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2001年発売のベイブレードのゲームでステータスカンストさせた記録

皆さんはこのパッケージのゲームを知っていますか?

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このゲームは2001年7月27日に発売されたベイブレードのゲームで、爆転のゲームとしては初の作品(だった気がする)という事もあり、割と近所で遊んでる人がいました。

日本編でマックスとレイが壁となり中々進めなかったり、中国編であまりにもブレーダーが強すぎてなかなか進めなかったり、何故かラスボスがシュートミスしてあっさり勝てたりといまいちバランスがいいかと言われると微妙なゲームでしたね。

それでも当時は仕様が分かってなかったので結構楽しめました。ただ、シュート時にボタン連打をする必要があり、力加減がまだしっかり出来なかった子供の頃はGBAのABボタンのどちらかが壊れることが何度がありました。

思い出話はここまでにして、カンストさせたベイブレードを見せていきたいと思います。

1.ステータスがカンストしたベイブレードを紹介

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初期装備なのに全ステータスが999と、通常プレイではありえない数値が並んでますね。

ビットデータの方ではこうなっています。

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こちらも当然のように999で揃ってますね。どうやら999を超える場合は999でカンストするようになっているみたいです。

全ステータス999とかチートだろと思う人も中にはいるかもしれません。証拠としてプレイ時間のスクショも貼らせていただきます。

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見て分かる通り、このゲームを111時間も遊んでいます。このゲームはボリュームは思ったほど無いため、苦労してもクリアまでに50時間もかからないはずです。

こちらはマラソン開始日の記録のため、開始時間が分かるようにスクショを残しておいたツイートです。

計算すると大体100時間くらい増えてますね。そうなんです、このゲームのステータスカンストマラソンは100時間くらいかかる地獄のような作業なんです。このプレイ時間のスクショを証拠として、チートは使ってない証明とさせていただきます。

なんでこんなことをやり始めたかと言うと、このゲームのレベルアップの仕様に気づいてしまったからです。

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このスクショを見て分かる通り、なんとLv99になっても経験値を獲得することが出来てしまいます。オマケに、Lvが上がると表記上は99のままですが、何故かステータスはしっかり上がるようになっています。

なので、限界がどこまであるのかを調べる目的で全ステータスカンストマラソンという苦行に挑戦してみました。結果として限界はなかったんですけどね……。

2.どうやってレベル上げしたの?

肝心のレベル上げについてですが、まずはこのゲームのレベル上げの仕様を解説します。

今作は必要経験値が100で固定されており、100溜まったら経験値が0になりますが、100になる際に余った経験値はそのまま加算されます。

獲得経験値は自分と相手のLV差に依存しており、表にすると以下の通りになります。

経験値Lv補正表(Lv差は敵Lv-自分のLvの計算結果により算出)

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まあ雑に言えば、Lvの高いブレーダーを倒せばガンガンLvを上げられるわけですね。

ちなみにこのゲームのバトルは3回戦って2回勝てば勝利になります。この時の結果により、獲得経験値が変わります。

勝敗結果による獲得経験値の違い

・2-0:100%
・2-1:100%
・1-2:50%(端数切捨て)
・0-2:0%

ストレート負けしない限りは、多少経験値を貰えるようになっています。ストレート勝ちしても経験値ボーナスはありませんし、経験値を増やすパーツやアイテムはありません。

でもこのゲーム内で戦えるブレーダーの最高Lvは69(70もあるらしい)です。Lv75を超えると5しか貰えなくなるため、明らかに効率が悪いです。

じゃあどうやってレベル上げするのかと言うと、2つ方法があります。

1:プラクティストーナメントLv3

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日本のBBA内真ん中にある、クリア後もいつでも遊べるトーナメントです。本編では強力なパーツが貰えるため、最低一度は訪れるトーナメントですね。

何故ここがレベル上げスポットなのかと言うと、普通より貰える経験値が少し多いからです。

トーナメントは5回戦うことになり、獲得経験値はLv差がついた後半でも9、14、19、9、11で合計62も貰えます。2回やれば確実にLvを1上げられるのは便利ですし、敵も弱いので必殺技をほとんど使わなくても余裕で勝てます。

