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ドリームコミッション作家紹介:イラストレーター 中村博文

ゲーム、キャラクターデザイン、小説挿絵、雑誌表紙などで活躍するベテラン作家。
繊細で執念を感じさせる線と色をそこにはめ込んだような鮮やかかつ大胆な色使いの彩色、髪の毛1本に至る細かい書き込みも魅力。しっとりした色気を感じるその作風には熱心なファンも多く、影響を受けたと言う作家も多い。

「彩色に使っているDr.マーチンは本来鮮やかでみずみずしく清潔な透明感のある発色が持ち味なのですが、
これを、どろどろと濁ったいかがわしく爛れた色にするのが目指すところです。」

と語る。なんとなく歪んだ愛を感じさせるコメントの意味をその目にしたいかたは、ぜひ会場に足をお運びいただきたい。

ワンダーリンクスの個人的お勧めポイント     (主催個人の主観です)

中村先生と言えば去年の秋葉原で行われた原画展を覚えている人もいるだろう。極彩色の美しい濃淡と「なぜこれがアナログ水彩で出来るのか?」と言う透け着色、滲みすら表現として取り入れるスタイルなど手間を想像するだけで頭が煮えてくる。そんな作品が一堂に集まった展示はプロからこの道を目指す若者まで沢山の人を魅了しました。
私は中学生の時にTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)の雑誌で見つけそのイラストの問答無用の迫力に魅了されて今まで来ています。
今は多彩な道具でイラストを描ける時代ですが、アナログイラストの職人芸と言うか、情念の先というか…どの先生の作品にもある「空気感、雰囲気」が私は特にものすごい濃密と思う中村先生の作品を是非体感して欲しい。

貴方はどんな絵が好きですか?
また、準備出来次第新しい作家紹介をアップしてゆきます。どうぞご期待ください!

イベント名:ドリームコミッション
日時:2018年10月8日(体育の日)11時より16時まで
場所:大阪産業創造館
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目4−5


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