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臨床に出てから1日目からの学び直し

ご覧いただきありがとうございます。
私の学び直しは臨床工学技士として臨床現場に出て直ぐでした。私が臨床に出たのはもう何年も前ですが、初めて出勤した時から学び直しが始まったことを覚えています。

そもそも学び直しの定義は?

私が学び直しとして考えるのは大学生時代に受けた授業の内容や国家資格を取るための国家試験の内容を考えています。
noteの記事を見る感じだと新たなことや一念発起で今までの環境からは考えてなかったような分野に身を置くことの記事があったりしました。
私の場合は全く違う分野と言うよりも臨床に関わるところの学び直しが多かったです。

実際の学び直し

臨床現場に出て一日目に先輩から聞かれた国家試験で出るようなレベルのことに答えることができず言われたことが「今のお前がここにいる臨床工学技士の中で国家試験の内容を一番知っているはずだ」でした。
これについてはその通りです。少なくとも一つ上の先輩であっても受けたのは1年前です。傾向なども違うかもしれませんが”国家試験”の知識量に関しては合格できるレベルの知識量なのでどの人も大きくは変わらないと思います。
国家試験を受験して4か月くらいで忘れてしまうということに気が付けたという点ではこの指摘はありがたかったです。
臨床現場に出たその日の夜から養成校で学んだことの学び直しが始まりました。

次に感じたのは臨床に立っている間というよりも専門性の高い資格試験を受験した時です。日夜、臨床で培う知識は臨床以外では得難いものだったのでなるべく多くのことを吸収していきました。
ただ、専門性の高い資格試験を受験しようと思ったときにぶつかったのは算数のひっ算でした。
これME一種という試験を受ける際にぶつかりました。
ここ最近の資格試験というとPCで受験したりマークシート式だったりとしますが、この試験は記述式の筆記試験でした。
電卓が使えません。なのでそこまで難しい計算式は出ませんがある程度の桁数の計算が出題されます。
手計算を日常生活ではすることはほとんどありませんでした。計算自体も必要な部署であればミニ電卓を持ち歩いていることがほとんどでした。
大学受験などでしてきていたことではありましたが、しばらくやらなくなるだけでここまで出来なくなるのかと痛感しました。
他にぶつかったこととしては電磁気学や電気回路の本当に基礎的な仕組みなどもありました。

学び直しから学んだことは「勉強したことは忘れる」

受験勉強や資格試験などで必死に勉強していたことでも日常から外れてしまえばそのことを忘れてしまうということです。
臨床工学技士としては日常的に触れている機械の中身も基礎的なところから忘れてしまっていました。
以前に机に向かってして毎日のようにしていたことも忘れていました。
仕事で覚えるべきことが多く仕事の内容ばかりで頭がいっぱいになってしまうことがあり、視点を臨床だけの一つだけでなく今まで学んだことも含んで多角的に持つことも重要だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しの気づきですが大事にしていこうと思います。

CEねこやなぎ


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