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【エッセイまんが】パートナーと最速で仲直りする方法

私の場合、パートナーとのやりとりで無意識に期待していることがあります。それは、感情や気持ちを「わかって欲しい」ということです。

この期待は、比較的 女性性の強い部分かも、と思っていたので、
まさか旦那氏もこの手の期待をしているとは思っておりませんでした。

相手の感情をわかろうとする姿勢を持つのに、かなり長い時間がかかりましたが、旦那氏との関わりのおかげで、ようやく私も相手の感情に寄り添うということを(完璧ではないにしても)理解・体得できたような気がします。

今回はそんなお話を実際の喧嘩エピソードを交えてお話しできればと思います。どうぞお付き合いください。(^^)


【エッセイまんが】パートナーと最速で仲直りする方法

大炎上。自分の事は神棚に上げて、相手の感情をぶった切った。

私が、感情や気持ちを「わかって欲しい」立場のときは、
・どういう状況で
・どういう理由で
・どんな気持ちになったのか…
分かってほしい気持ちが強い分、自分の感情を語りまくり、伝える努力をしていました。そして、それが「フツウ」だと思っていました。

そういう時に、
旦那氏が「ハイハイ、要するにどうして欲しいの?」なんて
言ってきた日には大炎上、間違いなしです。
(旦那氏はコーチングの先生。
「聴く」のプロということもあり、大炎上したことも一度もないけれど。)

一方で、逆の立場のとき、旦那氏は遠慮がちに自分の感情を言語化していました。

それに対して私がやっていたのは、「ハイハイ、要するにどうして欲しいの?」でした。笑
自分は気持ちを分かってほしいのに。自分の事は神棚に上げて、相手の感情をぶった切り。もちろん大炎上です。しかも、「どうして欲しいのか言ってくれないと分からない」なんて追い打ちをかけておりました。

私にとっての「フツウ」は、【分かってほしい気持ちがあるのならば、自分の感情を語りまくり、伝える努力をするでしょ?】。
このことも影響して、旦那氏の態度を見て気持ちを分かってほしいとは夢にも思わなかったのです。

感情の言語化には、2種類のタイプがいる。

この経験での大きな気づきは、
・感情の言語化が得意な人
・感情の言語化に、時間がかかる人
2種類のタイプの人が居るということです。

そして、「感情の言語化に、時間がかかる人」の理由は、
①そもそも感情の言語化するのに慣れていない
②言語化した感情を、言うことに慣れていない
なのではないかと思います。

①については、
感情や気持ちに対して、ぴったりくる単語がわからないという語彙力の問題かなと考えています。
「この気持ちはなんだろう~♩」なんて歌もありますよね。自分の感情に、完璧にしっくりくる名前をつけるのって難しいかなと思います。

余談ですが
私は、「内観」のためにノートに気持ちを書き連ねて、この気持ちに一番しっくりくる名前はなんだろうか?とネットで辞書をひくように検索することもあります。この作業をもう10年くらいやってるんじゃないかと思いますが、今でも自分の感情に完璧にしっくりくる名前をつけるのって難しいなと感じています。

②についても、
「嬉しいー!」とか、パッと感情や気持ちを声にだして言える人と、そういう習慣が無い人といるよなと思います。
①で言語化が出来ていたとしても、気持ちのブロックがあって、なかなか伝えられないということもあるのかなと思います。

パートナーは、どっちのタイプか?

話を戻すと、今回の喧嘩の場合
まんがのセリフ通り、旦那氏にとっては、「最近の君は…」というのを聞いて、旦那氏の場合は、①も②も苦手なタイプなのかも?と感じ取りました。

彼にとっては、この言い方が、この時点での精一杯の言語化だったんだと思います。

このことに気づけなかったら、正論を返して理詰めで大炎上して終わってしまったと思います。(^^;)ですが、今回は瞬時に「あっ、もしかして」と気づくことが出来ました。(今まで何度も正論を突き返して、やらかした喧嘩の経験値がようやく実を結んだ気がします。笑)

感情に寄り添うヒケツは、「朝まで付き合うよ」な雰囲気づくり

感情の言語化には時間がかかるし、語彙力も必要です。
だからこそ、話し合う時には「助け合いながら言語化していく」もしくは「一緒に深堀していく」ような感覚が大事なのかなと思います。

聞き手が、「感情の言語化に、時間がかかる人」の理由として挙げた2つのポイントを手助けする雰囲気をつくることが、結果的に「感情に寄り添う」ことにつながるのかなと思います。

喧嘩は、戦いの場ではなく、お互いを深く知る場。
安心安全な空間で、寄り添う。

そう思えることが、かけがえのないパートナーとの関係を居心地よく感じられて、穏やかで居られるヒケツなのでは?と思うのです。

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