エスタークvs息子ザオリクの話

*この記事はSFC版DQ5のネタバレを多分に含みます。
閲覧の際はご注意ください。

息子ザオリクは難しい、かもしれない。


○現状一番難しい?

 これまでの記事で取り上げてきた通り、ジュエルやらエミリーやら魔エサ
 (フバーハ)やらザオリクやらベホマラーやらと言ったチャートが今の
 ところ(細かい差はいくらかあるけど)プレイヤの選択肢として広がって
 いるっぽい。

 どれもとりあえずやったことはあるけど自分が感覚的におそらく
 一番エスターク戦が難しいと思っているのは息子ザオリクである。
 (同時に一番エスターク戦が楽しいのも個人的にはこれ。)

 まあエミリーは少し戦い方が特殊なので難しさの方向性が違うようにも
 感じるが、反射チャレンジをどれだけできるように動かせるか、準備する
 かという話に結局は尽きる。

 ただし撃破できた場合の必要ターン数が圧倒的に少ない分、他と比べると
 一戦での勝率やターン継続にこだわらない動きになりやすいが、基本的に
 はターンの継続が要ではあることは変わらない。
 ただし、エミリーとそれ以外は戦闘時間がそれなりにかかるため、タイム
 の都合上一発突破の重みに差がかなりある。

 そしてそのターン継続が崩れやすいというか割と度々崩れるのが
 息子ザオリクでのエスターク戦である。

○自分の場合の準備(とりあえず)

 エスターク戦に備えて装備やアイテムの配置をどうするかはプレイヤごと
 に少しずつ違いがあるかと思うが、以下の話をするためにとりあえず
 ざっくりとした自分の場合の装備やアイテムの配置例を載せておく。
 実際には最終セーブまでの展開次第で装備やアイテムが変わることもある
 が、後で載せる参考動画のものをとりあえず載せておく。

 ピエ 吹雪メタキン鎧風神盾メタキンヘルム
    ドラム、天剣、葉っぱ3枚、エルフ1個
 サン 破壊魔神オーガ幸せ
    賢者石、復活玉、残り全部エサ
 息子 吹雪天鎧天盾鉄仮面命リング星降る*
    祝福、雫、エルフ3個、祈り
 娘  妖精プリロ水鏡山彦
    (祈りかエルフあれば持っておいてもいい)

 *娘星降るで先制ラリホーを入れに行く人もいるけど、
  連続外しで立て直しがきつめになるので個人的には好まない

 スラ マジシシルクハット
    エサ1個(持ってるけど今回はあまり使ってない)
 主  ドラ杖ドラメ風神太陽
   (動画でなぜかリングも持ってるけどエスターク戦での効果はない)

 *主人公やスラの装備はあったほうがいいけど余っていればつける程度で
  必須ではない。ドラメや風神マジシでそれぞれおよそエルフ1個分にも
  なるし、場合によりけり。

○エスタークの行動例いくつか

 *以前3股チャートに載せたものと基本的に同じ

 ①打撃息、メラゾ息
 後攻石と息子ベホマでケアがほぼ追いつくので、フバーハを入れている
 息子が殴られなければある程度状況が継続するデレ行動

 ②打撃2連、打撃メラゾーマ
 集中するとまず落ちる。サンチョのみレベルや乱数によっては耐える。
 バラけてもケアする場所が多くなるのでめんどい。

 ③ナズン打撃、ナズンメラゾ
 サンチョや息子のHPが石で回復し切れないし、回復したいキャラは打撃や
 メラゾ先になるのでジリ貧につながりやすい行動。

 ④波動息、ナズン息、息2連
 全体に強めのダメージが入る上に、波動息の場合は次にフバーハをおよそ
 かけ直したいのでHPのケアが割としにくい。

 エスタークの行動の組み合わせは基本的にのサンチョやピエへの打撃
 息・メラゾ息以外は基本的にちょっとめんどくさい。
 はデスコンなので可能性はある程度切って動かす。ただし、特に息子の
 生存は立て直しの軸
なので最後尾を基本的にキープして単体攻撃の対象に
 なりにくいように
意識する。
 ③④絡みあたりが割と難しく、寝かせられずにこれが続くとジリ貧になり
 やすい。