日本には他にエリアチャンピオンとか全日本トーナメントもありますが、どちらもここよりは経験値が稼げないので微妙です。

2:ぢごくのめけめけカップ

もう一つはクリア後に遊べる中国BBA会長室にある隠しトーナメントです。

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ここのブレーダーは全員Lvが高く、19人連続バトルでは最初がLv70でそこから1ずつ上がり、最後はLv88になります。

しかし、19人それぞれとの会話がある点と最高Lv88止まりなのが災いし、レベル上げ効率は良くないです。

しかし、トーナメントの方は前半のぢごくのめけめけカップで全ブレーダーがLv90~91、後半のぢごくのめけめけカップすぺしゃるだとLv93~99のブレーダーと戦えます。

全ブレーダーでも最高クラスのLvなので、倒した時の経験値がかなり美味しいです。しかし、優勝してしまうと二度とトーナメントを行えなくなります。

ここでレベル上げをする場合は、めけめけカップすぺしゃるの最後でわざと負ける必要があります。戦績で負け回数が473回もあったのはこのレベル上げのせいです。

貰える経験値はLv99の時になりますがめけめけカップは7、9、11と固定です。めけめけカップすぺしゃるはブレーダーによりますが、9~30後半くらいとかなり差があります。

すぺしゃるの1、2戦目でLv93~94しかでないムタ・アサイ・ミカモが当たると経験値が下振れしますが、Lv96~97しかでないノザワ・シモジマ・ショウジが当たると10後半~20後半くらいまで経験値が入るのでうま味になります。更にLv99固定のタクヤに当たると20~30後半はかたいです。運にもよるのですが、基本的に2回で確実にLvが1上がり、3回で確実に2も上がります。

それぞれの長所と短所をまとめると以下のようになります。

【プラクティストーナメントLv3】

~長所~
1:確実に経験値62を手に入れられる
2:クリア後でも何度でも利用出来る
3:敵が弱いので戦闘が楽
4:負けなくていいため、敗北回数が一切増えない
~短所~
1:経験値が固定のため、一切上振れしない
2:Lvを2上げるのに3~4回かかる
3:会話が長いため、テキスト送りが面倒

【ぢごくのめけめけカップ】

~長所~
1:獲得経験値は余程運が悪くない限り、プラクティストーナメントより高い
2:プラクティストーナメントより会話が短い
3:3回やればほぼ確実にLvを2上げられるため、効率がいい
~短所~
1:敵が強いため、必殺技を使わないと敗北する事が多い
2:優勝してしまうと二度と出来ない
3:6戦目で負けないといけないため、脳死で周回しにくい
4:ステータスの敗北数が増えてしまう
5:マスターリングとマスターシューターが貰えない

敗北数を気にしないで効率重視で行くならめけめけカップ、敗北数を増やしたくないならプラクティストーナメントでやることをおすすめします。

(敗北しないと手に入らないパーツがあるせいで、コンプ重視なら敗北数なんて気にしてたらやってけませんけどね)

3.レベル上げの時のコツ

レベル上げをするに当たり、戦闘の仕様を解説します。これらを知ってるとかなり効率よくレベル上げができます。

まず、バトルの勝敗はシュートを成功させた直後のブレーダーDJの実況で確定します。負けが確定するパターンは以下の4種類です。

~負けが確定するパターン~
1:こちらがシュートミスする(必殺技も使えないため負け確)
2:DJの実況が「シュートポジションはリングひだりふきん!」で始まり、自機のシュート位置がリング内側の時
3:DJの実況が「あついバトルのはじまりだぁぁっ!」で始まり、自機のシュート位置が左側の時
4:DJの実況が「もえるバトルのはじまりだぁぁっ!」で始まり、お互いのベイが4回ぶつかりあった時の最終位置が下側だった時

以上の4パターンの時、負けが100%確定します。それ以降のバトルの様子は勝敗に一切関わりがありません。

逆に言うと、このパターンだけ覚えていれば他は全て勝ち確だと判断できます。この仕様はストーリー攻略中でも必ず役に立ちます。

次に、必殺技の仕様についてです。

~必殺技の仕様~
1:バトルが始まって2ターン目以降かつ、最終ターンではない時にAボタン連打で使用できる
2:作戦を「ひっさつわざ  つかうな!!」にしている or シュートミスをしていると使えない
3:キッズドラグーンやビットチップの時はいくらレベルが高くても使用できない
4:デスドラグーン以降でも必殺技を習得するLvまで上げないと必殺技を使えない
5:必殺技は勝ち確or負け確にかかわらず、約50%の状況で勝てるように試合結果を書き換える唯一の手段

