Focus On! 2019年の仕掛けについて

ここ数年ずっと、「年始めの自分に自慢出来るような自分になろう」って
内容をその年の目標にしています。
年始の自分には想像も出来なかった事を自分でやったり、
まさかと思っていた方と繋がって仲良くなったり、
自分じゃないけど誰かの夢を自分が叶えたりと、結果今年の自分ってすごかったねって
自分や他者から言われるようになるのが目標です。

ただ自分がクリエイターだったらすぐにアレコレ自分で産み出して攻めて行けるので、
自己コントロールが容易だと思うんですけど自分にはそんな才能や技術が無い。
出来るのは音楽イベント(DJイベント)くらい、という武器になるのかならないのかよく分からないやつ。
とはいえ、人と人を繋げるっていうのが自分主催イベントの大事なテーマだと思っているので、
あんまり関わりの無い、ただシンクロはしそうな方々を繋げて新たな発展へと繋げることは
それなりに出来ているのではないかなと思ってて、ここは武器かなと思ってます。
全部協力してくれてる方々へおんぶに抱っこですが。

去年一昨年と何かしら未来に向けて楽しそうなことを複数仕込んでいるのに慣れてしまって、
いざその仕込みが1/3になると手持ち無沙汰感が生まれてしまっているのが今。
ありがたいことにDJ出演依頼もそれなりに頂いていますし、あんまり関わりなかった界隈からも
お声がけ頂いていて色々やってきてよかったなって気持ちがあるんですが、
完全にあたふたしてた以前に比べると、おやこんな感じですか、っていう一歩立ち止まったような感覚があります。

ということもあり、今年もずっと突っ切りたいと思っているので色々と仕掛けたいと思ってます。

2019年狙ってることとして、
自分主催のDJイベント、フォーカスオンのフライヤーイラストに出てくる女の子を、
キャラクターとして独り立ちさせたいって計画があります。
この女の子です。

改めての説明ですが、フォーカスオン (Focus On!)という
アニメカルチャー中心ジャンルレス音楽パーティを中野heavysick ZEROというクラブで定期開催しています。
気づけば5年目に突入してて、現状関東よりも関東外の方に認知度が高いイベントです。
アニメソング中心に原曲やリミックス、クラブミュージックやJ-POP、J-ROCKなど様々な曲がかかりますが、
クラブイベントとして一本軸を通した形で毎回やっています。

で、上記のイラストですが、イラストレーターの加藤アカツキさん描き下ろし、ロゴデザインをRoan(entrance)さんに担当していただきました。

様々なきっかけがあって前々から憧れていた方と繋がってイラストを描いてもらって、
その縁でまた別の憧れていた方々と繋がり始めたのが2018年だったので、
そこの部分でも何か人と人を繋げたいなと思っているのが今です。

DJイベントってものすごく沢山あって、同時に同じ様な方向性のイベントが開催されていて
既に立ち位置を獲得しているイベント以外はなかなか目立たない、下手したら集客より演者が多いってこともあり得る状況です。
ただ「DJが上手い!」「初心者でも楽しめます!」「楽しい!」と言ってるだけではなかなか他と差別化出来ないと思ってます。

という状況の中、とあるイベントは公式側の企画を取り入れて参加ハードルを低くする、
参加するだけでプレゼントがもらえる、本業のカメラマンさんを呼んで即席スタジオを作る、
沢山お酒が出るイベントには飲み放題付プランが作られたところもあります。
イベント毎が自分の色を出すにはどうすれば良いのか苦心しながらもがいている状況だと思います。

で、自分達が認知されるにはどうすれば良いのかと考えて、やろうと思ってるのが
「来るだけで何となく他のイベントよりもカッコよく感じられる」「来るだけで何かが起こりそう」な
イベントだと印象を持ってもらうことです。

カッコいいって基準は正直人それぞれで違うので難しいですが、
少なくとも「あのイベントに行くのはダサい」みたいなことにはしたくないです。
その為に、フライヤーイラストやデザインも所謂アニクラみたいなベタベタなものにはしたくなくて
パッと見て印象深く、更にオタクっぽくてアングラ感あるものが完成しました。
こういうデザイン、わかりやすさとの両立が難しい部分があるので
出演者情報の文字入れなどはエフェクト等入れずシンプルにしてます。