○基本戦術

 これも3股チャートと基本一緒だけど、以下の通り。

 初手
  サンチョ石、ピエ天剣、息子フバーハ

 以降
  
波動をされたら基本はサンチョ石ピエドラム息子フバーハを行い、
  きつければピエは防御やベホマに回りながらフバーハをかけてもらう。
  全体的にHPが悪い場合は主スラ防御、ラリホー、石などで1ターン状況
  を回復しつつ、次からサンチョピエ息子で動く。
  サンチョとピエの位置は状況により入れ替わることがそこそこある。

○息子のMPへの意識

 息子の蘇生は葉っぱで行い、その他のキャラは基本的には息子のザオリク
 
を使って蘇生することが多い。
 (緊急時は状況と進度で他のキャラでも葉っぱ蘇生する場合はある。)

 ザオリクの消費MPは20と割と大きいが、基本的にエスタークが起きて
 いる限りどのターンでも死者が出る可能性があるので少なくとも20を切る
 ようなら早めに回復しておきたい。

 他にも波動連打に対してフバーハを使い続けさせられたり、殴られたら
 ベホマ打たないといけなかったりとMPを消費しないわけにはいかない
 ターンはそれなりに続くので、ギリギリまで粘る癖をつけるとエスターク
 のご機嫌次第で一気に崩される展開に持ち込まれやすいので気をつける。

 MP回復の意識は祈りがある場合はMPが30~40程度で祈れるタイミングが
 あるなら祈る。MPが20前後、またはそれ以下の場合でタイミングが
 取れたらエルフを飲む。
 祈りがない場合はMPが30~40程度の場合、基本的には我慢したいが、
 展開に余裕がある場合はタイミングがあればエルフを早めに飲む。エルフ
 の残りがきつくなりそうな場合は特にMPが40~50程度になったらベホマ
 の代わりに祝福を少し積極的に使ったりして消費ペースを落とすように
 意識する。乱数高めじゃないと全快しないけど…程度には甘える。

 いずれにしても、MPが30強くらいになったら攻撃よりも眠りを少し優先
 
して選択肢に入れたり、壁役やピエを前に置いてサンチョや息子のHPを
 守りやすく
したり、回復手を増やして息子が回復や補助から一瞬解放され
 やすいような状況に持ち込めるように
狙いながら動かす。

○波動に対する動き

 基本戦術のところにも書いたが、波動に対してはサンチョピエ息子に
 フバーハ
をできるだけかけ直すことを意識する。

 時々見かけるピエやサンチョの代わりに娘を入れてフバーハを入れる
 動きは、状況にもよるけど自分はあまり積極的にはやらない
 他にも自分はスクルトや天盾、(山彦)マホカンタもあまりやらない。

 この基本的な発想はベースにする補助を減らして攻撃を積極的にしていく
 という感じ。

 基本的にベースの補助の回数が増える動きは、波動が来なければもちろん
 有利に安全に戦闘を進めることができるが、多い場合は波動に対して準備
 の手間が増えて、遅れやすくなる。
 とはいえ使うこともあるし、そういう戦術もあるので、それぞれの補助の
 効果についてまずは言及する。

 スクルトは装備やレベルにもよるが、例えば上記の自分の編成であれば
 スクルト1枚でサンチョは打撃2連ほぼ耐え、ピエは打撃≒メラゾ程度まで
 抑え、息子も打撃+息ほぼ耐えと言った効果がある。

 マホカンタ(天盾)は息子や娘など特にナズンに弱いキャラにかけたい。
 特にこの2人はナズンやメラゾのダメージで致死圏内に容易に入るので
 そのダメージを気にしなくていいのはとても楽になる。
 山彦で2人まとめてかけられるのも割とお得感があるし、ナズン反射で
 ダメージを稼げるとよりお得感がある。

 デメリットはとにかくいずれも波動によって消されるので、波動のペース
 が遅ければかなり効果的な選択肢になるが、波動のペースが早い場合は
 効果を十分発揮することなく終わる。これはMPと行動回数を無駄消費
 することを意味する。
 (そして十分効果を発揮する前に割と波動が来る印象が自分は強いので
  やりたがらない。)

