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雷こわい

先日、大粒のヒョウが降ってガラスが割れたり、梨や梅が被害にあったと新聞で読んだ。

その日の夕方激しい雷雨に、うちの飼猫がおびえてニャーニャー騒いでいた。もう年寄なので雷は初めてではないのに、あんなに怖がるなんて珍しい。幸いヒョウは降らなかったが、猫は落ち着きを取り戻すことなく夜もニャーニャーうるさくて眠れなかった。

そういえば昨春、雷が鳴る中お風呂に入っていたら、ドーンという音がして給湯器のリモコン電源が消えた。どこを押しても何の反応もしなくなった。雷で壊れたか?エコキュートのタンクにためられた分のお湯は使えたので、シャワーや食事の片付けは困らなかった。

翌日、いつもお世話になっている大工さんにお願いしてメーカー修理を依頼し、火災保険の請求の手配もした。

なんとその日の午前中に、2人連れの火災保険(地元の共済)担当者がやって来て説明を受けた。この書類に見積もりを書いてもらってと言われた。

そして午後になり、メーカー修理の人が来て給湯器を開けて調べ始めた。中を見てすぐ、これは雷ではないですと言われた。はあ、ではなぜ電源が入らないのか?色々チェックしているうちに、配線がはずれていることが判明した。雷の威力で配線が衝撃を受けてしまったのか?良く分からないが、配線を直したら電源が入るようになった。

出張修理費は1万円かかり、火災保険は請求しない連絡をした。今回のことで分かったのは、家に避雷針はついているが、エコキュートは外に設置してあるので別の避雷針を対応させているらしい。

雷が原因ではなく、偶然配線がはずれるミステリーに驚いたが、不便なく直してもらえたのでよかった。これが真夏や真冬に何日もお湯が使えなくなったら悲惨だった。

雷は、恐ろしい。動物を怖がらせ、機械も惑わす。私はつねづね思っているのだが、この雷エネルギーをうまく利用できないのか?まあ、いつどこで発生するか分からないから、雷充電システムを作っても儲からないのだろう。