特に5の仕様が重要であり、適当に使うと勝てるはずの試合で負けて時間を無駄にしてしまいます。例えば、敵がシュートミスをして勝ち確なのに、誤って必殺技を使ってしまい逆転負けするという現象も起こりえます。

このため、最初に説明した負け確パターンを覚えて、その時だけ必殺技を使うようにしてください。そうすれば自ずと勝率は上がるはずです。

次に、バトル前の作戦についてです。

実はマスクデータにベイの性格とやらがあり、それに合った性格を選ばないとパラメータが減少する仕様があります。攻略本にはその事が書かれていますが、マスクデータ故に把握することが不可能に等しいです。

更に、作戦自体に相性があり、敵が選んだ作戦よりこちらが選んだ作戦が有利の場合はパラメータがアップ、不利な場合はダウンするそうです。相手の作戦がマスクデータになってるため分かるわけがありません。

結論から言うと「ひっさつわざ  つかうな!!」以外なら基本なんでもいいです。一応、「すきにしろ!」を選べば敵との相性やらベイとの相性を無視出来るらしいですが、一番下のため選びにくいのが難点です。

最後に、レベル上げおすすめのカスタマイズに着いて紹介します。比較的バランスを重視してカスタムしています。

・アタックリング:マスターリング
・ウェイトディスク:ドラグーンディスク(マスターディスク)
・ブレードベース:マスターベース
・シューター:ストロングスライダー(マスターシューター)
・シュートスタイル:アースシュート

めけめけカップでのレベル上げの際は括弧がないカスタム、プラクティスLv3を使う場合は括弧内のカスタムにした方が強くなります。

アースシュートは2番目くらいに難易度が高いシュートですが、クリア後解禁だけあって最高性能になっています。頑張って身につけましょう。

レベル上げのやり方については以上です。何か気になることがありましたら、コメントで質問ください。

4.各ステータスの伸びとそれに対する苦行度合い

ステータスカンストマラソンでのステータスの伸びをグラフにしてみました。

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アタックとスリープは元々上がりやすく、Lv99になった時からかなり高くなっています。しかし、スピードとガードはLvアップであまり強化されないため、999になるまでかなり緩やかな成長になります。

具体的にLvアップ1回でどれだけ違うかと言うと、アタックが3~15、スリープが3~12、スピードが2~6、ガードが1~4と差が激しいです。

このため、スピードとガードのカンストは非常に遅くかなりの苦行になります。オマケに、Lvアップ時のステータスの成長は上記の数字からランダムで選ばれるため、リセットしてまた上げ直すと別な値になることもあります。

とはいえ、Lvアップが際限ないのでリセマラする意味は全くないです。やるにしてもガードが999行く時に妖怪一足りないが出ないように対処する時くらいですね。

ちなみにこちらがLv99になった時のステータス(装備込み)です。この時点でスピードとガードの数値が低い事が分かりますね。

レベル上げの方法とベイのステータスの仕様は分かる範囲で解説し終えたので、最後にカンストベイと戦えるパスワードを公開して終わりにしようと思います。

5.ステータスカンストした最強ベイブレードのカスタマイズ一覧

ここまで見てくださった方のために、ステータスカンストベイのパスワードを公開します。

持っている方はパスワードバトルにて勝負してみてください。やり方は以下の通りです。

【パスワードの登録方法】

1:データを作成してセーブ(続きからが出てるなら省略)
2:ゲームを起動してつうしんを選択
3:パスワードとうろくを選択し、空いてる場所を選ぶ
4:スクショのパスワードを入力して、OKを選択する
5:パスワード  かくにんしましたと出たら成功

【パスワードバトルのやり方】

1:ゲームを起動してつうしんを選択
2:つうしんバトルを選択し、パスワードバトルを選択
3:登録したパスワードを選択してバトル開始
※シュートは自動で行われます
※必殺技を使うことが出来ません

【パーツ統一系】

・最強の初期カスタム

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アつキウイ  へなヨな6  アキイむメ
ラハウロな  てチなウキ  イアラ
※へはひらがな