 スクルトは息子(稀にサンチョやスラ)が、マホカンタは娘または息子の
 天盾で可能となるが、息子は回復やフバーハを、娘は眠りを入れにいく
 MPが必要で、それぞれ消費MP3や4の呪文を連打するとハマらなかった
 場合に意外とMPが枯渇してMPの回復剤が余分に必要になることがある。

 また、ナズンは3発反射してようやくピエや息子の攻撃1発分となるので、
 殴る余裕があるなら殴ったほうが(回避もあるけど)とりあえず削れる。
 合わせて、自分の場合は娘と息子を同時に出す戦術はフバーハをかける
 キャラの兼ね合いで娘の安全性にそこまで貢献しないし、そうなると2人
 同時に出ていないのでマホカンタ2枚の価値も下がりやすいなどもある。

○負けパターンと補助

 エスタークの負けパターンは具体的に細かく言えばいくらかあるが、
 大きくはおそらく2つ。1つは息子打撃、そしてもう1つは波動連打

 波動連打は基本的にジリ貧になるので、攻撃力も耐久力も補助が必要な
 編成である以上攻撃手をとれないまま一方的に削られてHP状況が悪く
 なり、MPが切れ、回復が追いつかなくなったりして、いずれ崩れ去る。
 なので波動に対して攻撃がもたつく動き自分の中では負け筋寄りの
 選択、戦術と考えている。そのためエスタークと戦うための必要な補助の
 回数は波動に対して最小限にとどめたい。

 おそらく波動が少なくて負けるということは打撃連打を除いてはちょっと
 めずらしいのではないかなと思う。

 エスタークの行動例はいくらか示したが、波動絡みは基本的にフバーハ
 の掛け直しが必要で、なおかつ行動の組み合わさり方にもよるがHP状況が
 微妙もしくは悪いことが多い
。ドラムを入れ直す必要もあり、基本的に
 波動1回で攻撃手が1~2ターン、あるいはそれ以上に止まる

 つまりベースの補助を増やすと波動に対して準備を整えるのに必要な行動
 数が増える
ので、その効果が持続してる間の安全さは多少上がるが、その
 分波動に対して攻撃がもたつきやすく、必要なMPやターン数が増える。
 余裕ができたタイミングで入れるということもできるが、状況が整って
 いるなら
眠りを入れて行動を抑えたり、攻撃してダメージを稼ぐ方が
 個人的にはいいかなと思っている。

○誰かが落ちる時の話

 まず、ある程度十分なHP状況が確保されているとして、落ちるパターンは
 概ね以下の通り。

 サンチョは打撃2連もしくは打撃メラゾの両方最大乱数あたり。
 ピエは打撃2連もしくは打撃メラゾでどちらも基本落ちる。
 息子は打撃絡みだとほぼどの行動でも落ちる。
 は息子と基本同じだが、自分の場合はフバーハをあまり入れないので
 息の高乱数2連などもちょっと危ない。

 つまり、それぞれキャラが落ちた時の次のターンの状況の特徴は概ね
 以下のようになる。

 サンチョ落ちは基本的に他のキャラが削れる落ち方にはならないが、
 石回復が入らないので甘えて動かした分はそのまま残る。

 ピエ落ちはパターンとしてはサンチョと同様だが、多少甘えていると
 打撃吹雪などで落ちる
場合もおそらくあるので油断すると状況が割と
 悪くなることも多い。石回復は入るのできっちり守っていれば割と他の
 キャラはそれなりに整う

 息子娘落ちは打撃+αでまあまあ落ちるので基本的に出ているキャラは
 巻き込まれるパターンもそれなりにある。石回復が入るのでサンチョや
 ピエはHPや耐性の関係で基本的に崩れにくい
はずだが、息子と娘を同時に
 出している場合
はフバーハの入ってない娘への息やナズンなどの形で巻き
 込まれると次も動かしにくくなりやすい

○立て直しの話

(息子のMPが必要であることはある程度前提なのでそのあたりは上述の
 MP意識のところを参照してもらいたい。)

