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#04 わたしの好きな人、益田ミリ

知ってる人は知っている…
益田ミリとは作家である!


益田ミリという人の本を読むと
心にそっと寄り添うような、
まるでこれって私の気持ちなんじゃない?と
思うような言葉や気持ちが溢れている。

誰にでもある日常の、
起こりそうで起こらないような
それでも、これってもしかして私もかも?
と思えるような不思議な距離感で心地がいい

人の気持ちの暖かくて繊細な部分も
ちょっとチクリと棘があるところも

ハッと気が付かされるようなことも
そっと背中を押してくれるようなときも。

私の生活に欠かせないとても大好きな
作家であります。⋆*


そんな益田ミリという作家と出会ったのは
昔わたしが働いていたBOOK&CAFEのスタッフ時代で

その頃はまだ本屋で購入していない本が
カフェメニューを飲食しながら
一緒に読めるなんて画期的!とても珍しい!!
みたいな時代で

言っても数年前の話にはなるけれど

今や割と珍しくないそのスタイルの本屋で
雑貨の担当としてレジや仕入れをしていたのです。

雑貨の担当と言えどレジ打ちの際に
ブックカバーは付けないといけないし
本の予約やお調べもいたします!
なんでもかかってこい!!って感じで

サブカルだいすき…って思いながら生きてた
数年前の私がとにかく気になったのが

益田ミリという作家だったのです。

カフェ利用のお客様の返却本を
棚に戻しに行くのも業務の一環で

毎日1回くらいは棚に本を戻すのだけど

すごいこの本いつも読まれてるな、
ゆるっとかわいいイラストだけど
みんなこの作家さんそんな好きなの?と
思っているだけで

仕事中気になっても
仕事が終わると本のことは頭からぽろっと
抜け落ちていたので読めたことが無かった。


少し時間を開けて、
下着屋さんに転身した私が店長とのぶつかり合いで苦しいよう…もう辞めてしまいたい位にきらいだよう…と思いながら本屋で再開したのが益田ミリの本だった。

どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心
もう買わずにはいられなかった、
だってどうしても嫌いだったから。

読んだ後少しスッキリした気持ちになったのを
今でも覚えてる。

誰だってあの人きらい!やなやつ!!って
心の中に月島雫みたいな瞬間があって
本の中のすーちゃんと自分の気持ちが重なって
お互いやんなっちゃうよね!全く!頑張ろうね!
と鼓舞しあえたような感覚になった。

それからは益田ミリの虜になって
あの時のあのお客様たちの気持ち
とってもよく分かる!!と思いながら
既刊の本を沢山読んで行ったのでした。

今ではドラマや映画にもなっていて、
それもとっても素敵なので次回に続く事にしましょう。

読書の秋に、大好きな益田ミリを📗📚


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