(次回は3/9にやるんで遊びに来てほしいです)

呼んでいるゲストさん選定も、スタンダードから奇をてらったブッキング、両方やるように意識してます。
今まで知らなかった人を知るきっかけを作りたいし、演者同士でもお客様同士でも色んなつながりを作って欲しいので
「新たな発見や出会いがあって楽しかった」って思って帰って欲しくて
呼んでるゲストも日本全国様々な場所から色んなタイプの方をお呼びしてます。

理想としては1回のイベントで、全国各地、色んな出自を持った方が遊びに来てもらえて
フォーカスオンが無ければ絶対に交わらなかった人たちが交わる、文化の交差点みたいなものを作りたいです。
こういう交差点になりそうなイベントってあんまり無い印象なので、自分らがなるべくチャレンジしてみたいです。

で、なんでフライヤーのイラストの女の子を用いて色んな企画をするのかというと、
ただフライヤーイラストをアップするだけ、ゲストさんのブッキングだけでは情報のリーチに限界があると思っていて
まだ他があまりチャレンジしていないことは何か無いかなと考えた結果、フライヤーイラストの女の子を
フライヤーに留めないのはどうかっていうことでした。
パーティーを知ってもらう為にキャラクターを活かすのは他イベントさんではあんまり見たことないです。
例えば色んな絵師さんに描いてもらう、色んなデザイナーさんにデザインしてもらう、
多分無いけどバーチャル受肉化するとか、なんかそういう可能性もありますね。

以前某イベントをやった後にそこに出てくれた方に、
「どうせなら新しいキャラクター作っちゃえば色々自分で動かせて面白いこと全部出来るよ!」って
そんなの簡単に言うけどどうやるんって内容のアドバイスをもらったことがあって、難しいけど羨ましいなと思い…。
何とは言わないけど縛られてる中でギリギリを攻めるのも面白いんだけど、その枠から飛び立ってみるのも面白そうだなと。
やり方は分かんないけどとりあえずやる!って気持ちでやってみることにしました。さすがモノ作りで生きている人達…。
諸々進めたら何か起こるかな、っていう出たとこ勝負です。

何かの企画で誰かに描いてもらったイラストきっかけで遊びに来た方が
会場でまた別の方と出会って何か新しいことが起こるとか、そういうのワクワクしません?
好きになれそうな要素がある場所があることを知らない方々が遊びに来て、
そのうち1人でも楽しんでもらえたら嬉しくなりませんか。
イラストとサブカル系音楽って重なってなさそうで結構親和性高いと思うので行けそうな気がするんですよね。
もちろん理想だけを話しているんですが。

狭いサブカル系クラブカルチャーの端くれでもがいてる我々なので、
どうせなら変なことでもチャレンジして、結果カルチャーを知る母数を1人でも増やせれば
面白いことになるんじゃないかなーって希望です。
最近サブカル系クラブイベント、有名無名関係なく終わっていくイベントが多い印象です。このままデクレシェンドの如くしぼんでしまうのは何かやるせないので、言うて元気ですよ僕らは!ってアピールしていきたいんです。

ということで色々アイデア考えてます。
これも協力してくれるクリエイター様におんぶに抱っこですが、
突然連絡行くかもしれませんがその時はご協力頂けたら嬉しいです。

最後にめちゃ大事な話ですが、この計画も「資本」が無いと無理です。
お金を得るには皆様にイベントに遊びに来てもらうのが一番です。
お金の為に、っていうのは印象良くないですが、いくら面白そうなことをやってても結果が毎回5人とかだと普通に無理だしあり得んヘコむので、
もし面白そうだな、応援したいなって方はお手間ですがパーティー遊びに来てください。思ってるより楽しいですよ。よろしくお願いします。

あとフォーカスオンの女の子、「フォーカスオンの女の子」って呼んでるのでいい感じの名前とかあれば。

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