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私はロボットではありません。でも……、

検索エンジンをめっちゃ使う仕事をしている。

すると、1日に何度かは、このメッセージに遭遇するのだけど、

1日に何度も「私はロボットではない」と宣言させられる世界線に自分がいるというSF感と、

"This is a pen"レベルで例文臭かぐわしすぎる文章に、見るたびに感じ入ってしまう。

わたしは、google先生から見ると、どうも人間として疑わしい存在であるらしい。

それってどういう感じなんだろう?

ということで、エンパシー全開でgoogle先生の気持ちになってみた。




google先生はロボットだ



先生が出会うロボットは、ほとんどがスパム行為など、使命を妨害する敵対的存在だ



先生にとって、仲間であるロボットは敵



そこに現れる、ロボットっぽい存在



「あの、あなたは誰ですか?」



なんか、うれしさとせつなさ出てきちゃったんだけど!!

「私はロボットではありません。」

あかん、ロボット的にポチれなくなっている自分がいる。

私はロボットではありません。でも、いつも感謝しているよ…!!

そんなメッセージを送る機能も処理する機能も、それでロボットのバグを防ぐような機能もないけど、こころのはたらきも電気信号なら、この想い、届くだろうか?

クリスマスイブイブで冬至翌日。
天皇誕生日ではなくなってしまったのがまだ馴染まない、平日なのにまだ染み付いた特別感だけが残っている12月23日。

ムダにエモい朝を過ごしたのでした。


自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。