 まず誰かが落ちる前の立て直しの話から。
 ジリ貧となる行動(行動例の③や④)が続いたり何らかのミスや被ダメと
 回復の乱数が悪いのが続いてHP状況が微妙になってきている場合、石を
 振ってピエや息子を馬車内で回復させるターンを作るようにする。
 それをしながら次の回復が必要な場所をサンチョに絞ることで状況を改善
 しやすくなる。
 スラ(or主)防御・サンチョ石・娘ラリホー、またはスラ防御・主防御・
 サンチョ石、あるいはスラ防御・ピエ防御orベホマ・サンチョ石などの
 形で石回復を入れるようなことをよくする。
 特にサンチョの残HPによって並び順や出し方を変えたりはする。

 次に誰かが落ちた時の立て直しの話。
 落ち方の話から考えると、できるだけ息子と娘が同時に削れられる形を
 回避することと、ジリ貧となる行動パターンで全体が削れ過ぎないように
 気をつけることで蘇生のしやすさは圧倒的に変わる。

 HP状況が整っている状態から誰かが落とされた場合は娘と息子を同時に
 出している場合を除いては基本的に難しい形になることを回避しやすい
 逆にHP状況が微妙な状態を甘え続けて誰かが落とされた場合は、一気に
 追い込まれる形に持っていかれることもあり、眠りやデレ行動に頼らな
 ければ立て直しがかなり難しくなりやすい

 (なので娘と息子を一緒に出すのはあまりやらない。)

 蘇生行動は基本的にサンチョの先制エサでエスタークの行動を抑え、
 ザオリクまたは葉っぱで蘇生することで蘇生したのにすぐさま誰かが
 落ちるようなパターンを基本的に回避できる。

 蘇生のタイミングで石を振れない動かし方になるのでタイミングによって
 は蘇生前後で壁と馬車を使いながら多少HP状況の改善を図ったほうがいい
 場合もあるので落ち着いて整える。雫がある場合は整えやすいので楽に
 運びやすい。

○雫や時砂、エサはあると楽

 自分は基本的に雫は息子に、時砂はサンチョに持たせるかなと思うが、
 まあ他のキャラでもいい。(どちらも息子かサンチョに持たせるのが
 使いやすいかなとは思う。)

 息子雫は蘇生後などに使えると楽で、サンチョ雫は息子のMP回復が必要
 なタイミングで意図的にターン後に完全なHP状況を1回作れるので、
 ひとまずそのあたりが使いどころとしては強い。

 ただ、後攻雫は「まだいけそう」と思い続けると使いどころを見ないまま
 放置されるのである程度見極めと大胆さは必要になりやすい、かも。

 時砂は使うことができさえすればどんな状況でも打破できるが、注意点は
 1ターン(砂を使うターンの前に)しか戻らないので時間をかけて使う
 ことができない
点になる。
 よって使用者が落ちてしまうと使えないし、時砂で戻った状況が元々絶望
 的な場合は戻しても仕方がない場合もあるのでこれもある程度使いどころ
 の見定めはしておいたほうがいい。
 単純に葉っぱの代わりにもなるので息子落ちのケアが1手増えると捉える
 こともできるが、何らかのミスやツンで多少甘えなくてはならなくなった
 状態で一気に2人以上落とされるなんてことも起こる場合があるので
 そう言う時にも使ってもいいかも。
 また、使用して全滅した場合はお宿が必要なのも覚えておく。

 エサについてはメインにすると戦術が大きく変わりやすいのでどれだけ
 準備して使っても構わないが、今回の例としてはサンチョに持たせて蘇生
 をしやすく
するという形でとりあえず使わせた。
 もちろん寝かせている間に投げたりするなどもあり。

○例外的な追加の補助を入れるパターン

 立て直しの話の通りであるが、必ずしもドラムやフバーハをサンチョピエ
 息子の編成で使えるとは限らない
。その流れで手が余った場合には打撃が
 それほど有効ではない
。ドラムを入れ直す手もなくはないが、息子はピエ
 に対して先制するのでいきなり殴っても効果が得られず、サンチョは石役
 なので使った効果をそのままほぼ得られないパターンもあり得る。
 (入れ直すのであればエスタークが行動後に寝たタイミングで狙う。)

