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Web制作系の人達とオンライン飲み会を2回ほど実施してみてわかったこと

オンラインで同業の人達と繋がりたい。ゆるゆると話がしたい!

地方ならではの課題として、Web制作やデザインやディレクション界隈の人たちと「最近の案件の具合とか質とかトレンドとか。ぶっちゃけそちらはどうですか?」的な話をつまみにいろんな人と飲み会したいなー。。
ほんとはUX JAMとかUX居酒屋とかに行きたいんですけど、まぁそのために東京行くのも・・っていうのがあり。

そんな折、Twitterでちょいちょい Zoomを使ってオンラインで飲み会たのしい というを見かけて、なにそれ超たのしそうと。
そういや弊社(eyemovic)Zoom有料アカウント持ってましたね。じゃぁまず小さくてもやってみよう!と言うことで企画することに。

とはいえですよ。
私自身が発信力のない業界の隅っこで細々と生きているインターネット老人会の一人っていうどこの誰だか知らない人から「業界系の人集まって飲み会しませんか」とかいきなり言われても、ほとんどの人が「面白そうですね。え、いや私は大丈夫です。」と大人の対応をされるに違いない。
まぁ、でもきっとこの考えに賛同してくれそうな人が世の中のどこかにはきっといるはず。たぶん。
ということでツイート。

最初に反応してくれたのは、少し前からTwitterで繋がっていた馬込さん( @magomesakata )。
全く面識もないのに関わらず、なぜかそのまま馬込さんに「やりますか?」とぶん投げたところ快くOKのお返事を頂いた。最低ラインの1名をクリア。企画を練り込む。
さらに「UX MILK」のエゴサに掛かってか、三瓶さん( @3mp )も反応いただいたのはちょっとうれしかった。

その後、以前大阪に住んでた頃に色々お世話になったつながりでJUSOコワーキングの深沢さん( @kojirofukazawa )にお声がけ。普段そんなやりとりも無いのに乗ってくれた。超優しい。

イベント募集ページ@TECH PLAYはこちら。なぜTECH PLAYを使ったのか?と聞かれると深い意味は全くなく、たまたまググってパッと見つけたから・・。

記念すべき1回目は夏季連休前の8月9日(金)の夜に3名でひっそり開催

私含め、参加決定の3名を中心にTwitterで集客したものの、そもそも私が発起のイベントで取り立ててみんなが参加したくなるようなエッジの効いたテーマを立てているわけでもなく、この辺の組み立てについては力不足を実感。方方お声がけいただいたお二方には少し申し訳ない気もしつつ当日に。

定刻になり、ZoomのURLにアクセスし、座してお二人を待つ。
まず1人目の馬込さん( @magomesakata )がアクセス。お互いはじめまして。
馬込さんは東京でディレクターをされていて、シナリオライターもされていたりという多彩なお方。しかも元々システム系だったりという越境者。

しばらくして深沢さん( @kojirofukazawa )から「今日のURLってどこすか?」とTwitterでメッセージが来る。
どゆこと?と聞いてみると、お二人ともTECH PLAYから送信した案内メールがGmailの迷惑メールフォルダに入っていたそうで。
それ以上深く調査してませんが、これは改善して欲しい。。

深沢さんは大阪の十三(じゅうそう)という所で、JUSOコワーキングというコワーキングスペースを運営したり、フリーランスWebデザイナーをされていたり、イベント登壇も色々されていたり、Web業界の徹子の部屋と私に勝手に称される長谷川泰久さんのAutomagicにも出ていたりと、わりとあちこちでお見かけする方。

3人揃ったところで改めて自己紹介し、馬込さんのソロキャンプのお話とか漫画やらアニメやらのコンテンツやら、Web制作界隈のあるあるネタだったりをお話しました。
知らないことを沢山聞けたり、めっちゃ楽しかった。

メモ/#1のトークで出てきたコンテンツとか
ゆるキャン
キャプテンスタッグ
スノーピーク
ダンベル何キロ持てる?

