アメリカドル:初心者向けFX用語集

アメリカドル・・・基軸通貨として世界中で取引される。通称としてUSドル、USD、米ドル、アメリカ・ドルなどが使われる。単にドルと言った場合、大抵はアメリカドルを指す。

【アメリカドルの特徴】

アメリカドルは、FXをはじめ、外貨預金や海外旅行などでもっともよく利用されている、流通量(取引量)の多い通貨です。

身近なところ以外では、貿易市場や金融商品の売買、投資を行う時などでも、米ドルで取引されることが多いことから、世界の基軸通貨(キーカレンシー)と呼ばれています。

米ドルは、世界の基軸通貨ですので、FXや株式市場、債券市場などでも、戦争や紛争などの良からぬ事が起きた時は、「とりあえず米ドルや米国の金融商品を持っておけば安心だろう」と、“有事のドル買い”が行われていました。

近年は、イラクへの対テロ戦争や、いまだに世界経済に大きなダメージを残しているリーマンショックの影響もあり、「有事のドル離れ」が起こるようになっています。

【FXとアメリカドル】

初めてFXをする際はまずアメリカドルと円の組み合わせの米ドル/円(USD/JPY)がオススメです。

アメリカドルは、なんといっても為替情報が入手しやすいことが一番の強みです。各FX会社でも、米ドルに関するレポートやニュースは毎日配信されていますし、テレビや新聞などでも、豊富に情報が流れています。

また、アメリカドルは売買の取引量が圧倒的に多いので、一部の人が目的を持って大量に売買しても全体に与える影響が少なく、比較的緩やかな値動きをするので個人投資家にとっても扱いやすい通貨です



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