芸人代理戦争を観て。
ネタバレします。すみません。
AbemaTVで放送された芸人代理戦争。
こういう半ドキュメンタリー半バラエティみたいなのが好きで、今回も面白かったです。
有名芸人が後輩の若手芸人をプロデュースして、ネタで戦わせる、というAbemaで流行った「格闘代理戦争」の芸人バージョンです。
もし気になって未視聴の方は先にAbemaで観てほしいです。
全体的に引っかかったのが「プロデュースのルール」のガバガバさですね。
そのままネタをさせるのもあれば、完全にネタ提供するパターン、その若手の特色を生かすなど、色々ありました。もう少し統一した方が見やすいかなと思いました。
1試合ずつ振り返っていきます。
ロッチ
ブリリアン組
VS
バイきんぐ西村
や団組
ロッチはブリリアンのキャラを活かしたコカドのボディビル大喜利で、西村は「ネタ作ったことない」と振ったのに正統派な擬人化コントでした。
演者の技量の差で西村や団組の勝ち上がり。
第二試合
とろサーモン
コウテイ組
VS
アンタッチャブル柴田
キズナ組
ここはどちらも本ネタイジらずの披露。ライブシーンで活躍している二組なのでネタ番組として面白かったです。特にキズナのあのコントはKOC決勝で観ても遜色ないと思います。でもこの番組のシステム的にどうなんだろ…と思いました。
コウテイの勝ち上がり。
第三試合
ナイツ
オキシジェン組
VS
TKO木下
なすなかにし組
オキシジェンはSNSでバズっている浅草師匠モノマネを繋げたネタ。ちゃんとナイツとの関係性も見られて良かったです。対してなすなかにしは100%TKO笑。ありネタだったのか分かりませんが、木下と木本にしか見えませんでした。あと、ヒロミがなすなかに「新しいね」ってコメントしてましたけど「いや無茶苦茶古いだろ!」と思いました。
めちゃくちゃウケ、なすなかにし勝ち上がり。
第四試合
ケンドーコバヤシ
インポッシブル組
VS
友近
This is パン組
この二組が1番この企画の意図を汲んでる、というか、良いの選んできてやりたい事やってるな〜って感じでした。特に友近の方は、双方の良さを引き出していて、今回の裏MVPだと思います。インポッシブルは1番腹抱えて笑いましたがお客さんにめちゃくちゃ嫌われてて…笑 そりゃそうだ笑
This is パン勝ち上がり。
決勝戦
2本目はや団とコウテイはありネタ、なすなかにしは1本目のキャラのまま普段の漫才をボケツッコミ逆で、This is パンは友近ワールド全開のネタでした。
コウテイはytvの決勝でも披露していた漫才。このネタは非常に良いです。こんなにお客さんにウケるのなら、売れるかも。久保田をガン無視笑。
や団はマジで「ジャーマン」のネタしか観たことない。「ジャーマン」だけは5,6回観てる。違うの無いんか。
なすなかにしの2本目ぐらいの先輩後輩のウェイトが1番丁度良く、納得の出来だと思います。1本目のルール無視感は否めませんが笑。
This is パンはこちらも良いネタ。偏見ネタ大好きなんですけど、この手のネタで大爆笑はムズいよなーと。
結果、コウテイと1点差で、なすなかにし優勝。
てか、コウテイすごいな。あの芸風で。
納得の結果ですが、客票じゃなく審査員制度ならどうなってたのかも見ものです。
次があるのか分かりませんが、先輩と後輩の関係性が強い程、ドキュメンタリー側としては面白いのかなと思います。ルールはもうちょいちゃんと設けた方がいいのかな、でもどう言葉にしていいのか難しいな、と思います。
ちなみに1回戦4試合ある中で、面白いと思った方が負けるのが3回ありました。ズレてる。
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