 このようなタイミングで例えば息子であれば祈りなどの選択肢もあるが、
 場合によってはスクルトや天盾を使うことがある。特にMPをもう少し
 使ってから
エルフを飲みたい、という場合はスクルトを入れることは
 ちょっと多い。(やりすぎると危なくなるので気をつける。)

 またHP状況に問題がなく、エスタークが2行動分眠りを消費している場合
 はサンチョで後攻ラリホーを入れることも稀にある。(おそらく娘は割と
 先制気味
なので単純な無駄行動になりやすく、自分はあまりやらない。)
 サンチョはドラムが入っていれば殴ってもいいと思うが、息子のMPや
 エルフの個数なども見ながら石か攻撃か眠りか決めたい。

○息子ベホマラーとの差

 ベホマラーがあると1回で賢者石2回分の効果が得られる。
 これによりHP状況を整えることが一気に楽になるし、おかげでピエが攻撃
 に集中しやすく、壁役に頼る必要性も下がってくるので動かしやすい
 ターンが増える。
 後攻石と先制ベホマラーを合わせて全体を150~180回復できるので大体
 のことはなんとかなる。

 息子ザオリクはこれができないのでラリホーや馬車や壁に頼りながら時間
 をかけて状況を整えるためのターンが頻繁にあり、そのためターン数が
 増えて波動を受ける回数も基本的に増え、その分更に長引くという感じ。

○装備の話

 これまでに書いたようなことが大半な気もするがちょっとまとめておく。

 自分の装備コンセプトは概ね次のような感じ。

 サンチョは打撃2連以外ほぼ耐える。
 ピエは打撃吹雪をほぼ耐える。
 息子は殴られたら大体落ちるのでとりあえず諦める
 フバーハ入れずにメラゾ灼熱絡みで落ちにくいようにしたい。
 スラや主人公は壁役としてある程度生き残ってほしいので確保できる分は
 ある程度残す
ようにはしているが必須ではない。

 金策の状況やレベルによるところもあるが、サンチョのオーガシールドは
 風神盾に、ピエのメタキン鎧は炎鎧に替えることもある。

 オーガシールドのほうが打撃メラゾを若干耐えやすいが、エルフや葉っぱ
 が不足したりするとそもそも戦いが続けられないので金策に回す場合も
 ある。むしろレベル(HP)に余裕があるならピエにオーガもあり。
 炎鎧は稼ぎとの兼ね合いもあるが、吹雪に対してピエのHPがジリ貧になり
 にくく、波動吹雪の行動でもHPが若干確保されるし、裏ダンの回収を
 減らせるので特に稼ぎがある程度済んでいるならタイムも取れる。
 打撃吹雪への耐えはフバーハを入れれば炎鎧でもメタキン鎧でもほぼ
 変わらない。

 息子に強い兜を買ってあげたい気持ちはあるが、仮に鉄仮面がグレート
 ヘルムになっても被ダメ自体は大きく変わらないし、ほぼ常に多少はHPを
 甘えた状態で出さなければならないし、大きな効果は見込めないとした。
 代わりではないけど命のリングで毎ターン10ずつ回復することで高いHPを
 キープしやすいようにしている。道中の回復MPの節約もしやすくなる
 などエルフや祈りを少し残しやすくなるかなとは思う。
 (まあ無限回復なら幸せフローラベホイミもいいけど歩かせたり手動で
  入れたり狩りでレベルアップしたりまれに落ちたりとコストもそこそこ
  ある
のでこれ自体はお好み感はある。毒針役も兼任できる。)

 娘の水鏡はとても高い装備だがフバーハの手間をかける気があまりない
 戦術によるところが大きい。かける気があるなら基本的には必要がない
 ものとできる。金策として削ったり他に回せるなら準備が楽になる部分
 も十分ある。

○道具の話

 まあ雫や砂やエサは書いたので他の道具について。

 エルフピエに1本あると安心。ピエは割と噛み合わせが微妙な回復を
 入れに行く動きを求められることがあるが、エスタークが強い場合には
 その分長引いてMPコストが一気に膨らむので場合によっては必須レベル
 になる。
 は自分の戦術ならよほど長引かない限りMPが尽きることはちょっと
 めずらしい
が、マホカンタなどを混ぜる気なら祈りかエルフかは持って
 おいた方がいい。
 息子は祝福で節約もしているがエルフを用意できるならどんどん積んで
 祈りもなしで雑に飲める状態の方が強い場合もある
 祈りは十分回復するには行動回数がかさむので手が遅れる場合もある。
 一方で予め回復しておく、という使いやすいタイミングを選べる側面も
 あるので好みもある。後は2~3回くらいは使いたいが、1回で割れると
 かなりもったいない感じにはなる。

