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audioengine【A1】と【A2+】スピーカーを徹底的に比較してみた!

リモートワークが日常化した昨今、デスク環境を更に改善すべくYouTubeにて色んな方々のデスクツアーを眺めていると、必ずと言っていいほど登場するPCスピーカーがaudioengineの「A2+ワイヤレス・パワードスピーカー」です。

適度なサイズのブックシェルフ型のスピーカーで、音質のクオリティが高いという事で、急速に広まっているようです。

で気になって調べてみるとほぼ同じようなサイズ、同じような仕様で少し安い「A1」という型番が2021年5月20日に出ているいるじゃありませんか。

パット見では何が違うのかよく分かりません。

なので、これから何が違うのか比較していきたいと思います。

A1 ワイヤレス・パワードスピーカー
A1 ワイヤレス・パワードスピーカー フロントデザイン
A2+ ワイヤレス パワードスピーカー
A2+ ワイヤレス パワードスピーカー フロントデザイン

フロントの見た目のデザインは多少違いますね。

A1 ワイヤレス・パワードスピーカー 背面
A1 ワイヤレス・パワードスピーカー 背面
A2+ ワイヤレス パワードスピーカー 背面
A2+ ワイヤレス パワードスピーカー 背面

背面をみると入力端子は「A2+」の方が色々あるというのが分かりました。

ということで、仕様をちゃんと調べないと差分が分からなそうなので、仕様表とにらめっこしてaudioengineA1」と「A2+」スピーカーの比較表を作ってみました。

その比較表がこちら!

audioengine A1 A2+ 違い

比較表を作ってみたところ、差分としてはまずアンプが違いますね。

アンプのクラスにはクラスA、クラスB、クラスAB、クラスDと別れており、

クラスA:ノイズが少なく、クリアな音を出しやすいが、効率が良くないので消費電力が高く、熱を持ちやすい。その為、大出力を出しにくい。

クラスB:クラスAと反対で効率が良いので、消費電力が少なく、熱を持ちにくいので、大出力を出しやすいが、音質性能はやや不利。

クラスAB:クラスA、クラスBの良いとこ取りで、性能バランスが良好。

との事。

クラスDは上記3クラスと異なる仕組みになっていて、廉価なものの、効率が良く、消費電力が少ないが、その割に高出力が出るという事のようです。

A1」がクラスD、「A2+」がクラスABを採用しているので、このアンプのコストの差が値段に反映されていそう。

そして次に差分があるのが入力端子です。

背面のビジュアルでも分かる通り、「A2+」がRCAとUSB入力が可能になっているのが大きな違いですね。

ちなみにRCAケーブルは昔からある赤白入力のことですね。

そしてUSB入力ですが、「A2+」にはMicro USBの入力端子がありますので、デジタル音声入力が可能というのも大きな差分ですね。

Macから音を出す場合はUSB-C to Micro USBケーブルがあればいいんでしょうか?

これは未検証なので、どなたかお持ちの方教えて頂けると嬉しいです^^

あとは採用しているDACのモデルが違うのですが、調べてみても性能差までは分かりませんでした。

それ以外は多少重さが違うものの、サイズはほぼ一緒なので大きな差分はありません。

ということで結論としては、約7,000円の差額を出してクラスABのアンプとデジタル入力端子及びDACの違いに価値を見出せるかで「A1」と「A2+」どちらを買うかが決まるということですね。

アンプはクラスDではなくクラスABだ!という人は「A2+
PC接続でノイズや劣化が少なそうなデジタル入力をしたい人は「A2+

Bluetooth接続一択という人は「A1

という選び方でしょうか。

以上、オーディオエンジンのスピーカーを比較する上での一助になれば幸いです。

それではまた!

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