#1の終了間際に参加しそこねた くまのさんを招いて4日後に2回目のオンライン飲み会を実施

そして#1も開始からあっというまに2時間過ぎ、ぼちぼち終了しようとした22時過ぎ。深沢さんのTwitter宛に「途中参加していいですか?」のメッセージが21時過ぎに来ていたことが判明。急遽連絡するも回答得られず、その日はお開きに。

その後深沢さんに段取ってもらい、クローズド気味に途中参加希望の方を含め、連休中の8月13日に#1.1として開催することに。

#1 .1も20時にスタート。私は帰省中の実家から繋ぎ、途中参加希望で来られたくまの( @sakicolu )さん、深沢さんの3名でスタート。
デザイナーからディレクターへ役割を変えつつ、自身が作るデザインへの気持ちやそうも言ってられないところの葛藤、役割的に覚えなくちゃいけないエンジニアリングな知識やそのための勉強、どんな本読んでる?プロジェクト管理ツールどんなん使ってる?とか会社ごとに変わる開発手法(ウォーターフォール、アジャイル)の向き不向きあるよねー、事業会社と制作会社の違いとか色々とお話し、この日も知らなかった情報をあれこれ聞けた。
そういや私から大した情報提供できていない気がすごいするけど、まぁ良いでしょう。飲み会だし。

メモ/#1.1のトークで出てきたコンテンツとか
【プロジェクト管理ツール】WrikePivotal / Backlog / Jira / Confluence
【コミュニケーションツール】Slack / チャットワーク
【開発手法】アジャイル、スプリント、スクラム、ウォーターフォール
【デザインツール】Sketch / Adobe XD / Drama※超ググりにくい / Figma
【書籍】正しいものを正しくつくる
【キーワード】ベロシティを安定させる ← この時点ではよくわかってなかった

実際「オンライン飲み会」をやってみて思ったこと

これはオンライン飲み会ならではというか、リアルな飲み会とやっぱり違うなー、と思ったことがいくつかあって。

1.「トーク」への参加人数は5人くらいが限界
オフラインの居酒屋だと、1つの大きなテーブルを8人くらいで囲ったとしたら、2〜3人程のグループが複数発生し、グループごとで話が展開される。
それがオンラインの場合、「グループ」は1つとなるので、参加メンバーが各々話す事を狙うなら、人数は5人が限界になるかと思いました。
それ以上になると「聞くだけ」になってしまうかと。

2.テーマ設定をある程度立てる
一応業種を絞って行ったのである程度話す内容は決まっているような気もしつつだけど、もうちょい「Webディレクターに必要なスキルセットとは?」とか「UXってぶっちゃけどうっすか」とか、テーマをもう少し絞ったほうが話しやすくなるかと思うのと、途中参加の人が「今何の話してるのかしら」がパッとわかるような工夫ができると良いなと個人的に思った。

3.時間を区切る。開始・終了の合図などルールを決める
これは運営側として、記念撮影的な1枚が欲しいというのもあり、飲み会的な「かんぱーい」と一本締め的な儀式を入れるといいかなと。
なんかちょっと面白くて分かりやすいのがいいな。これは宿題。

参加いただいた人達が「また次回もやりたい」と思ってもらうために

結局のところ「参加したい」と参加後も「またやりたい」と思ったもらうためには話す内容、テーマ設定が重要なので、次回はそこにもうちょっと力を入れて実施したいと思います。

日時は決まってませんが、「Webクリエイターズ飲み会@オンライン #2 」は必ず実施するので(無理やりでも継続させることもある程度大事だと思うので)、もしよかったらTwitterの方もフォローください。ふだん大したことつぶやいてませんが。。

後述:ベロシティについて

後日、深沢さんからベロシティについて教えていただいた。

「ベロシティ」とは、スクラムに限らず、様々なアジャイル手法を用いる現場で使われる用語で、1スプリントの中でのアウトプット量です。とても乱暴にいえば期間1単位の生産性ということになります。
特段の理由なくベロシティが安定しない状況というのはなにかチームの中に問題があるということの顕れと捉えられることが多いです。

なるほど。
ちなみに元々の語源としては以下。

ベロシティは、英語で「速さ」を意味し、鍵盤が押し込まれる「速さ」のことを指している。これは、もともとシンセサイザーやキーボードでは音の強弱を、鍵盤を押し込む「速さ」で判別していたからである。しかし、日本語で「速さ」と表現すると意味が通じにくく、ピアノの鍵盤が速く押し込まれることで音が強く(大きく)なり、ゆっくり押し込まれることで音が弱く(小さく)なることから、音の強弱を示す数値という意味に転じている。
weblio辞典 - ベロシティとは何?

Google検索にヒットした棒グラフと照らし合わせると、ああなるほどと腹落ちしやすいかなと思います。

レポートは以上です。

最近はTwitter中心に動いています。主にWeb制作や日々触れる情報などから気付きをつぶやいているので、ご興味ありましたらぜひフォローください。