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TOEIC900超、アクチュアリー 、CFA(米国証券アナリスト)を取得して気づいた様々な資格に共通する勉強法

はじめに

この記事では、特定の資格の勉強方法ではなくて、いろんな資格に使える汎用的な勉強方法を紹介します。

私はこれまで、生命保険や運用関連の仕事をしてきたこともあり、TOEIC900超、アクチュアリー 、CFA(米国証券アナリスト)などの難関資格を取得してきました。

その過程で、資格ごとに試験範囲の内容に違いはあれど、効果的・効率的な勉強法として共通するものがあることに気づきました。

私がその方法にたどり着いたのは、何個か資格試験を受けた後ですが、思い返してみると、気づく前に受けた簿記やフィナンシャル・プランナーなどにも適用できるものでした。

資格に対する姿勢

私は資格はツールであって、合格や取得自体が最終的な目標ではないと考えています。

(短期的な目標とするのは良いと思います。)

資格取得のためには、試験範囲の内容をひと通り勉強します。

その内容は、先人たちの知恵が体系立ててまとめられたものとなっており、関連する知識を効率的に得ることができる点で資格は有用なものです。

しかし、言い換えると、資格により得られる知識は過去のもので、それだけで新しい価値を生み出すのは難しいと感じています。

よって、皆さんには是非、資格を短時間で効率的に取得して、皆さんの貴重な時間をビジネスやリフレッシュのための余暇などに充てていただきたいです。

そして、資格で得た知識も活用して、ビジネスで結果を出し、新しい価値を作り出してください。

参考書の選び方

資格の勉強をするにあたって、テキストや問題集を選ぶ際は、うまくいった人の真似をしましょう。

今は大体どんな資格でも、ブログ等で「この参考書を使って合格しました!」と紹介している方がいるので、そういう方の情報を参考にしましょう。

なお、合格した方が身近にいて、直接聞けたらベターです。

この方法のメリットは、(少なくともブログ等で紹介している方の)合格実績があり、再現性が高いと考えられることです。

もちろん個人ごとにバックグラウンドや基礎知識が異なるので、自分には合わない参考書の可能性もあります。

そのため、可能であれば複数の方のブログ等を確認して、見比べてみるようにしましょう。

また、統計的にサンプルは多い方が確度が上がるという点でも、複数の方の情報を参考にするのはメリットがあります。

参考書の使い方

次は参考書を実際どのように使って勉強するかですが、こちらもブログ等で紹介している方や身近にいる合格した方の情報を参考にしましょう。

詳しく書いている方だと、「毎日これくらいずつテキストを読み進めて、問題集を試験前のいつから解いたら合格しました!」というように紹介してくれています。

また、時間的な効率の観点からよく言われているのは、テキストから始めるのではなくて、過去問や問題集から始めて、最後テキストで理解を深めるというやり方です。

一方で、資格によっては他の資格との類似性がなく、全くテキストを読まないまま問題を解くのは難しいものもあります。

また、人によって一日のうち勉強に割ける時間も違いますし、すでに持っている知識も違います。

そのため、そっくりそのまま真似する必要はないですが、大体どういうトピックを理解して、テキストや問題集をどのように使って、どのくらい負荷をかけてやれば合格するかなど参考になります。

試験当日にピークを持ってくる方法

ここからが私がこの記事で一番お伝えしたい内容です。

難関資格になるほど、忘却曲線との戦いとなります。

試験範囲が広くなり、内容が難しくなると、勉強したばかりの理解度のまま維持することが難しくなるからです。

また、資格の勉強に投じた時間や労力を、最も試験の点数というリターンに反映させるためには、試験当日に最もアウトプットを出せるようにしなければなりません。

そのため、基本的にどの資格を受けるときも、以降で紹介する方法で試験範囲の内容の理解度が試験当日にピークとなるようにしていました。

なお、これは余談ですが、直近だとFRM(Financial Risk Manager)というアメリカの資格を取得しました。

その際は、iPadを用いて以降で紹介する方法で勉強し、ペンと紙を一切使わず、完全ペーパレスで合格することができました。笑

以上、本当に余談でした。

以下に、私がこの記事で一番お伝えしたい試験当日にピークを持ってくる方法について記載します。

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