喰う寝るひとり住むひとり

仕事に対するモチベーションは日々下がっていることに気付く。

本当に好きなことを仕事にすればいいのか?でもそれはよくないという話しも聞くし果たして……?平日の心を無にすることにはすっかり慣れていたつもりだったが、気付かぬうちに淀んでいたらしい。どうにかしなければな~と思いつつも、そういうことを考える時間があるならゲームしたほうがいいやとなってしまうあたり、快楽主義者の申し子のような奴であるが、それは快楽に繋がっているのか。真の快楽とは一体……。

好きな漫画、喰う寝るふたり住むふたりの連載が終わって約7年。時たま本棚から取り出して読み返していたが、知らぬ間に続編の連載が始まっており単行本も出ていたので帰りに本屋に寄って購入。

同棲10年のふたりを描いた作品であり、登場人物の年齢設定がほぼ同い年だったこともあり、妙な親近感を覚えてファンになった。いや、親近感と書いたが、連載当初から今も俺は同棲経験がないので親近感というより軽い憧れだったように思う。

もうふたりの話しは読めないのか~と完結時にそこそこ悲しくなったこともあり非常に楽しみに読んだが、最終巻で結婚を果たしたふたりの続編ということで当然舞台は結婚生活である。

あんなにのほほんとしてたのんちゃん(男)がなんだかんだ旦那やってる……。

めちゃくちゃなショックを受けてしまった。同棲どころか彼女もいなかったが、あの頃は「独身男性」と大雑把に括ることでのんちゃんと俺を同じステージ上に置いて読んでいたのに、久しぶりにあった友人(もう勝手に友人とする)はワンランク上のステージに行ってしまっていた……おまえ……成長したんだな……成長曲線がすごすぎておまえの悩みは今頃になって快楽主義と気付いた俺にはもう分からんぜ……とショックと感心でよく分からなくなったが、なんにせよこのふたりの話しがまた読めるのは嬉しい。

久しぶりに本屋に行ったので全巻いきなりは無理だけどちょっとずつ集めようとハコヅメの4~5巻も購入。喰う寝る~後の変なテンションのまま4巻読んだらいきなり重い内容で心底ヘコむ。川合のあんな顔は見たくないので安全運転を心がけようと誓うのであった。

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