ロキサーニBC BF7のタックルインプレッション
お疲れさまです、拶双魚です。
この間、ロキサーニBCが届いてすぐにインプレ記事を書きましたが
やっと試投に行けました…
なかなか時間が取れずにいたのですが、
これでようやく実際の使用感を語れます。
気になっていたポイント
①軽量ルアーへの対応力
②巻き感度
③糸との相性
①軽量ルアーへの対応力
ロキサーニBFは、そのスプール重量(15g)もあって
ベイトフィネス機としては軽量ルアーへの対応力が低いモデルです。
24年モデルも18年モデルに引き続き15g以上のスプール重量を持っており、3g未満は流石に厳しいのではないかと思っていたのですが…
2gちょっとのスプーンぐらいなら普通に狙った所に入りました。
一応念のため持ってきていただけのルアーだったんですが…
まさか普通に使える範疇だとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしちゃいましたね。
まぁマグネットブレーキは強めの設定にしていたのもありますが、
僕が2gのルアーを使用するシチュエーションで不足を感じるほど
飛距離が落ちる…ということもありませんでした。
それ以下の重量のルアーとか
同じ重量でも空気抵抗の大きいプラグを
持ってきていなかったので、
下限をチェックし損ねました。
その辺に関してはまた今度の機会に確認しようと思います。
ロキサーニBC BF7のスプールは
アルファスSVTWの純正シャロースプールより3gほど重いのですが、
アルファスSVTWで3g未満のルアーを投げている時より快適に感じられました。
(合う合わないとか、当時と今との練度の違いとかもあるとは思いますけどね)
ただ、社外フィネススプールを組み込んだアルファスSVTWと比べると流石にあちらの方が楽です。
なんせロキサーニBCは15g、アルファスSVTWの社外スプールは8.7gですからね…
「(箱出しで極軽量ルアーも使える)ベイトフィネス機」は持っていないし使ったこともないのですが、
おそらくD社のAIRTW系とかS社のBFS系のようなベイトフィネス専用機を使ったことのある方はもっと大きな差を感じるのではないかと思います。
追記(2024年4月6日時点)
レッドペッパーナノ(TIEMCO)、2gのペンシルベイトですが狙ったところに落とせるようです。
Noa Jr.(ロデオクラフト)1.4g、Factor(Forest)1.2gも一応前に飛ばせます。
どういうことなの…
現在調査中です。
さらに追記(2024年4月11日時点)
およそ見当は付いてきました…が、確証は持てません。
現時点での自分の考えになりますが、軽量ルアーに対応できる理由についての推測を一応2つ程度書いておきます。
①ブレーキ下限が低い
ロキサーニBC BF7はマグブレーキが搭載されている機種ですが、
磁石が5個しか入っていない(前作のロキサーニBF8は10個)ため、ブレーキ力が実質的に半減しておりブレーキが強すぎて飛ばないという事態が起きにくくなった
なお、マグブレーキは磁石の磁力を用いているわけではなく
磁石の周りで金属が移動した際に発生する電磁誘導を利用したブレーキであり
N極側とS極側を交互に並べた形にすることで渦電流の向きが合わさり、そうでない時より強力な力を発生させます
磁石を均等に配置するのではなく5つが連続するように偏った配置にしていることで、
スプール回転の立ち上がりが早いベイトPEで最初にある程度まとまってブレーキを効かせつつ全体ではブレーキ力が弱い…といった加減になっているのではないかと思います。
②ベアリングに手を加えた恩恵?
箱出しではシールドベアリングなのですが、そのカバーを外したことで回転抵抗が減ったことも理由としては考えられます。
なお、ベアリングのカバーは薄いので、先の細い工具などを使って凹ませることで留め具になっているCリングを浮かせるなどして外すことが出来ます。
なんかまだありそうな気がしますけどこれ以上は分かりません…
追記(2024年4月23日時点)
段々と慣れてきましたので現状の飛距離も書いておきます。
<スプーン>
蛙スプーン7g ・・・33m
蛙スプーン3.2g ・・・21m
プレッソ アダム2.2g ・・・16m
NOA Jr1.4g ・・・11m
Forest Factor1.2g ・・・7m
<プラグ>
レベルバイブブースト5g ・・・25m
カウントダウンエリート55 5g ・・・24m
もののふ 35s 3g ・・・17m
レッドペッパー ナノ2g ・・・13m
小場所で釣る分には申し分ないと思いますが、ソルトで極軽量ルアーを扱うには流石にしんどいぐらいの飛距離ですかね…
そういう釣りにはスピニングかベイトフィネス専用機を使った方が良いかと思います。
4ft台Lクラスのロッドを使っての検証なので、同じLクラスでも7ft台のものを使うか強めのロッドを使えばそのぶん
使えるロッドの反発力が大きくなって飛距離が若干伸びるのではないかなーとは思います
②巻き感度
竿の感度にも左右されるところではあるのですが、
アルファスSVTWを使っていた時と同じ竿を使って比較しているので
その辺の差は考慮しないものとします。
(相性とかもあるでしょうけど、そういう細かいところは1回で分かることではありませんので)
…結論から言うと、
淡水ライトゲームでスプーンを使った乗せの釣りをする分には実釣上の問題は無いぐらいの感度はあると思います。
流れの変化に巻きの重さで気づける程度
小魚が小突いているのが分かる程度の感度はありますが、
改造出来るところはほぼ全部改造したアルファスSVTWと比べると
伝わってくる情報が若干少ないかなといった印象です。
③糸との相性
調査中ですが、最初はスーパーファイヤーライン ウルトラ8を50m巻いて試してみています。
この糸は繰り返し使って塗装が柔らかくなってきてからが本番なので
しばらくはこのまま継続して使いますが、
今後試したいPEとしては
・よつあみ JIGMAN X8 (50m)
・シマノ PITBULLG5 (50m)
が、候補に挙がっております
今後検証していきたいポイント
・7g程度のルアーを投げた場合の飛距離
・ファイト中のドラグの効き方とか巻きの安定感
・対応できるルアーウエイトの下限
…です。
気になる点などあれば、コメント欄にてよろしくお願いします。
ではでは。
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