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さみしさのゆくえ

Moving day Pt.2の歌詞を読んでいると懐かしい気持ちと、過ぎていった時間へのさみしさが込み上げてくる。

京都にいた頃、出会った友達や職場の人たち、お店の人たち。京都を出てしばらくは連絡を取り合ったりもしたけれど、COVIDもあってなかなか京都に遊びに行くこともできなくて、"また"の約束が繋がることはなかった。

あの時は彼らとのつながりと関係が生活の中でとても大切で密なものだったのに、もう連絡もとらなくなってしまった。大切でなくなったわけではないけれど、関係が消えていくようにも感じた。

今いる環境だから出会えた人たちもいる。今の環境にきてから出会って別れた人たちもいる。
自分のいる場所や動き方が変わるから、誰かとの関係も変わっていくのだけれど、時々きゅっとさみしい気持ちになる。さみしいのはずっと変わらないけれど。

Moving daysのアルバムを聴いていると、そんなさみしい気持ちがちゃんと自分の中でずっと流れていることを感じる。さみしさのゆくえを考えたり、まあ私の中でずっとぐるぐるしてるだけだろうと思ったり。
どんな風に変わっても、時間が経っても、これまで感じたことは思い出さないだけで忘れたわけじゃないんだなと気づかせてくれる。ずっと大事にしたいアルバムだな。

写真は昨日作ったいちごタルト。焼き込みが甘かった。

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