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真夏のトルコ旅行記⑨イズミル後半/エフェソス遺跡

無事にバスマネにあるホテルへと到着。
疲れた体に鞭を打って、エフェソス遺跡へと向かいます。

よろしければ前回記事もどうぞ。

バスマネからエフェソス遺跡へ

再び電車に乗り込み、ヒラル駅、テペキョイを経由して、エフェソス遺跡の最寄り駅セルチュクに到着。

久しぶりの海外で全然知らなかったのですが、
googleの乗り換え案内が海外でも使えることにびっくり!
ツアーガイドの話もリアルタイムで翻訳してくれるし、よくわからないメニューもカメラでうつせばなんとなくわかるし。google様様。
不便を楽しむのも旅の醍醐味とも思いますが、
ネットもつながらない状態で旅行してたのが懐かしいというか、ふつうにすごい。

電車の中は冷房がきいていて快適。
そしてみんな割と静かにしている。大きな声で電話している姿はみかけるが、黙って過ごしている人がほとんど。

セルチュク駅周辺は素朴で穏やかな雰囲気。
観光地らしくお店はたくさんあるけれど目立った客引きもいない。物価も安め。
そしてこれはトルコ人みんなに言えるこだが、何も買わなくても嫌な顔をしたり態度を変えたりしない。
飲食店も現地の人たちが行くような店が多く、チャイハネ(トルコのカフェ)では昼間っからおじいちゃん?達がボードゲームに勤しんでいた。(彼らは大体ケイフしてるかゲームしている)

セルチュク名物「チョップ・シシ」

エフェソス遺跡に行く前に腹ごしらえ。
ここセルチュクの名物と言えば「チョップ・シシ」。
TORGAというお店で食べました。

牛のチョップ・シシ。シシ=串、チョップ=ごみ・・・由来はわからない。

日本で言う焼き鳥のようなものでして、一番下が牛脂になっているのですが、これがカリカリサクサクサクサクサクサクしていて超超うまい!
まったく油っこくもない上に、絶妙な塩加減。思わず生ひとつ!といいそうになる。
もちろんお肉もとってもジューシーでおいしい!

念願の飯くれ攻撃
子犬がとてもかわいかった

近くでおじさんがもくもくと肉をくしに刺していたのですが、こんなに暑くて痛まないのだろうかと思う。新鮮そうにみえるのはなぜ??


ちなみにトルコの肉はとっても質が高いといわれています。
その理由はイスラム教方式の肉の処理の仕方をしている、つまり厳重に血抜きされているからと、どこかできいたことがあります。

たしかに羊にしても臭みがあまりない。
くさいのが好きな私の評価はあてにならないけれど。

炭火でゆっくり焼くから余分な油がおちて、柔らかくジューシーになるんだろうなとも思ったりしました。

余談でした。

古代ギリシャ・ローマの遺産、エフェソス遺跡へ

セルチュクからバスに乗って目的のエフェソス遺跡へと向かいます。

バスは乗合システムで、人が集まったら出発という感じなんだけれど、途中でどんどん人が乗ってくる。つまりバス停はあっても時刻はないらしい。

来るか来ないかわからないバスに乗るなんて私ならちょっと不安なんですけど、みんな時は金なりみたいな感覚で過ごしてないんだろうな。

大理石はかなり滑る

しばらくして遺跡に到着。
とても大規模な遺跡でまるでタイムスリップしたような感覚!

大理石が敷き詰められたまっすぐな道を歩いていくと、古代の図書館、劇場、浴場、体育場などをみることができます。

ニケ!
エレガントな装飾
大劇場

比較的保存状態もよく、特にケルルス図書館なんかは圧巻。古代の文字や細かい模様まではっきりとみることができました。

美文字!さすがにGoogle翻訳はできない
ケルルス図書館

それぞれの遺跡の近くには灯りが設置されていました。イベントの時などにライトアップされるのでしょうか。
大劇場のステージにはオーケストラ?の準備されています。大きな空の下、古代遺跡に囲まれて音楽ををきけるなんて夢のような話!
そこに星がみえたりなんかしたら感動で涙ほろりかもしれません。

行ってよかったし、これからトルコに行く人にもおすすめしたい!!

が、しかし暑くて満足に楽しめなかったというのが正直な感想。。

東北生まれ北海道育ちで(人生の半分以上東京)なので本当に暑いのが苦手で・・・。去年実家の家にようやくエアコンがついたくらい、以前の北海道は涼しかったのです。

当たり前なのですがエフェソス遺跡には高い建物がありません。つまり遮るものが何もありません。。さらに雲ひとつない晴天なのでなので余計にきつかった・・・。

半分意識朦朧となりながらたどり着いた売店の缶コーラの値段・・・500円!!!
ずるいよなあ・・・そこそこ歩いてきて絶対買っちゃう場所なんだから。

こんな暑さの中でも外国人は背筋をシャンと伸ばし、長い足をシャキシャキと動かし、笑顔で会話を楽しんでいる・・・ミステリー・・・。

たぶん彼らはこまめに休憩をはさみんがら旅している。そして日陰をみつけるのがうまい。小さな日陰の中にはいつも外国人が群がっていた。
さらにとても身軽。私みたくリュックを背負っている人なんてほとんどいないし、水さえももっていない人も多かった。

あれやこれやと欲張って予定を詰め込んでしまうと、ゆっくりと休憩をしてある暇もない。

予定をつめこまないように意識はしているのだけど、慣れない土地にいくと想像以上に時間がかかってしまう。

予定は1日1つくらい、多くて2つくらいにしておくとうまくいくのかな。

とりあえず彼らを見習って日陰をみつけるところから始めていこうと思います。


ところで海外に行くと無性にオレンジジュースを飲みたくなりませんか?ポカリでもコーラでもグレープフルーツでもなく、オレンジジュース。疲れると自然とビタミンを求めるんだな、、と思ってたのですが、日本ではならないんですよね。不思議。

遺跡やホテル付近の猫たち
トルコの猫はとりわけかわいい
この子はぽっちゃりだけど、顔が小さくて細身の猫が多い気がする
子猫もたくさんいて猫好きにはたまらない


長々と読んでいただきありがとうございました。次回は再びイスタンブールの旅です!

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