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101回目のチャレンジメニュー

 大食いチャレンジ100勝を機に引退し、それからラーメン食べ歩き、夢を語れシリーズ、激辛食べ歩きと趣向を変えながら進めてきましたが、この度ほんの少しだけ大食いを再開することにしました。理由は幾つかありますが後述。何度目かの引退詐欺で恐縮ですがご了承下さい。


 理由の一つ目は、最近また地方の大食い系の情報が増えつつあるが、こうした情報を拾える人は極めて少なくなった為。今回訪問させていただいた「ラーメン居酒屋悪代官」は、糸島市の、「ファームリゾート糸島」内にある、豚骨ラーメンと地鶏食べ放題の二刀流なお店。佐賀生まれ佐賀住みの私にとって福岡は都会ですが、この辺りはのどかな田園風景が広がります。デカ盛りで全国何処でも回った私にとって、こうした知られざるお店での大食いチャレンジの方がワクワクするのですよね。

 こちらが目当てのチャレンジメニュー「極悪ラーメン」ですが、初日は既に予約が入っていたようでチャレンジ出来ず。要予約と書いてなくてもこの手のメニューは事前確認が無難。久々なので失念していました。

久々に食べる茶色に濁った濃厚豚骨が美味い!

 この日は普通のラーメンセットをオーダーし、翌日の開店時に予約。それから予定を変更して西新まで舞い戻り超辛鬼ヤングに挑むのでありました。それから思わぬ激辛連戦を挟んだ次の日。お腹は十分に空いてますが、唐辛子の過剰摂取で一晩中腹痛に耐え一睡も出来ず。激辛の連戦は身体に与える直接的ダメージが半端ありません。回復に最も効果的なのは溜まったものを速やかに排泄すること。これが大食いを少しだけ再開する二つ目の理由です。

 

 制限時間は20分ですが、過去最速は9分30秒。成功率も25%ほど。しかも総重量がいつの間にか1800gから1500gになっています。二郎系ラーメンなら普通の大盛でも総重量は1500gはありそうなもの。正直この時は成功は間違いなし。最速記録をどれくらい塗り替えられるかと考えていました。

 着丼。元情報の動画よりだいぶ高さがあります。これはだいぶ盛られた感ありますね。余談ですが最近は丼の重さを含めてすら達してなさそうなのに「総重量○㎏」を謳う動画が非常に増えました。以前は大食い、デカ盛りブログの筆者も読者もマニアの割合が多く、どの店のどのメニューがどの程度の量かを気にする人が多かったのですが、今や多くの視聴者が自分自身は大食いとは縁がない人。そうなると興味を引くために実際以上に数字を盛りがち。ブログ時代に秤で量っていた時代が懐かしいです。

 天地返しをするスペースが全く無いのでひたすら食らいつくのみ。普段いただいている二郎系に比べ野菜のシャキシャキ感が強く咀嚼に手間取りなかなかスピードが上がりません。過去に二郎系の大食いチャレンジで失敗した時も野菜がとにかく固かった。チャレンジメニューあるあるかもしれません。

 麺とスープは普通のラーメンと同じ。濃厚豚骨スープが大量の野菜の水気で薄くなり、大量の細麺はスープを吸って伸びやすい。何故二郎系が醤油ベースで背脂をふんだんに使うのか、麺が何故極太なのかが理解できます。料理は組み合わせが大事。やはり細麺豚骨のお店は、さっと食べて食べ足りなければさっと替玉するなりサイドメニューを頼むなりするに限ります。先述の通り、普通の豚骨ラーメンはとても美味いです。

 開始数分の段階では敗北が頭を過りましたが、大食いチャレンジで焦るあまり一口で大量に食べようとして飲み込めずにかえって手間取る自分の悪い癖を思い出し、とにかく喉を通すことを心掛けてからはペースアップ。制限時間有りの大食いチャレンジは実に三年振り。ようやく当時の感覚が戻ってきました。

 完食時間は18分2秒。最速どころかとてつもなく平凡な記録に終わりましたが、101勝目を飾ることが出来ました。何時までもチャレンジ精神は忘れずにいたいもの。これが再開の三つ目の理由です。

 大食いのおかげで激辛の痛みからは解放されましたが、一泊二日で移動しながらとなると流石に疲労困憊。然しながら今回の遠征は、ブログやって楽しかった頃を思い出させてくれる実に充実したものでした。これからも不定期でやっていきましょう!それではまた。

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