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オーラス起死回生6000オールで園田プロ大逆転勝利【Мリーグ】

 オーラスに起死回生の6000オールでラス目からの大逆転です。

 赤坂ドリブンズ・園田賢プロが2023年10月17日(火)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第36戦でトップを獲得しました。

 園田プロは南4局3本場のラス親で跳満をツモり、一気にラス目からトップ目に浮上。さらに、4本場で4000オールを決め、ダメ押ししました。

 園田プロは今季個人3連勝です。

 第36戦はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロ、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥プロ、渋谷ABEMAS・日向藍子プロ、赤坂ドリブンズ・園田賢プロの並び順。

 南4局3本場(供託3)を迎え、持ち点は西家・松ヶ瀬33800、北家・日向29700、南家・堀19400、東家・園田14100です。

 園田プロは手痛い放銃などもあり、ラス目に沈んでいます。

 いち早く聴牌したのは3着目の堀プロです。7巡目に6筒・9筒待ちでリーチしました。

 堀プロは高めの9筒をツモって裏ドラを2枚乗せれば、リーチ・ピンフ・イーペーコー・ツモ・裏ドラ2の3000、6000(+3900)で逆転トップです。

 しかし、9筒は場に1枚切られ、園田プロが2枚持っていて山に残っていません。6筒だけ3枚ありました。

 園田プロが8巡目に5索をツモった手牌です。

 園田プロは「456」の三色を狙い、無筋の8筒を押しました。

 これで9筒が出ない形になりました。

 もし、園田プロが7筒をツモっていたら、9筒を外して3筒・6筒待ちで追っかけリーチし、堀プロに放銃していたと思います。

 ぎりぎりのところで放銃回避です。

 園田プロは11巡目に絶好の4索を引き入れ、危険牌の6索を勝負し、3筒・6筒待ちで追っかけリーチしました。

 3筒・6筒は山に6筒だけ3枚残っていました。

 園田プロと堀プロによる6筒のめくり合いです。

 軍配は園田プロにあがりました。

 園田プロは14巡目に6筒をツモ。リーチ・ピンフ・三色・ツモ・赤ドラ1の6000オール(+4900)です。

 このあがりで園田プロの持ち点は37000点となり、2着目の松ヶ瀬プロに9500点差をつけ、一気にトップ目に浮上しました。

 さらに、園田プロは南4局4本場に勝利の決定打となるリーチ・ツモ・赤ドラ1・裏ドラ2の4000オール(+1200)をあがりました。

 第36戦の結果は園田48400、松ヶ瀬27300、日向17800、堀6500。

 この日の第35戦では赤坂ドリブンズの浅見真紀プロが痛恨のラスを喫していました。

 それだけに、エース・園田プロの大逆転トップはチームにとって貴重な勝利だったと思います。


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