】ぶりです。(世代)


ドラマの魅力は当時、各方面で話題になったので割愛しますが、私がドラマで目にした萌音ちゃんの魅力は、1話と最終話で別人と思えるほどに変化したことでした。


ドラマの設定同様に、主人公がドタバタ仕事と恋に奮闘し、成長していく。
まさにその通りに、萌音ちゃん自身がドラマの中でどんどん可愛く、頼もしく、素敵に変化していく様に、一番魅力を感じましたし、驚きました。


それから、やはり声です。
透き通っていて混じりっ気のない、それでいて力強い声。
低い声から高い声まで、その音域の広さ故に、さまざまな感情の言葉がまっすぐに入ってくる、そして共感を呼ぶ。そう感じました。


誰しも好みはあると思います。
見た目の可愛さも、声も、人柄も。
上白石萌音ちゃんは、そんな様々な面で、私の好みにバチーンッ!と合致しました。

ただし!
これはあくまで沼を見つけるきっかけであり、まだ私は丘の上でのんびりおむすびを頬張ってる程度でした。
このドラマをきっかけに、萌音ちゃんの魅力にうっすら気づき始めた私は、そこから萌音ちゃんの作品を遡ることになりました。

恋つづが終わってしまい、ロスに陥った私は
「もっと、もっと上白石を!」と、
ただ闇雲に"上白石萌音"を検索。
Twitterや、インスタ、オフィシャルホームページを眺める日々が続き、歌にも出会いました。


その時までにリリースされた曲を夢中で聴き漁っていると、頬張っていたおむすびが手から滑り落ち、丘をコロコロ転がって行くではありませんか!
途中、何かに蹴つまずきながらも慌てて追いかけた先に現れたのが、



沼です。




ようやく転がるのをやめたおむすびの隣、その沼辺にひっそりと身を潜めていたのが、【舞妓はレディ】でした。
(あー、楽しい。笑)


そうか、、うっすら記憶にあるオーディションで選ばれたという主演女優が、萌音ちゃんだったのか。(バシャバシャ……)
久しぶりの再会に、なんだか不思議な気持ちになったことを今でもはっきり覚えています。


そこには、まだあどけなさの残る萌音ちゃんが、舞妓を目指す少女・春子として奮闘し、花街・下八軒の人々に見守られながら、立派に舞妓・小春へと成長する様を見事に演じておられました。
素晴らしい歌唱も披露されていて……


【舞妓はレディ】の魅力について書き出したいところですが、それをすると日が暮れて明けて、また日が暮れそうなので割愛します。


私がドラマ恋つづで
"1話と最終話で別人と思えるほどに……"と感じたように、たった2時間25分の間に、またしても萌音ちゃんは別人へと変化を遂げていました。
(ジャブジャブ……)

表情も、声も、所作も。
もちろん、少女の成長を描いた作品なので、演技に変化が付いていて当然だと思います。
ですが、萌音ちゃんは確かに春子を生きて、小春へと成長を遂げていました。


"そう思わせる演技をする"女優さんなのだと感じ、そこに魅力を見出した頃、すでに腰まで沼に浸かっていた私は無事に沼入りを果たしたのです。
あとはもう、頭から。
(ザブンッ!)


ちなみに、後からわかったことですが、沼に向かう途中に蹴つまずいたのは、どうやらあの可愛い可愛い "えくぼ" だったようです。(なんつって)


私がまだ丘の上でぼんやり過ごしていた頃、萌音ちゃんはたくさんの作品に出演していて、ラジオもされておりました。
ミニアルバムもリリーされていて、リリースイベントなどもあったとか。
その瞬間に立ち会えず、悔しい気持ちが湧いてくるほどに、萌音ちゃんに魅了された私は、今でも「もっと、もっと上白石を!」と、作品を遡る日々です。
まだまだ沼は深そう。



最後になりますが、
私の好きは誰かの苦手。
私の苦手は誰かの好き。
自分の苦手を見つけたとしても、それは誰かの好きかもしれない。
わざわざ、誰かの好きに、私は苦手だ!と言って得られるものはおそらく何もありません。


でも私が、好き!と言えば、
なんで?どこが?と返ってきます。
そんな時は、沼に入った者にしか知り得ない隠しアイテムをここぞとばかりに披露したいと思います。
そうすれば、苦手を好きに変えることが出来るかも、、
苦手の主張で得るものはないけど、好きの主張で得られるものは沢山あるような気がします。
また時間ができた時には、たくさんある隠しアイテムの中から一つずつお披露目できるといいな。

ということで、次は歌唱編で!
(いつになるかわかりません笑)




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