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【全169作品】2018年遊んだゲームのオススメ10本

 2018年は169本遊ぶことができました。記録を始めた2016年は181本2017年は206本だったので数自体は減ったものの、レビュー記事を書いて良作の情報をきちんと伝えられる形で残すことが年初の目標だったので一番達成感のある一年でした。

 もはや一人では把握しきれない程リリースされているゲームの中から、面白いゲームを見つけた瞬間が僕の一番の幸せな時間です。2018年もインディーズゲームは莫大に総数が増え、良作を探すのが本当に難しくなりました。そんなわけで僕がプラットフォームを問わず1年かけて探し回った成果を報告します。皆さんの新たなゲームとの出会いのきっかけになれば幸いです。
 とは言ったものの、すべてのゲームについて語るわけにはいかないので、全ての遊んだゲームについて評価と一言レビューを添えた一覧を作っておきましたので、詳しくはそちらを見て下さい。自分用のメモみたいなものなので雑な口調になっていますのでご注意下さい。
 全ゲームの評価一覧はこちら👉Googleスプレッドシート

◆2018年イチオシの10本

 セールに合わせてオススメのゲーム一覧を作ることがありますが、結局それは毎年積み重ねた良作の一覧でしかありません。結局いつも同じようなラインナップになります。なので、本当に皆さんに認知してほしいのは、こうして日々見付ける最新の良作なんです。一覧で「神・優」と評価したものは全部オススメなのですが、その中でも特別に推したいものをピックアップしたので是非チェックしてみて下さい!(レビュー記事書いたものは全部入ってるんですけどね)

1. This is The Police 2
 汚職の過去のある警官が再起をかけて奮闘するお話。ドラマみたいな演出が光るストーリーと、2種類のユニークなシミュレーションがどれも楽しい。レビュー記事はこちら。
2. Slay the Spire
 下調べやデッキ構築といった準備を全くせずに遊べるカードゲーム。麻薬のような面白さで何度も徹夜しました。180時間位遊んでるけどまだまだ遊び切れないくらいやり込み要素がある。レビュー記事はこちら。
3. Octopath Traveler
 ロマサガを現代風に進化させた感じのRPG。ロードが短くサクサク遊べて楽しかった。曲にはずれがなく、戦闘曲は全部神曲!ひとつだけアドバイスがあります。全キャラ制覇するつもりなら、メインキャラの4章をクリアするのは最後にしてください!!
4. BLACK BIRD
 ルールを手探りで理解するのが面白い、循環型シューティング。シューティングが苦手な僕がスコアアタックするくらいハマってしまった。こんなユニークな日本のゲーム、やるっきゃないでしょ?レビュー記事はこちら。
5. Detroit: become human
 映像が超綺麗で海外ドラマを操作する感覚だった。初回プレイがとても大事で、登場人物の気持ちや未来を深く考慮して、真剣にプレイするのをお薦めします。多分それがあなたにとってのトゥルーエンドです。
6. Artifact Adventure Gaiden
 3年後に必ず訪れる災厄に備えて冒険するのだが、そのなかで下した決断の結果は3年後を迎えるまで分からないというシステムが面白い。ゲームボーイライクな見た目と曲も懐かしくて良い。レビュー記事はこちら。
7. クトゥルフ神話RPG 血塗られた天女伝説
 突然消息を絶った妹を追って「雨降り村」に向かった主人公が、恐ろしい事件に巻き込まる。クラシックなJRPGにクトゥルフ神話TRPGの要素をうまく融合させたシステムが良かった。ラスボス戦の曲がめちゃくちゃ熱い。
8. Kingdoms and Castles
 ボクセル調で統一された見た目が特徴の都市建設シム。ドラゴンや海賊が定期的に襲ってくるのでこれを撃退しながら都市を大きくする。市民ひとりひとりが働く姿を追えるのが楽しい。レビュー記事はこちら。
9. Crossing Souls
 2DアクションRPG。風景やインテリアのドット絵の書き込みが凄い。テキストがしっかりしていて、キャラを切り替えるとセリフも変わる。想像もしないストーリー展開に度肝を抜かれた。レビュー記事はこちら。
10. Underhero
 ペーパーマリオRPGリスペクトの2DRPG。最初は戦闘に惹かれたが最後はストーリー展開に夢中になった。名前から察するようにUndertaleも意識してそうだなあという内容でした。レビュー記事はこちら。

◆2018年の所感という名の自分語り

 このタイミングで自分語りをするのは、僕がどんなゲームを好きなのかを知ってもらうことで、僕の紹介するゲームの傾向を理解してもらいたいと思ったからです。冒頭にも書いた通り、ここ数年でリリースされるゲーム数が物凄い勢いで増えています。そんな中から良いゲームに出会うために、ゲームを発掘して紹介する人、いわゆる「キュレーター」が必要な時代になったと思っています。良いゲームと出会うために自分に合ったキュレーターを見付けるのは、大半の人にとって自力で探すよりも有効な手段になるはずです。大手メディアの記事には利害関係があるので誇張されることもあり鵜呑みにすることができません。僕は定期的にSteamの新作を漁っており、年間で延べ5000タイトル以上はチェックしています。これをやるのは相当なもの好きでないとできません。そんな自称キュレーターとして皆さんに僕がどんなゲームを好むのかを知っておいてもらいたいと思ったわけです。

 2018年は悲しいかな、世間で評価される作品に共感できないことが沢山ありました。良いゲームではあるのだけれど、そこまで持ち上げられる程か?と思ってしまうことが多かったのです。特に顕著に感じたのはThe Game Awardsのラインナップを見た時でした。Game of the Year にノミネートしたタイトルに対する僕の感想を書き記します。

・Assassin's Creed Odyssey
 未プレイなので感想なし。
・Celeste
 丁寧に作られたアイワナ。ストーリーはありきたりな内面描写。
 格別グラフィックや曲が良いわけでもなく、
 アイワナ形式なので万人向けではない。
・God of War
 ストーリー前半は伏線を敷くばかりで置いてけぼり、後半だけ楽しめた。
 アクションは回避できない雑魚戦が多く単調に感じた。
・Marvel's Spider-Man
 マンハッタン島の再現度と移動の爽快感は格別に良かった。
 ストーリーがイマイチで、メイン進行のために関係のない(面白くない)
 サブミッションプレイを強制され、テンポが悪かった。
・Monster Hunter: World
 過去作のモンハンと基本は変わらず、今敢えて遊ぶ意義を感じなかった。
 素材集めの為に何度も同じ敵と戦う仕組みは(量産型のソシャゲと同様)
 前時代的だと思う。
・Red Dead Redemption 2
 アメリカの西部開拓時代の終わりをうまく再現しており、
 この時代が好きな人にはとても刺さる内容なのだろうと思った。
 ストーリーは気になったが、メイン進行に必要な行動が分かりにくく、
 操作性やUIの悪さもあって続けるモチベーションが持たなかった。
 決して万人向けではない印象。

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