さて、それからひたすら下調べと行って帰ってからの５W１Hの洗い出し。前半戦の買い付けも大事だが、持ち帰ったフレッシュな茶葉を無事にお届けするのが最大の山場。必要な消耗品、作業内容確認やその順序、webサイトに乗せる商品の紹介文の種類の把握、業者の手配などをマインドマップ的な感じで紙にガリガリと描き込んでゆく。こうしてラフ案だけでも作っておくと何かあってもあせらずに済むし、何か気づいたら書き足せるので安心だ。

このマインドマップと言う名のいたずら書きは資料として残る。最終的には一連の流れを清書してマニュアル化しておくと、忘れっぽい自分も安心だ。そしていつか自分を追い抜いて歩く「未来の紅茶野郎」に渡すのだ。

大航海時代より、商人が自力で作った仕入れ販路はその者に優先権があるという話がある。もちろんそうであるべきだと思うし、そうでなければいけないとも思う。しかしいつか後に続く者が居なければその販路で手に入る素晴らしい商品は誰の手にも届かないで終わるのも良くないと考えている。

さて、そんな話はさておき。商品に貼るラベルのデザインや素材。もちろんCMやPRも忘れない（このテキストもその一つ）、今回は5種類は買い付けてくるのでセット販売も頭に入れるのでその配送方法も考えなければいけない。現在我らがweb通販サイトではレターパックプラスで配送している。受け取りのサインが必要な物なので色々安心で重宝している。しかし今回の茶葉5種類を入れて「それ」に入りきるのか？という問題がある。その際には別の輸送方法を考えなければいけないし、送料の設定を新しくしなければいけない。これは仕入れとは関係ないが今のうちに設定した方がいい話である。この文章を書きながら「あ！これ決めなきゃ」みたいな物まで出てくる始末だ。

ザックリ洗い出すと商品化と販売をするのには
パッケージのラベルデザイン（表裏）
ラベル発注
梱包材の選定と発注
送料の再設定
現行のレターパックプラスでの発送シミュレーション
商品の説明文の作成
商品写真の作成
価格設定
梱包業者の選定
口コミやオンラインでの事前PR
通販サイト周知UPのキャンペーン
試飲会の開催企画作り
などなどなど・・・色々決めておいた方が良い事が多い

もちろんスリランカばかりに構っている暇もなく、日常は続き当社オリジナル商品、フレーバーティー「MOMORINGO」の販促にも力を入れなければならない。（ナレーション：桃と林檎フレーバーティー！プレゼントにぴったり！）それの為の営業活動もおろそかにできないし、日々の紅茶の勉強もある。

さて、そう思うと年末であるが何にも変わらない日常だなとひとりごちて、今日はここで筆を置く。