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誰かの人生が壊れたとき、あなたは胸を張れますか?

休日は家で1人でnoteを書いていることが多いけど、さすがに孤独にパタパタ書いていると気が滅入ってくるので、気分転換にスタバへいくことが多い。

行くのはだいたい午後の早い時間で、そんなには混んでいない。ありがたいことにいつものテーブルにはまず座れる。


店内を見渡すと、もちろんおしゃべりしてる人もいるが、黙々と勉強している人が多い。学生もいるが、社会人もいる。

移動する際にチラリと開いている書籍を見る。愛すべき銀行業務検定の問題集を開いている同志がいる。頑張れと心の中で声を掛ける。

しかし、なんといっても多いのは、医療・介護系の書籍を開いている人だ。行くと必ず何人か見かける。

これはもちろん僕の感覚でn=1の話なので信憑性はない。でも長くスタバに通っているので結構自信がある。

彼らは、間違いなく医療・介護職にあり、知識が必要だから勉強をしているのだろう。職業が知識の習得を要請する。それは僕ら金融機関も同じだ。

しかし、どうも僕と彼女たちとは何かが違う気がする。

そんな違和感を、スタバに行くたびに感じていた。

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金融機関で出世するには、ある一定の資格が必要になる。単位制を採用しているところもあるだろう。

うちの会社では各種検定試験に単位が設定されており、昇進・昇格するための単位数が決められている。その単位をクリアしないと上にあがることはできない。

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