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おい!スリランカへ直接茶葉仕入れに行くぞ!11

ラリーカーの荷物になる事2時間ほど、最初のロスチャイルド茶園に到着。スリランカの古都キャンディ(KANDY)地方にある茶園であのロスチャイルド家とは関係がない。

写真は紅茶を作るときに使う熱を生むための炉とその薪。聞けばゴムの木を使っているとの事だ。基本どの茶園でも内部は写真が取れないのでそこはご了承だ。さて、スリランカ1月末とは言え28度と熱い、山の上なので湿気も無く快適だが熱い。

工場で飼っている犬の夫婦ものんべんだらりと朝寝、二度寝を楽しんでいる。

さて、テイスティングだ。
キャンディはスリランカで最初に紅茶が作られた場所です。当初コーヒーを育てようとしたが「さび病」でコーヒーの樹が枯れてしまうという問題が、ならばと、紅茶の栽培に切り替えてこれが成功し、キャンディーはスリランカで最初の茶園となりました。

味は渋みが少なく、誰もが楽しめる紅茶キャンディ

キャンディの渋みは少なく、香りも控えめな方です。ですがこの味のやわらかさのためアレンジがききやすく、ストレートやアイス、アルコールやジュースを混ぜたバリエーションティーにおすすめです。

ミルクをいれるのなら煮込まないミルクティーとして楽しむのがお進め。味を確認してPB1とPDを購入。あっさりストレートでもミルクでも楽しめて、冷えても味がしっかりしているBP1(ブロークンペコ1)と比較的重みがあり濃厚な感じのミルクティーが楽しめる(これも煮込まない)PD(ペコダスト)だ。

紅茶のテイスティングはスプーンでカップの中の紅茶を掬い、派手に音を立てるようにすすり空気を含ませて味と香りを確かめてから、吐いて捨てるのだ。お上品なやり方とは言えないが、テイスティングルームに響く「蕎麦をすする音をもっと激しくした音」すする事で霧状になったお茶が口の中で広がりはっきりと特徴をつかむ事が出来るのだ。何度も味見を繰り返すと何がなんやらわからなくなるので、大抵1周か2週で味を決めなければいけない、また少し時間をおいて冷めた状態で味見もする。

ココではそのように4種類を味見して上記の二つをお買い上げ。茶園の皆に別れを告げて一度車はレースに戻る。

続く



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