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セージの耳打ち#251 自分のできること=他人もできること、ではない

イケイケ状態の人間にありがちなのが「自分のできること=他人もできること」と考えてしまう行為です。
その状態になると「自分のようにできない他人」に対してイライラしがちになる。
いい迷惑なのは、そういう奴に近くにいられる人たちです。
「なんでこの程度のことができないんですか!?」と責められたりするんですから、たまったもんじゃありません。

いや、自分にもそんなイケイケ期があったからわかるんです。
仕事が超タイトで常に逼迫していたせいでメンタルがかなり危うかった、というのもあったんですが、とにかくいつも周囲にイラついていた。
でも、生活の落ち着きを取り戻した今ふりかえると、やはりアレは間違いだった。
「自分と他人は長所も短所もちがう」という当たり前のことを、当時の自分に教えてあげたいと思います。

自己弁護するつもりはないんですが、平常心をなくしていた時期であっても、人として越えてはならない一線だけは越えてなかったと思います。
要するに、「相手の仕事のできなさ」を指摘したことはあっても「相手の人格を否定する」ようなことはしなかったはず、という話です。

・・・たぶん、してなかったと思うんだけどなぁ・・・。
うん、そう信じよう。

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