 復活の玉葉っぱが少ない場合を除いてはとりあえずサンチョに持たせて
 いる。息子の道具欄が色々と埋まっていることもあるが、サンチョが玉で
 復活するパターン
はサンチョの落ち方の特徴として他のケアが必要ない
 ことが多いため、その後の運びが楽な復活になりやすい。ドラムの必要は
 あまりないし、フバーハさえ入れられればそのまま動き出せる形になる
 ので割と自分は好ましい配置かなと思っている。

 葉っぱは3枚はとりあえず準備したいが、どうしても無理なら2枚でも
 突撃するかも。でも3枚は多分あったほうがいい。時砂を代わりに持ち
 込むことも準備しやすい手としてはあるので場合により取り入れる。

○参考動画

 よく寝たのやらミスしまくってるのやらきついのやらを包み隠さず
 3本載せておきます。
 (久しぶりの息子ザオリクだったのでと言い訳しておこう。)

・1本目 割と楽々エスターク 77ターン

 息子が割と殴られたのでザオラル頼みになったりもしたし、何よりドラム
 とフバーハの管理が割と悪くてごちゃっとしたけど、最後は押し切り
 しやすい感じ
になって特に後半はミスを除いてはそれほどきつい感じは
 なかった。

・2本目 ぼちぼち楽ちん 78ターン

 エスターク自体はそれほど強くない気がするけど初手天剣振り忘れからの
 ベホマ打ちたかったのにフバーハしたり、フバーハしないといけないのに
 祝福振ったりと割とミスで危険な状況を作ってしまった感じだった。 

・3本目 きっついの 128ターン

 寝ないし波動多いしという中で最終盤のベホマしたかったのにキアリク
 するとかいう痛恨のミス
を運で切り抜けて勝った。
 まあもう少し守ってれば安全だったターンはいくらかあるけどこれだけ
 波動されるとのんびり守ってても勝てないので…ということにしておく。

 結果論的なところもあるけど全体的にはもう少し守ってればこんなに
 崩されなかったのになあというところがチラホラあったような印象。
 なんだかんだエスターク戦は焦らされる。


 おそらく楽なエスターク戦なら60ターン代も出るかとは思うけど、大体
 削り切るまでのどこかのタイミングでは眠りが全然効かない時期
 あって、そこで長引いたり油断して負けたりする印象が自分は強い。
 (※個人の感想)

 3つ目の動画はほとんど眠り入ってないけど、こういうのもまあまれに
 よくある
くらいの印象。ある意味よく見るやつ。旧自己べも100ターン
 越えてたはずだし。

 どうしても危機的な状況やイレギュラーな動きによって殴り数フバーハ
 やドラムの状態を管理しきれなくなってしまうことはままあるが、まあ
 できるだけなくせるようにノックはしておきたい

○後書き

 基本的に自分の考え方やり方での戦い方の例なのでこれでやらないと
 勝てないというものではないです。
 むしろ息子主軸のエスターク戦は特にプレイヤによって装備の配置や
 ターンごとの選択が様々
で見ていて面白いくらいです。

 息子ザオリクでのエスターク戦は非常に歯ごたえのある展開である場合が
 多く、戦闘の緊張感や撃破の達成感がSFC版DQ5のボスの中では段違い
 なのでぜひ楽しんでもらいたいと思っています。
 まあただ中々勝率が出せずに突破口が見えない方向けの参考資料という
 感じで、一応ある程度の勝率はあると思うので紹介程度に(と思いながら
 想像以上に長々と)書きました。
 参考になれば幸いです。

(動画見返しながら思ったけどこの主人公なら1枚くらい葉っぱ持たせて
 ほぼ後攻蘇生可能にするほうがより安全なのではと思ったりした。)

○配信ガイドライン

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