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住居確保給付金って実際どうよ

大抵のご家庭で一番でかく、かつ事故るとマズい支払いが家賃であるかと思います。ウチもそうです。
もちろん此度の無職へのクラスチェンジでやべぇことになるに決まってます。

もっと早く現状を知っていれば退職ついでに安い地区/家に転居とかもあり得ましたが、もはやその初期費用が出ません。そもそも引っ越しによる節約効果ってあまり大きくないんですよね。


んで、


いっときTwitterに流れてきた「住居確保給付金」。
一部だろうが給付を受けられればワンチャン首の皮繋がるかもしれん!

というわけで無職になって2日目、詳細を訊くために市役所の生活保護課へ向かいましたが、これがなんか「現状のヤバさ」が身に染みるんですよね。なにせ史上初の無職セットです。
とはいえ「もっとヤバくなってから行くところ」というイメージもないではなく、門前払いの可能性もあるんじゃないかもと思ってました。



「ふたりして無職になってしまいまして、ちょっと生活が心もとないもんですから、使える制度がないかなどとご相談したいんですが。住居確保給付金とか。」


大体こんな感じの訊き方をしまして。



すると「詳しく話を聞きたいので明日以降改めて面談の時間を取りたい」とのこと。
こちとらエブリデイ日曜日です。もちろんOK、翌日の朝からの面談を取り付けました。




翌日保護課の一角、区切られた個室へ通され、二人の女性担当者と話をすることに。
家族構成、両親は健在か、今までの収入や失業(退職)の時期と理由、失業保険の手続き状況。あとら家賃や生活費、各種ローン等、つまるところ「いくらあればひと月生活できるか」、今の現金資産の金額、就職活動の現況等を確認。

「その収入で子無しでなんで貯金してないんだオメーら」
みたいな反応もぶっちゃけありうると思ってたんですが、めちゃめちゃしっかり話し聞いてくれました。「ちょっと踏み込んだ内容お伺いしますけど、話したくなければ大丈夫です」って配慮もいただきました。全部ゲロしましたけどwww

事前に同じような項目を自分で書き出してみたりはしてたのですが、話しながらっていうのは有用です。取りこぼしとかやっぱりあるからさ…国保ェ…

で、


生活困窮者自立支援法
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%9B%B0%E7%AA%AE%E8%80%85%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95

で定めるところの

1.自立相談支援事業(3条2項、5条)

2.住居確保給付金の支給(3条3項、6条)

3.就労準備支援事業(3条4項、7条)

4.一時生活支援事業(3条5項、7条)

5.家計相談支援事業(3条6項、7条)

6.生活困窮世帯の子どもの学習支援(7条)

7.就労訓練事業の認定(16条)


このうち対象になりうるのは1.2.7.であること。

わたしは薬代さえ払えれば就職活動や就業にさして支障はないことと、自立支援医療の申請は既に適用済みであることから就業支援はまあいっか。
夫の方はさっぱど仕事が決まらないため、職業訓練も含めた就労支援も視野。

住居確保給付金については「離職者であって、就労能力及び就労意欲のある者のうち、住宅を喪失している又はそのおそれのある者」に該当すると考えられるが、ただそもそも適用例がまだ少なく、スッと判定出来ない…とのことで、後日改めて面談をすることに。

ちなみに前々職で退職金がわりに生えたのを移管したいわゆるiDecoがあるんですが、原則引き出せないし、役所側も「今だかつてiDeco持ってるひとから相談受けたことがなくて即答できない…」とのこと。なんかごめんな。

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