一言:やはりステータスが最強の初期装備ってロマンありますよね。

・不遇なドラグシリーズカスタム

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ケちゆイア  ふたユな5  ケキアみム
ラノイレな  つチなイキ  アクハ

一言:数少ない統一カスタムができるシリーズですが、入手が遅いせいで上位パーツに埋もれてしまう不遇なシリーズです。

・ドラグーンSっぽいドラグーンカスタム

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コぬ9クキ  めしロなB  コキキよラ
ラマク2な  ねチなクキ  キコめ

シナリオクリア後にいつの間にか手に入れているドラグーンシリーズ。マスターよりドラグーンを操ってる感じがして好きです。

・最強のマスターシリーズカスタム

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サたおアヲ  ひさヤな4  サキヲまミ
ラネアルな  ちチなアキ  ラサス

一言:作中最強のパーツですが、ステータスカンスト済みだと無意味なのが悲しいところ。個人的にブレードベースとアタックリングの色を統一してほしかったですね。

【ホビー版再現系】

・完全再現!ドライガーF

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エとPオエ  まちリな8  エキエもヤ
ラフオンな  なチなオキ  エキV

一言:今作では数少ない本家再現が出来るカスタムです。でも使える聖獣はドラグーンです。

・ほぼ再現!ドラシエルS

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エつキウイ  へちヨな6  ウキイむメ
ラハウロな  てチなウキ  イカン
※へはひらがな

一言:ブレードベースがメタルボールディフェンサーのものであること以外はドラシエルSと言っても過言ではないカスタムですね。緑系統はこのカスタムしかないので、ウェイトディスクだけ変えて使うことが多いカスタムです。

・ドラグーンFによく似ているカスタム

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イななカオ  みつルな9  キキオやユ
ラヘカ0な  にチとカキ  オケす
※ヘはカタカナ

一言:アタックリングが明らかにドラグーンFのデュアルドラゴンそっくりですが、名称が違うので完全再現とは言えない代物になったカスタムです。ウェイトディスクの性能が低いため、ガードが999になりません。再現系だと1番弱いカスタムになってしまっています。

【カラー統一系】

・黄色統一カスタム

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サとPオエ  まさリな8  クキエもヤ
ラフオンな  なチなオキ  エイV

一言:このゲームでは貴重な黄色統一です。アタックリングが旧世代のものなのに何故かドラシエルSやドライガーFのものより高性能なのは謎ですね。

・青色(水色?)統一カスタム

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サとおオエ  まさリな8  サキエもヤ
ラフオンな  なチなオキ  エウJ

一言:不遇なドラグシリーズカスタムは、ブレードベースの色がアタックリングと統一されていません。そのため、ちゃんとした色統一ベイとして作られたカスタムになります。トライカッターリングの方が青色って感じがしますが、色が合うブレードベースがないのでこちらを青色表記にしています。

他のカスタムで統一されてるものはこちらです。

橙:最強の初期カスタム
緑:ほぼ再現!ドラシエルS
白:ドラグーンSっぽいドラグーンカスタム、完全再現!ドライガーF、ドラグーンFによく似ているカスタム

カスタム紹介はこれで全てになりますが、おまけとしてパスワードバトル限定のバグベイブレードも紹介します。

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この画面だけでもカオスさが伝わりますね。当然バトルも出来ますが、ターン毎にアタックリングの色が変化し、こちらのベイでは再現できない色になることもあるためバトル画面での絵面もカオスなベイです。

おまけにめちゃくちゃステータスが低いのか、ほぼほぼこちらが勝てます。こいつに負けることが出来たら逆にすごいレベルです。

出し方なのですが、以下の方法で出ることはありますが確定では無いです。

1:パスワードを複数登録する
2:パスワードを1つ削除する
3:パスワードバトルをすると、たまにパスワードの1つがバグベイに変化している
※バグベイのパスワードを消した場合は他のパスワードがバグベイになる事は今のところありませんでした

このゲームをやった事がある人はもしかしたら一回は遭遇してるかもしれませんね。

6.終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。苦行の参考になれば幸いです。

また、この最強カスタムたちに挑んでどれだけ強かったか試した方が居たらコメントにて教えてください。自分で体験するにはソフトを買わないといけませんので……。

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