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浅瀬で遊ぶララ講座

最初に

ララを使うにあたって重要な事を初めに書いておこうかと思います。
対戦前に自分の読みが当たるよう、神に祈りを捧げましょう。
当たるも八卦当たらぬも八卦

書いてあることを実践した動き

勿論、これまでやってきた経験があるので、純粋に書いてあることだけやってるわけではないですが、実践すれば恐らくこんな動きになるんじゃないかと思います。

ララってどんなキャラ?

立ち回りに関しては弱いが、投げと打撃、中段と下段の択をしかけて一気に相手を倒すキャラ
ララに捕まったが最後、相手は死ぬ

ララのいいとこわるいとこ

良い所

  • 受け身の判断が必要ない。ほぼ全部、その場受け身になる

  • コンボが簡単

  • ゲージ管理が楽(全てをEXクラップに注ぎ込め!)

  • 何もさせずに相手を倒せることがある

  • コマ投げが楽しい

悪い所

  • 立ち回りが弱い(通常技も弾も弱め)

  • 何もできずに相手に倒されることがある

  • 昇竜ブッパされがち

  • コマ投げが楽しい

ララで覚える事

用語集

  • ボルト:波動拳コマンド+パンチボタンで出るララの突進技ボルトチャージの事

  • クラップ:竜巻コマンド+パンチボタンで出るララの弾、サンダークラップの事

  • VS1:Vスキル1のボルティーラインの事

  • コマ投げ:逆ヨガフレイムコマンド+キックボタンで出るララのコマンド投げ、サンセットホイールの事

  • 2とか6とか:格ゲー特有のコマンド入力方向のアレ(6時間目 ~コマンドの基本~ | ストゼミ | 活動報告書 | CAPCOM:シャドルー格闘家研究所

  • 暴れ:相手が不利な状況にも関わらず、攻撃を仕掛けてくること。だいたい小Pなどの最速の攻撃方法を取ってくる。

  • クラカン:クラッシュカウンターの事。通常より有利な状況になり、普段ならつながらない技も繋がるようになる

コンボ

①J中K→中P→中ボルト(P派生)

②2小K→2小P→小ボルト

③(相手ピヨり時)最速大クラップ溜め→6大Pからのターゲットコンボ→大ボルト


起き攻め

①相手が起き上がりに動きそうな気配がする→微遅らせ大K

相手が暴れてればクラッシュカウンターになり、そのまま中ボルトが入るので、もう一回遊べるドン!
通常のダメージだった場合は、またジャンプ攻撃などから中ボルト決めてこかしましょう。
注意点として、最速で大Kを押すとこちらの攻撃がスカり、相手に反撃されてしまいます。タイミング自体は難しくないので、トレモでちょこっと練習してみましょう。


②相手が起き上がりに動かなさそうな気配がする→前ステコマ投げ

基本的に起き攻めに前ステコマ投げはララ側不利なのだけど、相手は動かないので関係ないですね。遠慮なく投げ倒しましょう。
また起き攻めで遊べるドン!

立ち回り

前述の通り、ララは浅瀬で遊んでもわかるくらい立ち回りが弱いです。上級者のマネをして牽制してみようとか、刺し返し狙ったりとかするよりも、地上では大Pや2大Pと大Kをブンブンしつつ、適当にクラップを撃って、ジャンプ攻撃当てにいったほうが強いです。対空もみんなが思うほど出ないし、出せないです。知能指数を下げてブンブンピョンピョンしましょう。
大P大Kはクラカン技なので、ショッキングな音がしたらすかさず中ボルトで突っ込みましょう。楽しい楽しい起き攻めタイムです。

おもむろに小ボルトを撃つのもまた良い感じに試合が動きます。当たっていたら、そこからコンボ②で打撃とコマ投げの二択をしかけていきます。
ガードされていても、いわゆる確定反撃が無い行動なので、ガードで安心です。投げられても気にするな!

相手に攻め込まれた場合は、Vリバで切り返しましょう。ララのVトリは上級者が使えば、火力が上がったり相手の攻撃を透かしながら攻められたりと強力ではあるんでしょうが、自分はいまいち使いこなせていないのと、相手に攻撃ターンを渡すくらいならゲージ吐くわ!の精神で使いまくってます。

小ボルトがヒットした時の打撃と投げの二択

小ボルトがヒットした時はこちらが相手の命を握っているといっても過言ではないほど、ララが有利です。
こちらも起き攻めと同様、相手が動きそう(もしくは動かなさそう)という神の啓示の元、次の行動を決めましょう

①相手が動きそうな時→そのままコンボ②でループさせましょう

4~5回ループさせるだけで相手はピヨります。
相手が動き続ける限り、ずっとララのターンです。基本的に無敵技以外割り込まれません。一気に殺しましょう。

②相手が動かなさそうな時

こんな感じでおもむろに投げましょう。コマ投げは楽しいね。

投げることによって、次、小ボルトがヒットした時に相手が投げを嫌がり動こうとします。すると打撃のループが始まります。それを嫌がった相手はガードをしようと……。はい投げちゃいましょう。起き攻めタイムの始まりです。
この二択の連続がララの面白いところであり、他キャラに嫌われるところでもあります。なのでリュウやケンを代表とする無敵技持ちはよく「ショウリュウケェーーーン!!!」と叫び倒してきます。それぞれのプレイヤーに癖はありますが、だいたい2回ほどループさせると良く叫んできます。たまにループを切ってガードしてみるのも良いかもしれないですね。

