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【約13,000字&配信卓動画あり】 かつたCS(250チーム、750人規模)予選1位通過🏆煉獄支配人によるリザードンex

数あるリザードンexのノートから開いて頂きありがとうございます。この記事は、エヴォリューション型(後攻)のリザードンexについての記事となります。合計約13,000字とやや長くなりますが、お付き合い頂けたら幸いです。

〜まえがき〜
この度、超大型自主大会である「かつたCS」で、予選スイスドロー全7戦を、チーム全勝&個人成績6-1で1位通過を達成することができましたので、この思い出を記憶だけでなく、記録にも残そうと思い執筆しました。


これから開かれる公式大会の華々しいステージで、もっともっと強いリザードンが現れ、来年以降もリザードンのがTier1でいられるように研究が進んだら嬉しいです。

普段このような記事を書く機会はあまりないので、読みづらい点などあるかと思います。適宜読み直して修正等することもあるかと思いますが、ご容赦頂けますと幸いです。


無料部分

少しだけ自己紹介

普段は、ねちゃん(@nenenene_nechan)という名前で、こじんまりと近場の友達と定期的に練習しています。環境デッキは全般組んで使いますが、ロスギラ、リザ、サンダース(推し)あたりが主な研究デッキです。
またヘンテコデッキや季節のデッキ等、カジュアルのデッキビルダー的なこともしているので、カード検索やシミュレーションをまわすことも多いです。なのでポケモンカードの基本的な戦略・構築についてであったり、やりたい/実現したい動きを通すための構築・プレイングを考える機会も元々多い方かと思います。

これまでに触ったリザードンexの型

リザードンが公開された当初からカッコイイ!そう思って擦り続けること数ヶ月…普段練習相手になってくれる方々からは、「コイツ…いったいいつまで握り続けるんだろうと」いう視線を感じるくらいには使い続けました。
出回っているリストのものはだいたい試していて、少なくともシミュレーションは回し、下にあげた型のリザードンはリアル/PTCGLのどちらかでも組み、練習で丸一日握り続けても飽きないくらいにはリザードンを擦り続けていました。
・アルセビーダル
・アルセピジョット
・アルセビーダルピジョット
・リファイン
・ペパーエヴォリューション後攻型
・オトシドリ先攻型

(補足)唯一浅めで終えてしまったのはロストリザードンで、これは私がもともとロスギラの練習もしていたため、ロスリザならロスギラで良いのでは?と安易にそう思ってしまってしまったためで、この型もリザードンの序盤の弱さをカバーする考え方の一つだと思います。

この記事では諸々のリザードンを経験してみての考え方や、この大会に臨むにあたって想定した動かし方などお伝えできたらと思います。

リザードンの魅力・今回通したかった強さ

リザードンの魅力はとてもたくさんあって、最大330打点の破壊力、煉獄支配によるエネ加速と盤面の形成力、一体立てる度に得られる高耐久、各種システムポケモンとの親和性の高さ(自分に使いやすい型が見つかる)、そして何と言ってもカッコイイ🔥です!

上記の諸々の型を触った結果、今回考えたリザードンデッキの通したい強さは「一体一体が誇る高耐久から繰り出される中〜高打点」「序盤〜中盤の狩り残しをフォローするサブアタッカー」と決めることにしました。
こう決めるまでには色々と迷走もありました。テクいことや芸術的なことを目指して難しく考えている時もありました。ただ、何かの大会で、いつもの練習仲間がふいに言っていた「変に特定のメタカードに枠を割かず、今の環境ではデッキの強さを押し付けられる人が強い」という言葉が心に残り、なるべくリストはシンプルに、やりたい動きを決めて今回のレシピに至りました。

デッキレシピ

よく見るエヴォリューションデッキがベースにありますが、やや変わった採用枚数、不採用カードもあるかと思います。この考えに至った理由は、有料部分での公開とさせて頂きます。

当日のマッチアップ

あまり中身は無いので読み飛ばして頂いて大丈夫です。かなり不利寄りのポケストップパオジアン、やや不利対面のサナを踏まずに進めたのが本当に大きかったです。その代わりにロスギラやリザミラーは多く踏んだものの、これらは普段から練習相手に豊富で、相当に実践経験を積めていたのが大きかったです。

先攻後攻は、全て後攻での開始となりました。じゃんけんに勝った場合も後攻を選びました。
正直、ブジンエンテイは怖いですし、マリガン情報無しにスタートするとかなりキツいと思います。それでも、今回はブジンにあたり、マリガン情報ももらえず、ブジンのサイド落ち無しを引く(バトル場の70ヒトカゲが取られるかもしれない)確率については割り切りました。

