見出し画像

沖縄のアジアチャイルドサポートを訪問し井戸の建設費を寄付をしてきた話

はいさーい
23日24日の二日間で認定NPO法人アジアチャイルドサポート様を訪問し、小型井戸の建設費15万円を寄付してきました。
この活動は、WPSプロジェクト(以下WPS)という団体の活動の一環で行なっています。WPSとはWorld Peace Schoolの略で、学校を作って世界を平和にしたいと考えているメンバーで構成されています。私自身は高校を中退している経験から、不登校等の人たちを支援する方法はないものかという考えから参加をしています。

今回訪問した理由は、メンバーの一人が、このNPO法人の代表の池間さんの活動に感動し、全体に共有。数名が実際に講演も聞き、その活動内容としてされていた海外での学校設立、給食支援、就業支援等の中から、今の我々で支援ができる井戸建設の支援をすることと、活動内容についてお話を伺うために訪問をしました。

次長と、主任の方々に休日にも関わらず、ご対応いただきました。お忙しい中、大変にありがとうございました。何点か、お話しいただいたことを記載します。(了承済み)

・世界各国で活動をする中で、文化の違いに気をつけなければいけない。
・教育が大事、そのための給食支援、井戸支援
・日本と海外の子供の意識の違い
・池間さんが精力的に動ける原動力
・途中で諦めたら支援している子供が死ぬかもしれない
以下に詳しい内容を記載します。

・世界各国で活動をする中で、文化の違いに気をつけなければいけない
日本でも経営者が中国人を人前で叱責して、中国人にとって最大級の侮辱行為であり、それから殺人事件になった件がありましたが、日本と世界各国は文化が全く違います。子供の頭を撫でることがNG、土足で絶対に踏み入れてはいけない場所がある等々。それを理解せずに、支援活動はできない。現地に信頼できる人を作って一緒にやることでその問題をクリアしている。しかし、現地で信頼できる人に出会うのは難しいとのこと。

・教育が大事、そのための給食支援、井戸支援
支援を行なっている国の一つのミャンマーの井戸を作る予定の地域では、教育の大事さは親も理解はしているが、貧困のため、子供が仕事をしなければ家族が生きていけない。
体重20キロほどの小学生くらいの子供が自分の体重より重い水を汲んでくる仕事をしている。雨季であれば近くの水場から運ぶ、乾季になれば、水がある場所を探し求めて一日中歩き続ける。水がないと生活ができないから。
その中で親が子供を学校に送り出すためにも、井戸を作って水汲みの仕事を必要ないようにする。給食支援も学校に行けば給食が食べられて、食事の心配をする必要がない環境作りができる。
もちろん学校に行く理由作り以外のメリットもある。飲料水用の水場の水を体を洗ったり、洗濯にも使われ、家畜もその付近で飼っているため衛生状況が良くないため、赤痢等が蔓延し、体力のない子供が犠牲になる。井戸を製作することで、その問題も解決できる。給食で栄養不足も解決できる。今では、学校の卒業生が、先生としてその学校に戻って子供たちを教えるということもあるとのこと。

・日本と海外の子供の意識の違い
支援した生徒から、沖縄の大学に来てもらう支援もしていたとのことで、その学生が言うには、日本人がこんなに恵まれているのに自殺をしたりするのが理解できないとのこと。
暗い中で電球一つで勉強してきたが日本は勉強できる環境が整っている。電子辞書なんて便利なものもある。食べ物も豊富。理解ができないとのこと。
これについては、夢を持てるかどうかの違いかと言う話をした。私が一月の登壇で話した内容が多分関わっているのかなと思う。以下参照、夢を持てば希望を持って人は前に進めるようになり、それがないと落ち込んで、悪い方向にループする。だから逆に良いループにしようといった思いから登壇した内容

・池間さんが精力的に動ける原動力
「現地を見てしまったからだよ」これだけの言葉なのにすごい説得力があった。
また、家族の絆等、逆に教えてもらえることがいっぱいあるとのこと
「団体の活動に理解し、ご寄付をしてくださる方は100人に1人。だから多くの人に伝えていく」
これらの考えから、精力的に動き続けていられるとのことでした。

・途中で諦めたら支援している子供が死ぬかもしれない
一度支援を始めたら途中で止めるようなことがあってはならない。ものによってはそれが原因で子供が亡くなるかもしれない。これを聞いて、どれだけの責任感があってどれ程の重責がある中で支援活動を続けておられるのだろうと言うことが、垣間見えた。WPSとして、何かをする時、絶対に諦めてはいけないのだろうと思った。

私が一番気になっていたことは、世界各国で支援活動をするための組織づくりについてでした。この点に関しては、過去何十年と活動をしていく中で信頼できる人を見つけて、その人と一緒にやるしかないと仰っておられました。
何をやるにして、やりたい事自体が大きくなればなるほど、一人、少数ではできないものになります。私はその時に必要になるのが、マネジメントだと考えているのでこのような質問をさせていただきました。
トップに立つなら信頼できる人を作らなくてはならない。逆に下につくものはトップから信頼される人にならなくてはならないのかなと思った。

訪問後は、WPSのマスコットキャラクターであるマナティーの写真を撮るために美ら海水族館へ、最終入場締め切りの3分前くらいに滑り込んで、ジンベイザメを見たりしていたが、マナフィーがいないままに水族館が終了。あれ?と思ったら、マナティーは別館だった模様。事前調査不足と

夜は民泊を借りていたので、そこでBBQ

翌日は朝に1時間ほど海のゴミ拾いをした。びっくりするくらいプラスチックごみが多かった。おそらく流れ着いたごみだと思われる。マイクロプラスチックの問題も最近大きく取り上げられるようになったが、これこそ現地を見ないと分からないことなんだろうなと思った。

初めて沖縄に行ったが、とても良い場所だった。次はもう少しゆっくりと休暇を過ごす形で行ってみたい。

LINEスタンプ販売中です。収益はこのような寄付金に使用されます。
活動に賛同された方、マナティスタンプ気に入ってくれた方は、ご購入いただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?