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おかぴー勝負強さ発揮 Mリーガー対決制して初優勝【日テレプラス麻雀】

 おかぴーがMリーガー対決を制して栄冠に輝きました。

 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロが持ち前の勝負強さを発揮し、日テレプラス麻雀リーグ2023で初優勝しました。

 日テレプラス麻雀リーグは人気・話題の麻雀プロ16人が参加。打ち筋によって「堅守速攻」を得意とするセイラーズ・リーグ(セ・リーグ)と「豪打一振」を信条とするパイレーツ・リーグ(パ・リーグ)に分かれます。

 それぞれのリーグ戦の上位2人が日本シリーズ(決勝)に進出。2試合の合計ポイントで優勝者が決まります。

 日本シリーズにはセ・リーグから渋谷ABEMAS・白鳥翔プロとセガサミーフェニックス・東城りおプロ、パ・リーグからKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロとKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロが進出。

 Mリーガー4人の争いとなりました。

 勝負どころとなったのは2回戦(最終戦)の東3局です。

 東3局を迎え、1回戦と2回戦を合わせた総合ポイントは南家・白鳥39.6、北家・東城14.4、西家・岡田-4.6、東家・寿人-49.4。

 2回戦のここまでの持ち点は東城37800、白鳥32600、岡田24800、寿人24800です。

 総合ポイント2位の東城プロが7巡目に7索をツモり、一萬・四萬待ちで先制リーチしました。

 総合ポイント3位の岡田プロにもリーチ・タンヤオ・イーペーコー・赤ドラ1の満貫を狙えるチャンス手が入っていました。

 岡田プロは8巡目に四萬を引き入れ、イーシャンテンです。

 10巡目に四萬をつかみ、東城プロの中筋の5筒を切りました。

 総合ポイント1位の白鳥プロが11巡目に四萬をツモり、ペンチャンの三萬待ちで聴牌。ドラの二萬を2枚持っていますが、慎重に黙聴に構えました。

 白鳥プロは役がないので出あがりできません。

 岡田プロは13巡目に八萬をツモりました。

 少し考えた後にツモ切りました。

 岡田プロは14巡目に続けてまたも八萬をツモりました。今度は切らずに3筒を1枚外しました。

 「お帰り」の牌を残したこの判断が的中します。

 岡田プロは15巡目に五萬をツモって聴牌。カンチャンの七萬待ちでリーチしました。

 岡田プロは17巡目に七萬をツモ。裏ドラが2枚乗り、リーチ・タンヤオ・ツモ・赤ドラ1・裏ドラ2の3000、6000(+1000)です。

 岡田プロの持ち点は37800点となり、この試合のトップ目に立ちました。総合ポイントも33.4で2位の白鳥プロに6.8ポイント差をつけ、3位から1位に浮上しました。

 大事な一局で裏ドラを2枚乗せ、跳満に仕上げるところがおかぴーの勝負強さです。

 その後、岡田プロと白鳥プロの激しい優勝争いとなり、白鳥プロのわずかなリードでオーラスを迎えました。

 南4局で1回戦と2回戦を合わせた総合ポイントは東家・白鳥36.6、南家・岡田34.6、西家・東城-30.8、北家・寿人-40.4。

 2回戦のここまでの持ち点は岡田39000、白鳥29600、寿人28800、東城22600。

 白鳥プロと岡田プロは2.0ポイント差の大接戦です。

 岡田プロは14巡目に絶好のカンチャンでドラの4索を引き入れ、6筒・9筒待ちで聴牌しました。

 岡田プロはピンフ・ドラ1・赤ドラ1の3900点の手。あがれば優勝です。黙聴に構えました。

 この試合の岡田プロは勝負どころでしっかりと手が入りました。

 寿人プロが15巡目に6筒を切って放銃。岡田プロはピンフ・ドラ1・赤ドラ1の3900点で逆転優勝です。

 日本シリーズの結果は①岡田38.5②白鳥36.6③東城-30.8④寿人-44.3。

 おかぴーの勝負強さが光る一戦でした。


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