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森のハンバーガー屋さんを今風にリメイクしてみた

コロナ渦で苦境に立つファストフード業界。

その中で進化を遂げるハンバーガー店 Blue Star Burger 。
夢の世界シルバニアではどのような店舗になるのか。
リメイクにチャレンジしてみた。

制作期間は、2021年1月5日(火)~2021年2月1日(月)までの27日間。

使用する素材は、シルバニアファミリー「森の中のハンバーガー屋さん」

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イメージ目標は、Blue Star Burger 中目黒店。
画像は公式HPよりお借りした。

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際立つ特徴は2点。
1. To Go 専門店(持ち帰り専門店)
2. キャシュレス決済(専用アプリor店内セルフレジ)

この2点を中心にリメイクしていきたい。

初日の作業

まずは、本体をまるごと中性洗剤で洗う。
同時に剥がれかけたシールや歪んだシールを取り除く。
そして、パーツの種類と数を確認し丸洗い。

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シールを剥がして丸洗いした本体。
残った粘着膜をシンナーで落とす。
往復で拭くと粘着膜が広がるので一方向に拭いて落とす。
皮肉にも細菌の消毒方法と同じだ。

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上が粘着膜を落とす前、下が落とした画像。

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気が遠くなる作業だが根気よく続ける。
これを怠ると仕上がりが変わってしまう。

工作材料

塗装開始前に100均で材料の買い出しをした。

外装用
・WOOD ALPHABET 4袋
・PAINT MARKER 極細 白1本
・PAINT MARKER 中字 白1本
・PAINT MARKER 中字 黄1本

内装用
・STICKER(PVCシール)1枚
・床シートは前回使用の物
・バルサ材(ネット購入)

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塗装作業

内外装の下塗りでプライマー塗装に入る。
赤煉瓦を残すか迷ったが下塗りした。

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1日じっくりと乾燥させる。

本体乾燥中に文字看板を途中まで作成する。

1. WOOD ALPHABET から使用文字を選択
2. 黒マジックで縁と裏を塗る
3. ピンセットを使いホワイトで表面を2度塗り
筆は平筆(小)を使い塗料を乗せる感覚で塗る。

マジックのインクは指や手が汚れるので、
気になる方は薄手のゴム手袋を使用すると良い。

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ホワイトの塗装は面倒だがピンセットで挟みながら行う。

プライマーが乾燥後、外まわりの塗装を実施。
TURNER MILK PAINT SNOW WHITE 使用。
白は下地が透け易いので必ず2度塗り。
筆は平筆(大)。

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白い壁、都会的でなかなか良い。

ドアは青色にするが、白で下塗りすると発色が良くなる。

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店内の白部分を塗装。

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ドアを塗装。
実店舗はスタッフさんの手塗りとのこと。
塗りムラや下地の透けがあるが味わいがあって良い。
COBALT BLUE → SKYBLUE+WHITE=調合色 の順で塗った。

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思っていた色合いが出せたので大満足。店舗のイメージカラーだ。

内装工作

外装の仕上げ前に内装に入る。
100均の補修用壁紙シールタイプを使用。

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型紙を起こしカット。

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型紙は裏返し壁紙も裏側にする。

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少し大きめで調整できるくらいが理想。

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2軒分の壁紙を貼り終えた。

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奥のアールのついた窓がやり辛かった。
狭い上に自分の手がデカすぎるのだ。

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粘土工作用のツールや定規など、
指が届かない所で活躍して貰い困難は道具で乗り切った。

床材を貼る。
WOOD PATTERN SHEET を使用。

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ポリウレタン(印刷面)と紙(糊面)の2層になっている。
サイズの微調整で不要部分を切り取る際に分離して剥がれる。
注意が必要だ。

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床を貼ることで全体が引き締まった。

腰高までの板張りを実施。
Remake Sheet Natural Wood を使用。

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本物の木が使用されているため固い手触りがする。

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床から壁までの色合いが調和した。

まだまだやること沢山あるが、イメージ確認してみた。

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ここまで来るとついつい遊びたくなってしまう。

小物の加工工作

厨房スペースのテーブル天板は大理石模様のシールを貼った。

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イートインスペースのテーブル天板は思案中だが、試しに木目模様のシールを貼ってみた。

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当初、テーブルと椅子は筆塗りしようかと考えた。
が、玩具らしさを残したいので天板のみ木目シールを貼って正解だった。
素朴な感じが残り、良かったと思う。

イートインスペースが完成に近いた。
備品を配置してみる。

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後は黒板メニューを作り窓を飾って手直しだ。

黒板メニューの工作


1. TURNER CHALKBOARD PAINT とバルサ材を使用

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2. 縁は焼き鳥の串をカットして使用

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3. ドライヤー乾燥し2度塗り

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4. ペイントマーカーで手書き

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最後の文字列、気が緩んでしまった。

大きな透明窓にペイントマーカーで文字入れする際、
ペン先から塗料が大量に漏れ出す事故が発生。
リカバリー出来ない状態になってしまった。
ペイントマーカーの仕組みを正しく理解していなかったと反省。
冷静になってからリカバリー方法を模索する事にした。

リカバリー工作①

1. 溢れたペイントマーカーのインクはシンナーで拭き取り白で塗装

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2. フェイクグリーンを100均で購入

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3.ツタに見立て壁に這わせる

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フェイクグリーンの材質がポリエチレンの為、通常の接着剤は使用できない。3M Scotch PREMIER GOLD を使用した。

なんとか整った。

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リカバリー工作②


窓を塞いだ為、若干予定変更した。
1. プラ板をカットし、2種類のシール印刷実施

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2. プラ板に貼付

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3. 利用案内と利用可能な支払い方法を案内

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台にはPC端末を設置予定。

文字入れ

新しいペイントマーカーを購入。
やりたかった窓の手書きをした。

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イメージどおり出来て一安心。
"BEASTARS" が好きなので "BLUESTAR" と掛けて言葉遊びした。

文字看板の工作

1. 文字看板土台の木材をカット(100均の工作用木材使用)

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2. マジックの黒で塗装

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3. あらかじめ塗装しておいた文字を接着

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4. BEA STAR BURGER 看板仕上がりイメージ

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サンシェードテントの塗装

1. IRON PAINT で下地処理

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2. MILK PAINT を2度塗り

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3. 調合色で仕上げし設置

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正面入り口

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背面出口

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外装が完成した。

店内仕上げ工作

1. イートインスペースにドリンクコーナーを設置
ドリンクの注文は受け取った袋の中に容器が入っている。
ドリンクコーナーでセルフサービスとなる。

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2. PC端末の工作
シール印刷で店内注文用端末の画面を作った。

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本体はカプセルトイを改造した。

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設置完了。雰囲気が出た。

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3. モバイルオーダーでの受取用棚を工作
バルサ材をカット。

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組立しボンドで接着。

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ヤスリがけ。

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水性ニスけやき色で塗装。

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最後に小物の工作。
1.営業看板
バルサ材をカットしペイント。

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2.紙袋を作る

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本当の紙袋を展開して約1/6サイズで計算。

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自作ハンドメイドのバーガーと撮影。

完成

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これで27日間の工作内容が記録出来た。
シルバニアリメイクをされている方々に少しでも参考となれば嬉しい。
最後まで拙い記事にお付き合い下さり、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

また別記事でシルバニアの子供たちが店舗に登場します。
宜しければご覧ください。

皆さんの身近にあるおもちゃにもう一度注目してください。 もっと楽しい事やおもしろい事ができるかも。 インスピレーションを大切に!