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【木原氏巻き込まれ事件】報道という名目で「個人叩き」を続ける文春

文春の一連の報道について、木原誠二副官房長官ならびにそのご家族に対する行き過ぎた「個人叩き」と「人権侵害」についてまとめました。

#木原氏巻き込まれ事件 、その発端は

事の始まりは2023年6月、木原誠二副官房長官の愛人・隠し子騒動が3記事にわたって連載された。そして7月になると突然話題が変わり、木原氏の妻の前夫の不審死事件についてのシリーズが始まった。

木原氏の妻の前夫は、2006年4月に不審な死を遂げているらしい。当時は証拠が揃わず「自殺」として捜査が終了した事件だったが、再捜査の際に当時の妻X子さん(現在の木原氏の妻)が事情聴取を受けたとか、それを木原氏がもみ消そうとしたのではないかとか。そんな話である。

色々な情報を照らし合わせると、ほとんどが憶測であることがはっきりとわかるが、文春の意図的な切り取り方によって、まるでX子さんが殺人犯であるかのような極めて悪質な書き方がされた。日頃から政治家の不祥事が大好物な一部の人達のかっこうの餌食である。

しかし、政治家の妻であるものの、X子さん自身は一般人。お子さんもいるし、日々の生活がある。それを、まるで殺人犯のような扱いをされ、インターネット上にはX子さんの写真や家族構成、過去の遍歴やプライバシーまで晒されてしまっている。実際にX子さんは精神的に追い詰められているようだ。そして、これまで過去の事件を知らなかったお子さんたちにも影響が出ているという話も。

文春批判と木原氏擁護の声が続々と

もちろん、こんなおかしな文春の記事を信じる人ばかりではない。X(旧Twitter)でも木原氏やX子さんを擁護する声、文春の人権侵害の可能性を指摘する声が多く上がった。

こちらはtogetterのまとめ。日頃は自民党を擁護していないような層の人達も、今回の文春の異常な報道に、黙っていられなかった様子。

そして、news24さんがまとめているこちらの一連のnoteも大変わかりやすかった。

【人民裁判】週刊文春「木原誠二妻殺人疑惑報道への違和感」 【雑誌は法廷ではない】

【人民裁判】週刊文春「木原誠二妻殺人疑惑報道への違和感」2 【ポンコツスクープ】

【人民裁判】 週刊文春木原誠二妻殺人疑惑報道への違和感3【ポンコツスクープ】

8月17日に公開されたこちらの記事では、過去の時系列まとめなど、とてもわかりやすく記載されている。

#木原事件 〜「ここが変だよ週刊文春」 時系列まとめ〜読まずに済まそう週刊文春!

目的は単なる木原氏への「個人叩き」?

妻の元夫の不審死事件への関与の「可能性」についての記事を、文春は5週連続報じた。当初はいかにも「X子さんが犯人であり、その捜査を木原氏が権力で揉み消そうとしたのでは?」という切り口であったが、あまりにもおかしな点が多すぎることに気づいたのか、その勢いは徐々に失速。最終的には「だから何が言いたいの?」と思わせるような記事だった。

そして、もうこのネタではこれ以上叩けないと判断したのか、次は木原氏が「違法風俗」を利用していたという、なんとも低俗なネタを出してきた。

ここまでくると「叩けるネタならなんでもいい」というのがはっきりとわかる。もう現在の政局がどうとか、木原氏が政治家としてどうだとか、そういった次元からは大きく外れている。そこまでして文春は何がしたいのか?ただ叩きたいだけなんだろうか。

社会の出来事を広く知らせるのが報道であるはずなのに、政治家としての職務や責任とはまったく関係のないことばかり記事にしたり、不必要にプライバシーを暴露したり。

今回の文春の報道を受けて、木原氏の妻は代理人を通して日本弁護士連合会に人権救済の申し立てをしたとのこと。また、既に文春を刑事告訴したという話もある。
さらに今後、木原氏側がプライバシーの侵害などで文春を訴えて勝訴したとしても、そんな損害賠償は文春にとってはきっと痛くも痒くもないのだろう。

印象操作を目的とした報道に踊らされないように!

こういった人権侵害じみた報道に対して私たちができることは、作為的に切り取られた情報に踊らされず、事実を見極める目を身につけること、不必要に騒がないこと。
週刊誌なんて、誰も読まなければ(1冊も売れなければ)いつかなくなるはずなのに、どんなに悪意のある記事でも、喜んで読む一部の人たちが存在するから、きっとなくならないのだろう。

だからきっと一番いいのは「見ない」「読まない」無視することなのかもしれないが、文春に異議を唱える人達も、相手を知るために読まざるを得ないのであれば、このように文春の異常な報道が注目されることさえ、文春にとっては喜ばしいことなのかもしれない。


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