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セット

セットのルールはとても簡単で、カルタと同じ要領でセットを見つけて取ってください、と説明すればほとんど終わってしまう。

だけど、セットとは何か?を説明すると途端にみんな頭に「?」マークが浮かぶ。具体的に例を出して説明しても、なんとなく分かったような、、、って感じの顔で「とりあえず一回やってみましょうか」ということになる。

そして当然のことながら、初めてやった人はまず間違いなく一つも取れないで終わってしまう。経験者がどんどんセットを見つける中、一歩引いた感じで眺めてるだけってことが多い。

そんな感じで一つも取れずに終わってしまうと、たいていの人は「なるほどー、こーゆーゲームですかー」と無難な言葉を残して他の卓に行ってしまう。そんなとき僕は、つまらない思いをさせて申し訳ないと感じるんだけど、それと同時に仕方ないかなとも思っています。確かに向き不向きのあるゲームだと思うし、苦手なものをわざわざやる必要はないわけだし仕方ないよね、と。

ただ、誤解を恐れずに言えばセットとはそういうゲームなんです。慣れが必要と言うか、脳みその使い方が他のゲームと全然違う。この手のゲームはいくつもあるけれども、割とはっきり好みが分かれるような印象がある。

僕は好きな方なので、最初はほとんど取れなかったけど練習して(セットを買って、家で一人でやってた。バカみたいだけど本当の話です)、結構得意なほうになりました。

だから「今回は取れなかったけど、なんとなく分かってきたのでもう一回やりたい。」なんてことを言ってもらえると本当に嬉しい。もう一回やりましょう!ってことで結局何回もやってたりする。

そうなったら嬉しいなーと思いつつ、ゲーム会にセットを持っていってます。

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