皐月賞2024 データ予想!!!

競馬モチベ復活と久々に現地観戦するので真面目に予想をします。
3月はいろいろ忙しかったのでしょうがないね。

過去10年の3着内データ

皐月賞2024_過去の好走

まず大前提として、過去10年の馬券内30頭中28頭が前走連対している。例外2頭のうち1頭のステラヴェローチェは前々走でG1を2番人気で2着、3走前でサウジRCを勝利と実績十分なので、実質的な例外はサンリヴァル1頭のみ。
そのサンリヴァルもホープフルSを4着とまずまずの実績。
前走クラスはほとんどがG2~G3で、G1直行からは3頭のみかつすべて1人気1着の馬。間隔という面で見るとイクイノックスも東スポ2歳Sからの直行だがこちらも1人気1着。やはり世代戦は実績が最重要か。

前走別の中山記念好走傾向

前走G1(朝日杯FS, ホープフルS)

皐月賞2024_前走G1

先述したように12月のG1からの直行は3頭のみ、全頭1人気1着馬であり、前々走も1人気1着である。当日の人気も高い。
今年はレガレイラのみ直行だが前走ホープフルは1人気1着、人気しそうだがやはり外せないか。

少しそれるが、そもそも朝日杯FSとホープフルSで優勝した馬が皐月賞に出てきた場合はどうなのか?
まず朝日杯優勝馬で皐月賞に出走している場合→0-1-1-5
ホープフルS優勝馬で皐月賞に出走している場合→2-0-0-5

これだけだとあまり信用できなさそうなデータだが、ある条件で絞ると馬券率が極端に上昇する。
朝日杯馬→0-1-1-2
ホープフル馬→2-0-0-1
条件は、該当G1がキャリア3戦目であるという点。
冬のG1が3戦目となる場合、新馬勝ち→OPや重賞実績→G1のパターンのみであるため、基本的に取りこぼしがない(負けても2着)ことの裏返しにもなる。

そしてレガレイラはここまでキャリア3戦のホープフル勝馬。好走の可能性は極めて高い。
そしてもう一頭、G1をキャリア3戦目で制した馬がいますね…

前走弥生賞

皐月賞2024_前走弥生賞

前走弥生賞(GⅡ)からは過去10年で7頭が馬券に、毎年1頭よりも少ないのはメインの前哨戦と考えると少し寂しい気もする。
最初に述べたようにサンリヴァルが例外的な存在なのでそれを除外すると基本的には馬券内になっている馬で構成されている。
さらに前々走がG1またはG2以下で人気している(=前評判が高い)ことが条件にもなりそう。
なお、過去10年で弥生賞組から皐月賞馬は出ていないので、3連単なら2列目か3列目に置きたいところ。

前走弥生賞の3着内
→コスモキュランダ、シンエンペラー、シリウスコルト
シンエンペラーは前々走がG1ホープフルSで2人気2着なので〇、他2頭は前々走の人気的にあまり評価できない。

前走共同通信杯

皐月賞2024_前走共同通信杯

前走共同通信杯(GⅢ)からは弥生賞を上回る8頭が馬券に、勝馬が5頭も出ておりこちらの方が評価できそうである。
条件は前走連対or1人気であり、さらに前々走の評価がそろって高かった
ディーマジェスティは例外的でホープフルを取消だが、新馬と未勝利すべてで連対かつ3人気位以内なので評価が低かったとは言いづらいか?

前走共同通信杯で連対or1人気
→ジャスティンミラノ、ジャンタルマンタル 
どちらも条件にはピッタリである。
なお前走2人気5着のエコロヴァルツは朝日杯FSを4人気2着と評価が難しい。前述2頭よりは下げるが完全には切れないといったところか。

前走スプリングS

皐月賞2024_前走スプリングS

スプリングS(GⅡ)からは4頭と非常に狭き門。前走連対が最低条件なのでアレグロブリランテのみ考えればよさそう。
母数が少ないのでデータ的にも不十分なので一旦ヒモで考えておく。

前走その他

皐月賞2024_前走G3
皐月賞2024_前走OP競走

前走G3(共同通信杯以外)の場合、前走2人気以内かつ前走勝利が条件になっている。
前走OP競走の場合母数が少ないが、そもそもの実績と評判で
ヴェロックス→過去5戦すべて2人気以内
ウインフルブルーム→朝日杯FS3着馬
なので、よほどのことがなければ来ないだろう(実際当日も人気している)

該当馬
サンライズシバング(ホープフルS3着)
メイショウタバル(毎日杯1着)
ダノンデサイル(京成杯1着)
ビザンチンドリーム(きさらぎ賞1着)
以上4頭


なぜ弥生賞組は不発気味?

同舞台・同距離の弥生賞組から勝馬が出ない要因として
・弥生賞は3月上旬の中山開始直後の開催
・皐月賞は4月中旬の中山最終週開催
と芝の荒れ方が大きく違うという点がある。
またペース指標でもH/M/Sでみると
弥生賞→1-3-6
皐月賞→4-6-0
で1000mの通過タイムがまるで違う。
そもそも適性が違うのであてにならないといのもあるか。
スプリングSも同様にM~Sの流れなので相関が低いか。

前走は関東の方が

過去10年の勝ち馬のうち、前走が中山/東京以外なのは17年アルアインのみ、基本的には関東出走馬を狙いたい。
2着まで対象を拡げても前走阪神が4頭になる(アルアイン含む)

前走差し/追込の場合は過去の重賞実績が大事

前走4角6番手以下から皐月賞で馬券になったのは7頭

皐月賞_前走差し

重賞勝利orG1連対がキャリア中にある馬しかいない。(というよりダービー好走率の高さが気になる)

逆に前走4角時点で先頭or2番手から馬券になった馬は9頭いるが、ファントムシーフとコントレイルだけが1人気で他は4人気以下。穴馬を狙うならここか。


買い目
◎ジャスティンミラノ
共同通信杯馬は世代の中心というのが最近のトレンドで、直近10年で5勝している。ジャスティンミラノのキャリアが2戦しかないが、昨年のソールオリエンスも3戦目でのクラシック制覇なのでキャリアの浅さはそこまで気にならないか。強いていうならM以上の流れを経験していない点だが素質で持ってこれるはず。

◎レガレイラ
1952年を最後に牝馬の馬券内はない…が直近で1人気で負けたファンディーナは牝限G3からの参戦、こちらは混合G1からの参戦でわけが違う。
「G1がキャリア3戦目」+「ホープフルSからの直行」のデータは母数こそ少ないが非常に信頼度が高く軸に据えたい。
馬体重データは見なかったことにした。

▲ビザンチンドリーム
△ジャンタルマンタル

上記以外でも紐にしたい馬が数頭いるが前走が~1月の場合馬体重の増減はあまり気にしないが、前走2月~3月の馬については馬体重がマイナスでない場合は評価を下げたい。


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