見出し画像

太プロの勝負を決めにいく強気なペンチャン待ちリーチ【Мリーグ】

 持ち前の強気なペンチャン待ちのリーチが素晴らしかったです。

 赤坂ドリブンズ・渡辺太プロが2024年4月26日(金)のMリーグ2023-24セミファイナル第23戦でトップを獲得しました。

 勝因は南3局3本場の追っかけリーチ。トップ目でも守り入らず、勝負を決めにいきました。

 第23戦はKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロ、渋谷ABEMAS・多井隆晴プロ、赤坂ドリブンズ・渡辺太プロ、EX風林火山・二階堂瑠美プロの並び順。

 南3局3本場(供託1)で持ち点は東家・太30900、南家・瑠美27900、北家・多井24800、西家・伊達15400です。

 接戦で勝負どころを迎えています。

 いち早く聴牌したのは、5筒を暗槓していたラス目の伊達プロ。9巡目に七萬をツモり、1筒・4筒待ちで先制リーチです。

 1筒・4筒は山に3枚残っていました。

 親の太プロも10巡目に九萬を重ね、ペンチャンの7筒待ちで聴牌。果敢に追っかけリーチしました。

 トップ目でも黙聴に構えず、強気な攻めに踏みこみました。太プロの本領発揮です。

 7筒は山に2枚残っていました。

 2人のめくり合いは太プロに軍配が上がりました。

 伊達プロが12巡目に7筒をつかみ放銃。太プロはリーチ・ドラ1の3900点(+2900)です。

 勝負どころを制する値千金のあがりです。

 勢いに乗った太プロは連荘。南3局5本場にチンイツ・一気通貫の18000点(+1500)を加点するなど、リードを大きく広げました。

 第23戦の結果は太60300、多井32500、瑠美3900、伊達3300。

 太プロ真骨頂の攻めが光る一戦でした。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?