1回戦目 サーフゴー 【勝ち】
リザを使っていて本当に最後まで勝ち切れるのか分からない対面の1つ。サイド1のヒトカゲ、かがリザを上手く起動することが出来たので辛うじて勝利。

2回戦目 リザードン(ピジョット型)【勝ち】
アルセ型やピジョット型は終盤に280が残るため、サイド4→6を取るタイミングを大事にしていました。また相手はネオラントも出してくれていたので、耐久の差で盤面圧倒することができました。

3回戦目 ギラティナ【勝ち】
お相手のテンポが遅れてしまい、事前に想定していたシーソーゲームまでいかずに勝ち切り。

4回戦目 ミライドン【勝ち】
一体目のアタッカーにエンテイを使ったところ一度攻撃を耐えてくれ、そのまま2-2-2と取り進めることができた。
この大会で1番リザも自分も輝いていた試合で、後攻の自分の最後のターンが残り1分くらいで回ってくるも、奇跡的にゾーン(集中の)に入り1ターン50秒くらいでその番にやりたいことやり切って、ターンをギリギリ返すことに成功。大会ルールとして、時間切れ時は、後攻ターンプレイヤーまでもう1攻撃できるため、この調整が出来た事でサイドを取り切ることができ勝ちきれた。

5回戦目 ミュウ【負け】
展開ができずポケモンを一体ずつ差し出すだけに…
お相手もリソースが厳しそうで、入れ替え札とタブレットの消費枚数的に1度でもリザが立てばワンパンは難しい状況だったので粘ったものの敗北。

6回戦目 ギラティナ【勝ち】
お相手が展開もできず、アクロマも打てずとなり、一体目のリザードンで倒し切りました。事故勝ち、事故負け1回ずつという事で。

7回戦目 ロスリザ【勝ち】
終盤4-4ずつサイドを取り合った状態を作ることができ(サイドが並んでおり負けんきハチマキが入っていても相手リザ330打点が出せない状況)、お相手がサイド1枚を取ったら逆にこちらのリザが330点出せる状況を作ることができ勝利。

本線1回戦目 サナ【負け】
配信卓でした!拙いプレイもありますが、記念に載せておきます。
https://www.youtube.com/live/G6_YqaLksLY?si=mBLeXWgWkXA6WYi9
(注意)途中、ジャッジの確認タイムが挟み、3分ほど延長しております。タイムレコードと合っていませんので、互いのプレイ速度等は心広めに見てください。時間は問題なく最後まで決着ついています。

無料部分おわりに

長くなりましたが、ここから先の有料部分では今回のデッキ構築や想定対面でのやりたかった動きについて記載します。
今の環境、何に当たるか本当にバラバラだからこそ、そのデッキの強い部分を押し付けられることがとても大事だと思います。

まだまだ進化を遂げるリザードンexです。年末年始の公式大会や、来たるレギュレーション変更後の変化に備え、その強さを改めて見直してみてはいかがでしょうか。
リザードンマスターの方々も、これから初めてリザードンを握る方々も、一緒に楽しい煉獄ライフを送っていけたら幸いです。

ここから先の有料部分では、広く出回っているペパーエヴォリューション型のリストをベースにしつつも、自分のやりたいことを整理してアレンジした思考回路の部分について言語化したいと思います。有料部分だけで約9,000字のボリューム(ここまでの3倍!!)ですが、なるべくシンプルに一般化して表現し、細々覚えなくて良い構成にしていますので、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

※アップデート情報

・「ヒトカゲ」採用のポイント

・ どの「ヒトカゲ」から展開/進化するか

ヒトカゲにも色々なカードがありますが、みなさん拘り抜いた採用、使い方をしていますか?
本記事では、この構築の通したい強さの1つとして、「序盤〜中盤の狩り残しをフォローするサブアタッカー」を挙げておりますが、これを実現するためにもこの2点は考え抜いてプレイする必要がありす。思考回路の部分となりますので有料部分での公開となりますが、一読頂くだけでデッキとして一段上の立ち回りに繋がると思います。気付いている人が誰もいない、ということはもちろん無いと思いますが、数多くのリザードン記事を読み漁っている私自身、今まで取り上げられているのは見たことがありませんでしたので、これを機にぜひお読み頂けたら幸いです。

・ ビーダル縛られ対策の対策について

デッキとしてどう効率的に対策しているか、プレイングとしてどのようなことを意識していたかについて記載しています。
この点も思考回路の部分となりますので、有料部分を購入頂いた方だけの情報となります点、ご了承頂けますと幸いです。

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