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《失敗》食中毒菌入り汚染水を塩素ルームで除菌する【Oxygen Not Included】

手洗いで使った水には食中毒菌が入ってる。
再利用するために、食中毒菌を除菌した汚染水を作りたい。

塩素部屋を作る
汚染水の保管=液体貯蔵庫
菌入り汚染水を1.5サイクル留める装置


前提条件

塩素が充満した部屋に液体貯蔵庫をおいて、その中に菌入り汚染水を入れると殺菌される。
滅菌にかかる時間は1サイクル。

液体貯蔵庫は出口のパイプを繋ぐと、中身がすぐ出ていってしまう。
滅菌までの時間を確実に留めるための装置が必要。


塩素部屋を作る

部屋は密封できる構造にして、漂白石をおいて塩素を発生させる。

漂白石で塩素を発生させる

[塩素の重さ] < [二酸化炭素の重さ]
なので
塩素で充満させるために二酸化炭素を下に逃がす出入り口をつけた。
塩素でいっぱいになったら上の扉と下の扉は閉める。


菌入り汚染水を塩素部屋に留める装置


1.5サイクル留める装置、完成図

液体貯蔵庫だけでは液体を留めることはできない。
サイクルセンサーと液体遮断器を組み合わせて決まった時間に動く装置を作る。

配管図

サイクルセンサーは1サイクル内のレッド(非稼働時)とグリーン(稼働時)をセットできるもの。

サイクルセンサーの説明書きと操作画面
0.5サイクル×3で1.5サイクル留める仕組み

0.5サイクルごとにレッド(非稼働時)とグリーン(稼働時)を切り替える。
1つのタンクに0.5サイクルづつ留まるので、3つで1.5サイクルの時間この部屋に留めることができる。

【3タンク=1.5サイクルで動かす理由】
菌は1サイクルで滅菌できるが、2つのタンクで運用すると流入の時差が0なので、2つ目のタンクから出る汚染水に菌が残っている可能性がある。


自動化ワイヤー配線図

サイクルセンサーは稼働時間を50%にする(0.5サイクルタイマー)。稼働時刻は自由に設定してOK。

3つのタンクのうち1つ目と3つ目のタンクは同じ時間に動作させる。
2つ目のタンクは左右のタンクが稼働していない時間に動作させるので「NOTゲート」をはさんで配線する。

動作イメージ図

ねないこさんのメモ

検索すると液体貯蔵庫の下に機械式エアロックを設置して、液体の流れを制御するタイプが出てきます。
機械式エアロックの仕様上、液体遮断器と同じ動作ができてしまうようですが、本来の使い方ではないと思ったので液体遮断器を使ったタイプにしました。
機械式エアロックで作ると電力なしで動くという利点があります。

追記

テスト時にはうまいこと動いていましたが、実際に動かすと微量の菌がのこり、最終的には菌の海になります。
機械式エアロックじゃないとうまく行かないようですが、ドアなしでなんとかいけないものか…。

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