焼肉警視総監への道を進めようか迷って結局やよい軒へ。今回は企画当初から注目していた回鍋肉と麻婆豆腐の定食をチョイス。実は今年８月から登場した期間限定メニュー。つまりそのうち食べられなくなる可能性があるので今のうちいただいておきましょう。

　中華料理なので汁物も味噌汁ではなくわかめスープ。回鍋肉と麻婆豆腐と。ご飯が進む中華料理の二大巨頭の競演。ご飯がどんどん進むことは間違いありません。

…というのは普通の量を食べるときの感覚。肉料理や魚料理がメインを張る定食に比べると、心なしかおかずの量が少なく見えます。やっぱり麻婆豆腐以外で豆腐がもう一つ欲しいですね（笑）

　回鍋肉でご飯を２杯食べ、残ったタレでもう１杯。万人に受け入れられやすい甘めで濃過ぎない味付けですが、個人的にはもう少しパンチが欲しいところ。ご飯が進むと言っても、野菜がメインだとおかずの消費量は早いですね。

　麻婆豆腐も辛さは万人に受け入れられやすい控えめなものですが、花椒が結構きいていて意外と本格派。これくらいなら大丈夫ですが、以前激辛麻婆豆腐にチャレンジして、唐辛子の辛さは何とかなったものの、花椒の強さに舌がしびれて参ってしまったことを思い出しました。ご飯はお替わり自由でしたが、特に大食いするつもりではなかったのに完食にご飯５杯も要してしまいました。単品で激辛麻婆豆腐を顔色一つ変えずに食べられる人は尊敬してしまいますね（笑）

　今回はなるべくお替わりを稼ぐ選手権ですが、ご飯一口につきおかず一口のルールだと豆腐で２杯食べ、残った餡でもう１杯が関の山。結局150＋200×5で1150g止まりとなりました。

　企画当初は有力視していたにも関わらずお替わりが伸び悩んだ原因は、私が濃い味付けの回鍋肉、麻婆豆腐に慣れているせいでやよい軒のが薄味に感じてしまったため。私が愛用している佐賀を代表するデカ盛り店「葉隠一番」の回鍋肉丼。最強の特盛Dはご飯だけで７合、総重量にして3.5kgある代物でしたが、おかずが足りないとは全く感じないくらい濃厚な味付けで、ニンニクの効いたパンチのあるやつでした。

　そして最強の麻婆丼特盛Dはご飯７合豆腐５丁。総重量は実に４kg超。味は結構辛めですが花椒は全く使っていないタイプ。こちらもニンニクがたっぷり使われていてご飯との相性は抜群でした。今はもうこの量を食いきれる自信はないですね笑