武勇伝でもない武勇伝を語るやつを分析してみた

俺はヤンキーをしてきた。と誇らしげに昔の自分を語る彼。
思い出は美化されるというが、これは単なる捏造。
彼はグレーな関係の人と仲良くなった、ドラッグを覚えたぐらいで、人に自慢できるような悪事を過去にしていない。
そもそも自慢などできる訳がない。昔の悪事をドヤ顔で語る時点で一般の人とはズレている。
本当にカッコいい人間ならそういった過去は自分から語らない。
自然にオーラが出るか、ここ一番という時に豹変する人が元ヤンではないかと。
元ヤン自体が死語になりつつあるご時世で、30後半にも差し掛かろうという時点でまだ昔の栄光にしがみつき、今も憧れているのはなぜか。

実際にそういったグループにいたことが彼のステータスになっていて、今の自分の現状に満足していないから、しがみついているんだと分析した。
必死に自分はやってきたと鼓舞して、今のうだつの上がらない現状との均衡を保とうとしているんだと思う。
これは地元の人間からすると完全にネタになっていて、お前はパシリだと誰からも怖がられるどころか舐められる。
歳をとった今、薬物をしていたことや犯罪集団にいたことに何の価値があるのか。
そんな話を恥ずかしいと思う自分とは価値観が完全に違っているのはなぜか。
論破したい気分でもあるが、友人関係を壊したくないため適当に相槌を打ってしまっているが、一度ガツンと言ってしまおうかと思う。

過去よりも今どう生きているか。
昔も今もお前は何も変わっていないし、そういった人種に自慢できるような武勇伝は何もない。
バックがいると考える時点で自分の力が無いという証拠。
今となっては自分がバックになる側なのにいつまで言ってるんだと。
誰にも頼られることもないだろうし、何歳までその話を続けるのか。
そもそも悪い=カッコいいが抜けていない時点で大人になれていない。
怖い人と付き合いをしていたという自慢は10代の精神年齢にも思う。

あの頃は確かに不良というものに憧れたし、クローズやIWGPというドラマも腐る程見た。
今は憧れではなく懐かしさになっているし、こんなのに憧れていたのかとも思う。
昔の武勇伝もないのにヤンキーをしてきたで俺らはという彼はややこしいと言われる人と関わりを持ったことがステータスだから根本的に考えがズレているとしか言いようがない。
憧れたからこそ何かしたのかと言われたら、何も出てこないことにお前は気付いていないのか。
全員にアンケート取ってやろうか。

なんてイラッとすることもあるが、相手にするだけムダで相手をしてくれる人がいないから電話にすぐ出てしまう自分にかかってくるのだろう。
付き合いは長く、他のジャンルの話なら全然良いが、最近は転生モノのアニメにもはまっているらしく、やはり現状に満足できていない不平不満が日常からあって、更にアルコールが現実逃避を加速させているのだろう。

この話をしてくる以外の、他愛のない話は面白いと思う彼は道をどこで間違えたのか。
まともな人間として相手をするべきではないから、クズとして過去を美化して借金生活をしながらずっと地方にいてほしい。
お笑い芸人なら確実に良いキャラだろうが、面白いだけの人間は相手にされない。
自己管理能力の欠けている、ズレた友人との長電話で時間を取ってしまった自分の反省として分析と次の対策する行動を考えた。

電話は基本的に消音にして、LINEだけでやり取りをする。
他の友達に笑えるネタとして考えない。
面白くもない笑えない、痛いやつだと刷り込むことで距離を取っていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?