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真夏のトルコ旅行記⑩イスタンブール歴史巡りとおすすめグルメ

トルコ旅行6日目。イズミルから再びイスタンブールへ。
今回ももれなく飛行機は遅延・・・
2時間超えるともれなくジュースと水がもらえることがわかりました笑

よろしければ前回記事もどうぞ。

▶スルタンアフメット地区にある便利な立地で景色が抜群なホテル「RAST HOTEL SULTANAHMET」


旧市街にある歴史地区の中心、スルタンアフメットにあるホテルに泊まりました。有名な観光地が歩いて行ける範囲にあり、トラムにもすぐに乗ることができるので大変便利です。

部屋自体は結構狭かったのですが、なんといっても屋上からの景色が素晴らしい!ボスポラス海峡とブルーモスク、アヤソフィアが一望することができ、朝はこの景色を見ながら食事をすることができます。ついつい朝からゆっくりしてしまいました。

パノラマじゃないとうつりきらない

もちろん朝食バイキングも毎日食べても飽きないような内容。チーズなんて一体何種類あるのか!
スタッフの方々も明るくフレンドリーな方たちばかりで、とても居心地の良いホテルでした。

ただ注意してほしいのが、、、ランドリーです、、、。
カッパドキアでは2Kgで1500円くらいだったような気がするのですが、なんと、6000円もしました・・・・泣

トルコではコインランドリーがあまりないらしく、街のクリーニング屋さんに頼むのが一般的?みたいです。

▶ブルーモスクの愛称で親しまれるスルタンアフメット・ジャーミィ

スルタンアフメット広場もとても気持ちが良い
たくさんのドーム。後ろに立ってある細長い塔がミナレット。


17世紀にスルタンアフメット1世の命によって建てられた巨大なモスクです。丸天井とミナレットと呼ばれる尖塔が特徴的で、ここブルーモスクは大小35個のドームと6本の尖塔から構成されるイスラム寺院の中でも珍しい建物だそうです。

ご存じの方も多いと思いますが、イスラム圏では1日に何度も大音量の歌のようなものが流れますよね。あれで朝起こされる方も多いんじゃないかと思います。
(私はそれよりも早起きか毎日疲れてぐっすりでした笑)

礼拝の時間を知らせるためのもの(アザーンという)なのですが、ミナレットはアザーンをするための場所だそうです。
あんな高いところまで登っているのか・・・詳細はわからないのですが。
ちなみにアレ全部、毎回肉声らしいんです・・・さすがに録音だと思ってました・・恐れ入ります。

調べていたら何やら面白い記事をみつけたのでご紹介。アザーンをするときのスピーカーやマイクを開発している会社だそうです。

モスクでは男女ともに露出禁止。女性はスカーフ(ヒジャブ)が必須・・・
しかしここはゆるゆるイスラム圏トルコ、男性は普通に短パンタンクトップ。

▶ヒジャブを巻いて靴を脱いで、いざブルーモスク!


「ああ・・・・くさくない・・・・」

「足の臭いがすごい」ときいていたのですが、大丈夫でした笑

天井から壁に至るまで緻密に描かれた模様に圧倒されます。アラーに関係の深い、50以上の異なる種類のチューリップが描かれているのだそうです。そして250以上の小窓があるのですが、それぞれがステンドグラスで装飾されていることにも驚きです。

モスクの中は世界各国の観光客でいっぱいです。
彼らがなにをしているかというと・・・のんびりと座っています笑
たしかに涼しいし、絨毯なので休憩にぴったり。子どもは走ったり寝そべったりダイノジになったり楽しそう。
寛容なのはアラーなのかトルコなのか笑。

お祈りの時間以外は見学可能ですが、並ぶので午前中をおすすめします。

▶異例の歴史をたどるイスラム寺院、アヤソフィア

ここはもともとギリシア正教会の総本山でした。

・・・・ええっ!

なるほど、だから出口にキリスト教の絵があったのか(今知った)
時代はさらにさかのぼり、西暦325年。コンスタンティヌス1世の命により建造。その後何度かの焼失を経て540年頃に今の形になり、ギリシア正教の総本山としてあがめられていました。
しかし13世紀、コンスタンティノープルの陥落を機にモスクへと変貌をとげ、その後も博物館⇒モスクと、長い歴史の中で様々な形に姿をかえてきたそうです。

というわけで、モスク内部ではキリスト教の壁画がいくつかみることがでいます。教会からモスクになる際に壁画が漆喰で塗り固められたものが1930年頃に発見されたそうです。

ブルーモスクと比べると明らかに古く、損傷が激しい部分が多い。

そして・・・・とっても足の臭いがする・・・・(こっちだったか!)

これくらい歴史が長いと納得できる笑。

2020年に博物館からモスクに戻ったそうなのですが、もし博物館であれば高い入場料がとられたことを考えるととてもありがたい話です笑

▶トルコグルメまとめ!

トルコ旅行も残り3日。食べたいものが全然消化できていないのでどんどん食べていきます!

*ミディエ・ドルマス(ムール貝のピラフ詰め)

カパッとあけて・・・
レモンをきゅっと絞っていただきます


トルコ旅行の動画で必ずといっていいほど上がっているのがコレ。
どこにでもあるんだろうと思っていたのですが、これがなかなか見当たらない。

旧市街の角に一軒だけ発見!
ムール貝+ピラフで美味しくないわけがない・・・考えただけでもスポンジをギュッするように唾液が・・・ごくり・・。

実際は・・・ちょっと味が濃かったかなあ。
ビールがないことが残念で仕方がありませんでした笑

イスラム圏ではお酒を置いてない店が多く、特に地元民が食べるような店ではまずありません。その代わりとにかくコーラを飲む。あとタバコ。
糖尿病と呼吸器疾患はきついよ、とアラーに言ってあげたいです笑。

結局ミディエ・ドルマスはアジア側のユスキュダルにたくさんありました。
が、お腹いっぱい問題で食べられず・・・くやし。


*イスケンデル・ケバブ(ヨーグルトソースで食べるドネル・ケバブ)


ピデ(トルコのパン)の上に薄切りにした羊肉をのせる。その上にトマトソースとバターをかけて、ヨーグルトソースを添えた料理。

肉の上にバターって、、、ちょっとくどいんじゃない・・・・??

いえいえ、ヨーグルトとトマトの酸味でサッパリといただけるのです。

下に敷いてあるパンもソースが染み込んで程よくしっとり。一見ボリュームがありそうですが、案外とてもうすいのでペロリでした!

この店もyoutubeで探しました。名前は忘れてしまったのですが、lastHotelからほど近いtatooの看板が目印です。


ドンドゥルマ(トルコアイス)

なかなか食べさせてもらえないでお馴染みのあれ。
最近めっきりみなくなりましたが、
かつて?日本で販売されていたあれは、実は「トルコ風アイス」だっだということご存じですか?

本物のトルコアイスは「サレップ」という植物の根っこが材料として使われているのですが、希少価値が高く、今では輸出も禁止されているそうです。

しかもトルコアイス屋さんは世襲制らしく、作り方も非公開だそうです。
あちこちにアイス屋さんあるんでけど、本当に世襲かな、と疑う笑

今回の旅で2回トルコアイスに挑戦したのですが、

あれ?思ったより遅い笑

ビデオでみると「おおっ」と思うのですが、体感としてはとても遅い。
(夫はとってしまいムッとされていました笑)

私がみた中では、新市街側のタクシムのイスティクラール通りにあるアイス屋さんが最も熱心に盛り上げてくれていたような気がします

次はトプカプ宮殿を見学し、アジア側に向かいます!



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