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書くことがない幸せ

不幸なことがある方が、書くエネルギーがある。不思議だが、不遇だと創作にはプラスに働く。

私は生まれ変わったら、猫になりたいと思っている。他人には言ったことがないが、一日の大半を寝て過ごす猫がうらやましくてしょうがない。

昼寝してるうちの猫のかわいい姿を見ると、このまま時間が止まってしまえばいいと思う。そのくらいかわいい。

ってな具合に、バカ丸出しのことしか書けない。こんな日もある。書こうと思えば、山ほど愚痴は書ける。土曜日で道路が混んでたとか、ストレスで食欲が抑えられないとか、父が何日も同じ服を着るとか。

他人にとっては、とるに足らないことで、そんなことを書くくらいなら、ずる休みした方がいいに決まってるが、バカになりたい日もある。

昨夜、変な夢を見た。知人が来て、28歳で亡くなった人が10年後に生まれ変わって僕になった。僕は20年生きたから、48年分の展覧会が京都で開かれていると言って帰っていった。

知人の年齢は20歳ではないし、京都に縁はない。転生する小説を読んだこともないのに、生まれ変わったなんて言われても、まったくもって意味が分からない。支離滅裂すぎる。

今宵、夢に続きがあったら、私は気がふれてしまうかもしれない。明日が何事もなく訪れるのを信じる。