中段と下段

投げと打撃の二択については大雑把に説明したので、次は中段と下段の二択について書いていこうと思います。
ララのVスキル1は一部を除いた通常攻撃からキャンセルで発生させられる中段攻撃です。

キャンセルできるとはいえ発生は遅く小Pなどの発生の早い技で落とされ、ガードされるとフルコンボを入れられるレベルで不利になるので多用は厳禁です。
しかし当たれば楽しいのでいっぱい打ちましょう。当たらなかったら次は下段を打てばいいだけです。
また、ヒット時には小ボルトヒット時とほぼ同様の状況下になります。つまり、投げと打撃、打撃も中段と下段と、複数の択を掛けられます。
これまでのララのプレイで培った信仰力で択を通しまくって一気に相手を倒してしまいましょう。

相手を固める

この項の話をしだすと、フレーム周りの話にも食い込んでくるんですが、浅瀬なのでざっくりと行きたいと思います。

結論

まず最初に結論を書きます。
相手を混乱させて、こちら側が不利な状況だとしても、こちらが有利な状況だと勘違いさせる行動を覚えましょう。
ここで覚える行動は固め攻撃からのキャンセル6VS1です。

ざっくりとした説明

相手に行動を許さず、ずっと俺のターン!っていう行動、みんな大好きですよね。
格ゲーには相手にガードさせても、自分のほうが早く動ける攻撃があるのですが、それと同時にガードすると相手との距離が離れるシステムがあり、ひたすら自分に有利な技を当て続けることが出来ないようになっています。

立ち回りの弱いララとしては、せっかく相手を捕まえて有利な状況なのに、システムのせいでまた苦手な地上戦をやらないといけない訳です。
それを回避して、ひたすら自分に有利な状況を作り上げるにはどうすれば良いのか。
最初に書きましたが6VS1です。
VS1は中段技が出るVスキルですが、横方向キーと同時に押すことにより、ララが元気に移動します。

この移動は、通常技からキャンセルして発生させることが出来、そのまま密着状態した状態になります。
有利不利で言えば、ララが有利な状況になることは無いのですが、それは相手が反応できればの話です。
ご丁寧に「そこだ!」とララが叫ぶので、それに反応すれば対処できますが、今のところ全てに反応されたのは極々わずかです。

それでは具体的にどうするのかを書いていきます。
まず、相手がガードしても、ララが有利になる行動を挙げます

①小K→中P→2中P

②小K→小K→2中P

③通常攻撃からキャンセルEXクラップ

これは③以外はコンボにはならないですが、ララが有利な状況が続く連携です。この連携の間に相手が暴れても、相手がダメージを食らうだけです。素晴らしい。

この状況を続けるにはどうするか、連携の途中の攻撃をキャンセルして6VS1で相手に近づき、また同じ攻撃を繰り返せば良いわけです。
もしくは密着状態になったうえ、相手がビックリして固まってる状況を利用し、コマ投げしちゃいましょう。

この行動をされた相手は、動かないと死ぬと思い、どこかでダメージを食らってくれます。もしくは無敵技をぶっ放してきます。
ダメージを食らってくれれば、考えるまでもなくララが有利な状況になりますし、無敵技はガードできればこちらが大幅有利、食らってもイラつくだけでダメージ自体はそこまで無いので良しと考えましょう。相手も固められてイラついてます。

ララを使っていくうえで

ララはコマ投げ持ちの、いわゆる投げキャラというカテゴリーにいますが、レインボーミカやザンギエフと違い、コマ投げの性能自体はあまり良くありません。なら、何故、相手に択を掛けてコマ投げをするかというと、ララの本命は打撃の方であり、その本命の攻撃を通すためにコマ投げを使い、相手を固めて動かすというのがララの基本戦術です。

ララの打撃は爆発力があり、攻撃を当て続ければ物凄い速さでスタンゲージが溜まりピヨらせることが出来ます。この記事では省きますが、相手がスタンした際のララのコンボダメージはとても高く、スタンさせるだけで相手を殺しきれることも良くあります。
逆に、攻め込まれてしまい絶望的な体力差、という状態から一気に同等、もしくはこちらが体力リードしている状態まで巻き返すことも、ワンチャンから可能になります。

なので、どうにかして相手を動かそうとして固めや投げを撃ちますが、逆に通った行動に固執してしまいがちになる危険性もあります。
同じ行動を繰り返せば、それはもう意外性もないので対処されてしまいます。

つまり、ララはいかに新鮮な驚きを相手に提供できるか、ということを考え続けなければいけません。

最後に

ザンギエフを筆頭に、蛇蝎のごとく嫌われる投げキャラのララですが、ひっきりなしに択を掛けるギャンブル性(ララプレイヤー的には通ると思って技を撃ってますが……)や、敵を一気に倒す爽快感は一度はまるとズブズブと沼にはまっていけると思います。

ララの面白さに触れ、さらに深く、ララというキャラクターを知りたいという方は、noteでかみねさんBonoさんという方が深い記事をあげてくださっているので、そちらを見て頂ければ、もっともっとララを知れると思います。

この記事が、ちょっとだけララを触ってみようかなと思ってくれるプレイヤーさんの一助になれば幸いです

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